2021年4月26日月曜日

卒業生が展示に協力

動物生態学研究室を昨年度に卒業した、高橋夢湖さんの卒業研究の内容が、鮎川にある牡鹿半島ビジターセンターで展示されることになりました。
 


内容は、石巻市内の野生動物の交通事故(ロードキル)の現状についてです。
展示に際しては、高橋さんが一年かけて調べた、動物の死体回収地点のマップや季節性についてのデータを提供するとともに、動物生態学研究室所蔵の頭骨標本を提供しました。
 
 

多くの来館者に足を止めていただいて、交通事故の現状を知ってもらうことで、動物にやさしい運転を意識してもらえたら、と思います。





2021年4月23日金曜日

動物生態学研究室でフィールドワーク

年度が替わり、卒業研究がスタートしました。動物生態学研究室ではフィールド調査をメインに研究を進めています。大学の演習林で、調査が始まりました。

ネズミの仲間を捕獲するための小型の箱罠(シャーマントラップ)を組み立てる4年生の伊藤君。

ネズミがうまく捕まりますように…!!


昆虫を捕獲するためのトラップを置く場所を検討中。50mごとに目印をつけます。


演習林を歩いていたら、アナグマのため糞場を見つけました。長細く、土が多く含まれるのが特徴です。
 

こちらはタヌキのため糞場です。糞はアナグマよりも短めで、ぱさぱさしています。
 
演習林の入り口ではタンポポが満開です。春ですね!







捕獲成功!!

苦節半年…、ついにノネズミ(アカネズミ Apodemus speciosus)の捕獲に成功しました!!

昨年10月から、餌の種類や罠の置き場所、設置の仕方などいろいろ工夫していたようです。

よかったね!試行錯誤を続けることで、フィールドワーカーとして成長してゆくのです。

思わずピース。うっすら涙がにじんでいた(かもしれない)


ピーナッツにつられて罠にかかったアカネズミ



日本のノネズミの代表選手です。なかなかかわいいでしょう?

 

外部講師を招いてセミナーを実施

 4/22(木)に、鳥取大学乾燥地研究センターの伊藤健彦特命助教に、学部生向けのセミナーをお願いしました。

内容は、モンゴルにおける野生動物の生息地管理についてです。

伊藤さんが主に研究しているモウコガゼルは、その生態がまだ不明な部分が多く、伊藤さんは20年にわたり、粘り強い研究を進めてこられました。

 

最新機器を使った解析や海外での研究生活の様子に、学生たちは興味津々でした。当日は教員学生含めて20名以上の参加があり、発表後には多くの質問が寄せられていました。

 

コロナ禍のため制限はありますが、今後も学外からゲストをお招きして、野外研究の面白さを本学の学生たちに紹介できる機会を作っていきたいと思います。







2021年4月16日金曜日

フレッシュマンセミナー(Zoom講習会と交流会)

4月15日のフレッシュマンセミナーの時間に、Zoomの講習会を行いました。コロナの感染拡大によって対面での講義が難しくなった場合に備えて、遠隔講義の練習を行いました。

続いて、同級生との親睦を深めるための交流会を行いました。同級生は70人近くいますから、まだ話したことがない仲間がたくさん。お題が書かれたカードゲームでアイスブレイクです。





2021年4月15日木曜日

太田教授、根本教授の研究課題が科研費の基盤研究(C)に採択されました

 

令和3年度の科学研究費助成事業(科研費)に太田教授、根本教授の研究課題が採択されました。

 

 

継続中の科研費 

 

 

※ 科研費は、人文学、社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする競争的資金です。

 

2021年4月9日金曜日

桜が満開!(石巻専修大学は桜の名所なんです)

桜が満開になりました。

大学構内には約500本もの桜があり、とても見ごたえがあります。例年は一般公開されて、保育園のかわいい子どもたちや介護施設の方々などで賑わうのですが、今年は残念ながら中止になりました… 


 
構内の桜について調査・研究をした学生もいます

 
本館
建物のピンクと桜が合っていますね 

 
バス停横の桜はとくに綺麗

 
夜もライトアップされて?とても綺麗です

 
 
奥に見える建物は1号館
生物科学科の教員の研究室や実験室があります 


 
奥に見える建物は学生寮(正しくはユニバーシティハウスと言うらしい)
 

 学生寮の紹介動画(生物科学科の学生が紹介しています)

動画が見れない場合はこちら(YouTubeへ)




石巻専修大学 桜MAP 
(by 生物愛好会&人間学部庄子ゼミ)
 


今年度も継続して「教職セミナー」を実施中です

3年生と4年生が合同で「教職セミナー」を実施しています(正規の授業ではなく、自主ゼミ)。7月に行われる筆記試験に向けて、物理と地学の勉強を中心に最後の追い込みをしています。

 

※ 来年度(令和4年度)から、新コースとして「自然科学コース」がスタート!

