見逃した記事があれば、ぜひご覧下さい(モバイル用のアーカイブ)。
- 未利用魚への取り組みの様子がNHKの番組で放送されました(見逃し配信あり)
- 大学案内パンフレット作成中(山崎研究室にお邪魔しました)
- 三角池の合同調査が行われました
- 奈良准教授による学会参加・発表レポート(日本分子生物学会)
- 【研究室ピックアップ】海洋生態学研究室
- 【石巻市 × 石巻専修大学】陸上養殖、未利用魚の研究が新聞で紹介されました
#記事まとめ でタイトルの一覧を見ることができます。
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金曜の夜に放送されている「東北ココから」で、鈴木准教授の活動の様子が写っていました。
番組で未利用魚・低利用魚として注目されたカナガシラ(金頭) |
「おいしく食べてSDGs 食卓から考える魚の未来」(NHKプラスのページへ)
2月4日(金) まで見逃し配信されています。
登録の必要はありますが簡単ですので、ぜひご覧になってみて下さい。
鈴木准教授が写るのは「産学官が一体となった取り組み」の部分。
日本では獲れても出荷されない魚が100万トンにも及ぶそうです。人気がなく、まとまった量が獲れないとの理由ですが、そういった未利用魚・低利用魚について鈴木准教授は研究しています。
今回は、仙台うみの杜水族館で開催されたナイトイベントで、未利用魚との距離を楽しみながら埋めていくという試みが紹介されていました。
冷凍標本などを展示(大学ホームページより) |
番組に登場する上田勝彦さんは、以前「東北の魚で考える、ブランドとは何か」というタイトルで本学で講演されたことがあります。
そのときの様子はこちら [PDF](大学ホームページより)
【関連ブログ記事】
【大学ホームページ関連記事】
【深海魚紹介シリーズ】
山崎教授と4年生の加藤さん |
現在、次年度用の大学案内を作成中です。
今年度のものはこちら(デジタルパンフレット)
研究室紹介で使う写真を撮りに、山崎研究室にお邪魔しました。山崎研では、バイオエタノールを有効に活用する「触媒」の研究を行っています。
研究室は2号館の1階にあり、色々な機械が置いてあります。学内の方でも研究室内の様子は全く分からないのが普通でしょうか。こういった所で日々、最先端の研究が行われています。
「触媒化学研究室」 |
4年生は就職も決まり、卒業研究を追いこんでやっているようでした。山崎研4年の加藤さんからは
といったお話を聞きました。
とても撮影しやすく、助かりました。ご協力ありがとうございました。
【関連ブログ記事】
来年度(令和4年度)から生物科学科が生まれ変わり、自然科学コースがスタートします!
自然科学コースでは、数学、物理、化学、生物などのサイエンスを幅広く学びます。【生物 × 数学】【生物 × 物理】のような融合分野の研究をすることも可能です。
特に、生物科学以外の自然科学の研究に取り組めることが特色です。たとえば、
という学生の思いを実現することができます。
学生の興味に応じて、海洋生物・動物・植物・微生物など、生物系の専門科目を履修できることも自然科学コースの魅力のひとつです。
皆さん、こんにちは。三角池調査班の八木澤です。
11月13日(日)に、高崎研の所属学生と生物科学科の有志学生による3度目の合同調査が行われました。
三角池調査って何?という方は こちら(三角池調査班の紹介)
今回は、三角池でサンプリングを行い、ヒシの茎または根に形成されたバイオフィルム中に生息する原生生物の観察と同定を行いました。
写真のやり方は実際のサンプリング方法とは異なりますが、試しに泥を集めてみました。この後、10分程おいて、濁りが落ち着くのを待ちます。
濁りが落ち着くのを待つとどうでしょう、沈んだ泥より少し上に白い点があるのがわかりますか?これが三角池に生息する原生生物です。
また、黒い泥の塊のようなものが浮かんでいますよね?これは浮泥(ふでい)という有機物を多く含んだ比重の小さい泥です。浮泥というのは基本的にダムや海底といった比較的深い場所に堆積するものですが、なぜか水深の浅い三角池にも浮泥の堆積が確認されています。
次に、サンプルを実験室に持ち帰り、生物顕微鏡で観察を行いました。
顕微鏡を覗いて見えたものを撮影し、生き物の名前を調べています。
発見された生き物の一部を紹介
ウチワヒゲムシの一種?(中央部、×400) |
