2026年4月20日月曜日

【牡鹿半島ビジターセンター】体験型ワークショップ「ホネからみる動物のくらし」学生主体で開催


2025年11月15日(土)に、鮎川にある牡鹿半島ビジターセンターで、ワークショップ「ホネからみる動物のくらし」を開催しました。

定員を上回る約30名の親子連れが参加。骨格標本愛好会の学生が主体となって、企画・運営から解説までを担う地域連携イベントとなりました。

当初は夏休み企画として8月に開催予定でしたが、台風の影響で延期になっていました。

  

5つのブースで「骨から動物を学ぶ」

参加したのは、骨格標本愛好会の学生10名。

今回は5つのブースに分かれて、子供たちに骨の解説をすることになりました。提供する話題は、愛好会の学生たちが話し合って決めました。

 

鈴木先生に借用した大学名入りのテーブルクロスを広げ、テーブルにかけます。

 

大学から運んだイノシシの全身骨格を置き、ブースの完成です。

 


学生が講師役

 

「石巻って水産業の町というイメージが強いけど、意外と多くの野生動物が暮らしているんだよ」

 
 

保護者のみなさんも私たちの話に興味をもって下さり、説明にも熱が入ります。


 

いろいろな動物の背骨を並べたブースです。「大きさが全く違うけど、全部哺乳類の骨です」



クジラの骨を使いながら進化の話を。「クジラのご先祖様は、陸で暮らしていました。海で生活するようになって、どんなところが変化したか、考えてみよう」


 

大学の裏山(大学演習林)にセットしたセンサーカメラで撮影された動物を紹介しています。

「カモシカが暮らしているんだ!」と驚きの声も上がりました。



牡鹿半島のシカの角は、対岸の金華山のシカの角よりもずっと大きいことが分かっています。それはいったいなぜでしょう。

 

「目が前向きについていると、獲物までの距離を正確に測ることができるんだよ」

ペンを使った簡単な実験で、立体視の効果を説明する横田さん。

 


 

定員を大幅に上回る30名近い親子連れにご参加いただき、サークルの諸君はみな手ごたえを感じていたようです。

本年度、対外的なイベントを3回ほど開催しましたが、回を重ねるごとにプレゼンテーションが上達していくのが分かりました。


学生の声

参加した骨格標本愛好会のメンバーの感想を紹介します(学年は当時)。

修士1年 高橋 尭大 さん

私は今回クジラに関するスライドの作成と解説、写真撮影係を担当しました。発表の際は、目の前にあるクジラの骨格標本を役立てながら解説をするよう工夫しました。そのかいもあり、当日は参加者の皆さんからの反応がよかったです。このイベントは使用する標本から配置のレイアウトまでほとんど全て1, 2年生が決めてくれました。また、イベントの当日は他のメンバーの解説の様子をそばで見ていましたが、わかりやすく話せていたと思います。本当によく頑張っていたと思います。今後このようなイベントを行う機会があっても、彼らに任せることができると確信しました。

高橋さん(左)と、生物科学科OBの佐藤さん(右)
佐藤さんは「キノコ佐藤」としてビジターセンターで活躍中!


2年 今井 千起 さん

子供のペースに合わせて説明をする難しさを改めて感じました。

 

2年 石川 将 さん

小学生へ伝える事の難しさを実感すると共に、動物の骨や自分達の活動について学び直す良い機会になりました。

 

2年 牧 尋人 さん

小学生に骨の魅力を知ってもらったり、知識を深めてもらえてよかった。また、小学生に説明することでよりわかりやすく説明する力が身についたと思う。


2年 鈴木 実侑 さん

私たちが作成したパワーポイントを用いて、小学生の皆さんに骨格標本を使い、動物の生態を説明しました。難しい部分もありましたが、理解しやすいように工夫しながら進めたことで、子どもたちから前向きな反応を得ることができました。今回の経験を今後の資料作成や説明方法に活かしていきたいと考えています。


2年 尾崎 裕介 さん

何度か気をつけていても緊張してしまい、早口になってしまうことがありました。子供が説明の途中で飽きてしまうので、骨を触ってもらうなどの工夫をしました。


1年 阿部 侑樹 さん

今回のワークショップで自分も動物について調べていく中で、私がこれまで想像していた動物の暮らしと違う事が沢山あり、興味深いと感じ私自身も学ぶことがありました。


1年 横田 柊 さん

 実際の骨を前にして、多くの小学生が楽しそうにしていたことが印象に残っています。子どもたちの持つ疑問には、新たな視点や面白い考えがたくさんあり、とても勉強になりました。今回のイベントで経験したこと、学んだことを糧に、これからも骨から学び、そこから得たものを発信していきたいと思います。