自然科学コースの詳細はこちら 

自然科学コースでは、教員免許が取得しやすいカリキュラム構成となっています。物理・化学・生物・地学を基礎から学ぶことができ、「教職セミナー」によって教職への道をサポートしていきます。

さらに、学生の興味に応じて、海洋生物・動物・植物・微生物などについての専門科目を履修できることも魅力のひとつです。


宮城県の教員採用試験では、 

  • 7月上旬に1次試験(専門と教養の筆記試験)
  • 9月上旬に2次試験(集団討議と2回の個人面接)

が行われます。

 

実際の過去問や渡辺先生お手製の問題などで演習を重ねています。

 

今年の1年生の教職希望者に聞いてみたところ、教職セミナーに「1年から参加したい」という学生も!先輩に続いて現役合格を目指しましょう!

 

【教職セミナーで実施している内容】

  • 基礎からしっかり物理の勉強
  • みんなでイチから地学の勉強
  • 学習指導案の作成&模擬授業の実施
  • 個人面接の練習
  • 集団討議の練習
  • 教員採用試験合格者を交えた座談会
  • 教員として採用された卒業生を交えた座談会 

 


 関連ブログ記事

 教員採用試験合格者との座談会を行いました 

 速報!教員採用試験に3名が合格しました! 

 教員採用試験突破に向けて、卒業生が協力!

 

新入生ガイダンスで自己紹介&履修相談

4月5日、6日、8日の3日間で、生物科学科1年生のガイダンスが行われました。海洋生物コース、動物コース、植物コースの先生方による自己紹介から始まり、学生による自己紹介、そして履修相談が行われました。

いよいよ12日から授業がスタートします!

 

 
佐々木先生(海洋生態学研究室)
 
 
 
根本先生(植物系統分類学研究室)
 

いきなりこんな舞台での自己紹介
「知らない知識をどんどん吸収したい」という意気込みも


 
先輩が履修指導に駆けつけてくれました

 

桜が満開の中、入学式を挙行(令和3年度)

4月4日(日)、桜が満開の中、入学式が挙行されました。

今年度の新入生は67名!生物科学科教員一同、新入生の皆さんの活躍を期待しています。

勉強はもちろん、サークルやアルバイトなども楽しみですね。コロナに負けずにキャンパスライフを楽しんでいきましょう!

 

あいにくの雨模様でしたが、桜は満開!
 

今年度は対面で実施することができました
 
 
1年生は緊張した面持ち
 
 

1年遅れの記念撮影(入学式が中止となった新2年生も出席しました) 


YouTubeでライブ配信されました


大学ホームページ関連記事

【フォトギャラリー】令和3年度入学式


仙台放送で取り上げられました。

「石巻専修大学で2年分の合同卒業式」(リンク切れ)



 


2021年4月5日月曜日

「生物科学科標本チーム」の活動を紹介

生物科学科の学生有志による「生物科学科標本チーム」

  • 透明骨格標本
  • DNAストラップ
  • 葉脈標本
  • ハーバリウム
  • 多肉植物

などを、不定期で作成しています。

 

 
カニとエビの透明骨格標本 
中学校の理科の先生になった卒業生の人達が授業で活用してくれたりも!
 

DNAストラップ、ファージストラップ、ATGCストラップ
大学祭では作成体験コーナー(無料)を実施しました。
 
 
 葉脈ストラップ
大学で採取した柊(ヒイラギ)などを使っています。
 
 

 ハーバリウム
大学のアジサイを使ったものはなかなか綺麗。
標本店のシールも作ってみました。
 
 
多肉植物
ビーカーや三角フラスコに入れて育てました。
 

 
大学祭では実験で使う白衣を着て売り子を

 
巨大なDNAバルーン!
たくさん風船を作るのに手が痛くなって大変でした…


 
大学近くの田んぼで調査 



 
 

先輩から教えてもらいながら、協力して作っています。
LINEグループを作って、透明化していく様子を報告していきます。
学科内での上下関係ができるので、講義の情報交換も?



※ 石巻専修大学の大学祭は、石鳳祭(セキホウサイ)と言います