クマムシの仲間。バイオフィルム中から確認されました。 |
このクマムシはお腹の中が透けて見えていますね。何を食べているんでしょうか。 |
こちらは甲殻類のノープリウス幼生。ウシガエルのオタマジャクシの腸管から確認されました。 |
ウシガエルのオタマジャクシは様々な原生生物を捕食しているようです。 |
今回の調査では20種類以上の原生生物が確認され、三角池は肉眼で確認できる生物だけでなく、微細な生物の多様性も非常に高いようでした。
次回予告
三角池には外来種であるチュウゴクスジエビの生息が確認されている。
某日本テレビの番組では、駆除した外来種を食べて活用するといった内容を放送している。この番組を真似してチュウゴクスジエビを食ってみようじゃないか。
恐らく、日本においてチュウゴクスジエビを食べたという記事は本ブログが初めてになるだろう。乞うご期待。
【大学ホームページ関連記事】2022年4月追記
![]() |
大学HPより |
共同研究者の一人の相原さん(4年) 自分の名前の入ったポスターを見てニンマリ! |
12月に3日間、パシフィコ横浜で開催された 第44回日本分子生物学会 に参加し、発表をしてきました。
コロナ禍にあり、現地とオンラインのハイブリッド型でした。外国の先生方はオンラインで出席されるなど、国内の学会ですが、ある意味、国際学会に近い様相だったかもしれません。英語のみのセッションも多数ありました。
会場横すぐには、よくテレビに出てくる観覧車 |
会場は専門家の指導のもとコロナ対策には万全が期されていましたが、念のため参加は私(奈良)のみで、学生、院生は参加を見合わせました。
参加できない学生さんたちも ポスターの印刷を見に来ました。 出来上がりが楽しみ! |
一部、相原さんの研究データも使われています。学内で印刷した直後に撮ったものです(残念ながら会場内は写真撮影禁止ですので、会場内の雰囲気を写真でお伝えすることはできません)。
この学会は動物だけでなく、植物や微生物に関する発表もあり、生物好きにはたまらない?学会です。3日間の会期でポスター発表だけで、オンラインを含め1日あたり約800演題ありました。
メイン会場入り口の表示 |
今回は、牡鹿半島で狩猟により捕獲されたニホンジカの角から得られる薬効成分について、発表してきました。
多くの参加者から質問、意見を頂きました。日本全国から集まってきた研究者に石巻の魅力の一端を紹介することができ、大変満足のいくものでした。
【関連ブログ記事】
小さな生命体から、海洋環境が見えてくる
海洋環境とそこに棲む生物たちとの関係を調べています。
海を調べるために、直接海水温などを調べる方法もありますが、生物たちの体に刻まれた環境の痕跡を調べる方法もあります。
沿岸魚メバルの体内に形成される耳石には日輪や年輪が時間を追ってつくられています。その日輪や年輪の成長具合を観察することで、メバルが育った環境の良し悪しを推定することができるのです(佐々木洋教授)。
理工学部長として理工学部リニューアルを説明
動画が見れない場合はこちら(YouTubeへ)
【研究室ピックアップ】
海洋生物・環境 コース
深海魚からクジラまで、海の生き物について実践的に学ぶ
動物・植物 コース
陸上生物の「かたち」と「くらし」をカガクする
微生物・生命分子 コース
微生物からヒトまで、生命現象の謎に迫る
自然科学 コース
サイエンスを幅広く 理科の教員への道をサポート
1月3日の「石巻かほく」で、写真付きで掲載されました。
水産都市・石巻、官民一体で研究 陸上養殖調査や未利用魚種活用へ
(河北新報オンラインニュース)
石巻専修大学は
「 地域に根ざして世界に尖った大学 」
を目指しています。今回紹介していただいた研究は、その特色が表れた教育研究活動の一環となっています。
水産業界が直面する問題を考えるきっかけとしても目を通してみてはいかがでしょうか。
低コスト型陸上養殖の研究(角田教授) 関連科目:海洋脊椎動物学、魚類生理学 |
低利用・未利用魚活用の研究(鈴木准教授) 関連科目:共生と寄生の生物学、海洋生物利用学(新カリキュラム) |
記事内の写真に写っている学生のひとりは、オープンキャンパスのときから角田研究室を希望していました。
入学後も熱心に学業に取り組み、希望通り角田先生のもとで研究に取り組んでいます。好きなことを続けられるのは素晴らしいですね。
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