 

1年 益子 龍 さん

今回のワークショップに参加したことにより、人に何かを説明するというのは準備などが大変な分興味を持ってくれる子供たちに教えるのはとても楽しかったです。今後もこのようなイベントがあったらぜひ参加したいです。

 

1年 熊谷 爽 さん

子供達が私の話に興味を持って聞いてくれて嬉しかった。動物の骨についてサークルを通してもっと学んでいきたい。


  

「地域に根ざした大学」として、石巻の野生動物のことを私たちが発信することは大きな意義があると思います。

「石巻の動物のことは、石巻専修大に聞こう!」と思っていただける存在になることが、私たちの目標です。

 

 

 

【リンク】 

 

【関連ブログ記事】 

 #学生の声 #サークル #骨格標本

  

2025年6月にイオンモール石巻で開催したワークショップには親子ら約500人が参加

 

 

2026年4月15日水曜日

【石巻専修大学・入学式】生物科学科に90名が入学 新入生「大学生活が楽しみ」


4月4日(土)、石巻専修大学で入学式が行われ、生物科学科に90名の新入生が入学しました。

期待と緊張が入り混じる中、それぞれが新たな一歩を踏み出しました。

大学院には、生命科学専攻(修士)4名、
生命環境科学専攻(博士)2名が進学
 

教員からのメッセージ

式の後には、保護者の皆様も同席し、教員紹介が行われました。

生物科学科には、個性あふれる教員が24名在籍しており、それぞれが研究室を持っています。DNAレベルの生命現象からフィールドワークまで、幅広い分野を対象に研究が行われています。

定員91名を教員数24で割ると約4名。ひとつの研究室で1学年あたり約4名と、手厚い指導を受けることができます(他の大学ではあまり見られない数字)。 

 

コースごとに教員紹介が行われ、研究生物・研究フィールドの紹介や新入生へのメッセージが送られました。

海洋生物・環境コース 7名
「自然の謎はたくさんあります。皆さんと謎解きを。」

動物・植物コース 6名
「研究の沼にはまってください」
 

微生物・生命分子コース 5名
「大学の先生は話好きだから、
気軽に研究室に遊びに来てください」

自然科学コース 6名
化学・物理・数学の研究室があることも
生物科学科の特色のひとつです

学生に近い存在のスタッフ 

博士課程に進学する小田さん、大見川さん(ともに海洋ベントス学研究室)は、非常勤助手として大学のスタッフに採用されました。

また、成田さん(動物生態学研究室の卒業生)も助手として学生のサポートにあたります。 

左から小田さん、大見川さん、成田さん
 

小田さんは「管理している水槽が1号館にあるのでぜひ」と呼びかけ、大見川さんは「等脚類の知識を共有したくてたまらない」と新入生に声をかけていました。

学生と年齢の近いスタッフがいることは、本学科の大きな強みです。授業や実験・実習など、さまざまな場面で関わる機会がありますので、ぜひ積極的に声をかけてみてください。

 

 

 

 

充実したキャンパスライフに向けて

サークル勧誘が活発に行われ、
新入生を歓迎する雰囲気に包まれていました
 
生物科学科の1年生のうち、女子学生は25名(約4人に1人)
近年、その割合が少しずつ増えています

 

入学前に行われたオンラインスクーリングでは「大学生活が楽しみ!」「夢に向かって頑張っていきたい」「色々なことに挑戦したい」といった声が聞かれました。

これからの大学生活では、学びとの出会い・人との出会いが大きな成長につながります。それぞれの目標に向かって挑戦を続けていくことを期待しています。

ぜひ充実したキャンパスライフを送ってください。困ったことがあれば、いつでも相談を。

 

 

【関連ブログ記事】

 

2026年4月10日金曜日

ポスター発表会を体験してみよう! ヤマトスピオの地理的遺伝構造(甲地由樹さん)

 

2月に行われた「卒業研究ポスター発表会」では、学生・教員に加え、多くのご家族や卒業生も来場し、会場は終始にぎやかな雰囲気に包まれました。

そこで、ポスター賞を受賞した学生4名に協力してもらい、発表の様子を動画に収めました。

 


今回紹介するのは、甲地由樹さん。タイトルは「見た目は1種  本当は何種? ~汽水性多毛類ヤマトスピオの地理的遺伝構造の把握~」です。 

 

学部4年次での学会発表
ブログで感想を書いてくれました

甲地さんは本学の大学院に進学して、ベントス研究を続けます。

「研究内容をさらに深めていけるよう、これまで以上に学びを重ねるとともに、さまざまな視点から物事を捉えられるよう努めたいと考えています」 と語っています。 

海洋生物・環境コース
海洋ベントス学研究室
(阿部博和准教授)
 

高校生や在学生の皆さん、ぜひ動画をとおしてポスター発表会の雰囲気を体験してみてください。

ベントス研 X より

 



 

【大学ホームページ関連記事】 

 

【関連ブログ記事】

#卒業研究 #海洋生物・環境コース #海洋ベントス学研究室

2026年4月6日月曜日

3年連続「就職率100%」を達成! 生物科学科の主な就職先・資格取得状況を紹介

 

生物科学科では、3年連続「就職率100%」を達成しました! 

中学理科の教員採用試験では過去最多の「6名」が合格するなど、着実に成果を上げています。

卒業研究ポスター発表会にて

 

2025年度卒業生 主な就職先

生物科学の学びを活かして、公務員・教員・環境調査・水産・農畜産・食品関連など、幅広い分野に進みます。
 

公務員
埼玉県警本部、北上市役所

教員
中学校理科7名(宮城県3名、山形県・秋田県・岩手県・青森県 各1名) 

環境調査
東北緑化環境保全大東環境科学

水産・農畜産・林業
岩手ふるさと農業協同組合(JA岩手ふるさと)、田村森林組合、小岩井農牧(小岩井農場)アーク(館ヶ森アーク牧場)、仙台水産茨城水産魚力(魚屋)宮城十條林産(林業)NIWAYA(造園)

食品関連
UHA味覚糖(製菓)日本食研ホールディングス(たれ類)アキタフーズ(鶏卵)東日本フーズヤマサコショウ(水産加工)

その他
阿部長商店(水産・観光)シー・アイ・シー(害虫駆除)BREXA Advan(理系人材の育成・派遣)WDBエウレカ(バイオ研究職派遣)

大学院進学
石巻専修大学大学院・生命科学専攻4名 



資格取得状況

2割程度の学生が教員免許を取得。自然再生士補は今回の卒業生から取得できるようになった資格で、約4割の学生が取得しました(関連記事)。 

  • 中学校教諭一種免許状  11名
  • 高等学校教諭一種免許状 11名
  • 自然再生士補      24名
  • 学芸員         12名
  • 食品衛生管理者、食品衛生監視員(任用資格) 25名 

 

 

  

【リンク】

 

【関連ブログ記事:卒業生の活躍】 #卒業生

 

2026年4月2日木曜日

卒業おめでとう! 生物科学科62名・大学院8名がそれぞれの道へ


3月20日(金)、石巻専修大学の卒業式(学位記授与式)が行われました。

学部卒業生は幼少期に震災を経験し、高校から大学にかけてのコロナ禍を乗り越えてきた世代です。ご卒業、誠におめでとうございます。

学部卒業生62名は
生物科学科4コース体制の第1期生
 

大学院修士課程の修了生は8名(1名欠席)
研究に打ち込んだ達成感が感じられますね!
 

式のあとは、各学科に分かれて


保護者の方々に見守られる中、
主任の栁教授からひとりひとりに学位記が手渡されました


皆さん晴れやかな表情です

学士(理学)の学位
かっこいいですね!

4年間がんばりました!

卒業後は、就職や大学院進学など、それぞれの道へ
ここで学んだことをぜひ活かしてください

  

 

アットホームで、にぎやかな学科です
 
研究室ごとの記念撮影


サークルの後輩が駆けつけてのお祝いも

 

 

同窓会・育友会共催の「卒業を祝う会」
(石巻グランドホテルにて)
 

大学院生は2名が博士課程に進学
独自の研究を突き詰めていきます

 
あちこちで歓談の輪が広がっていました

 

卒業、修了、本当におめでとうございます!

「心のふるさと石巻」に、いつでも遊びに来てください

 

 

【大学ホームページ関連記事:卒業研究発表会】

学生によるコメントも掲載(一例):物事を深く考える力を身につけることができたと感じています。生物科学科で仲の良い友達や良い学習環境に恵まれて本当に良かったです。

 

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