2024年4月26日金曜日

トヤケ森山ハイキング

 4/18(木)に、フレッシュマンセミナーAの時間を使って大学の裏山(トヤケ森山)へハイキングに行きました。



教室でのガイダンスの後、ぞろぞろと歩いて登山口へ向かいます。

「山」といっても標高は約170m。ちょっとしたハイキングにはもってこいです。

入学式からまだ半月ですが、はやくも仲良しグループができているようで、楽しそうに談笑する姿があちこちで見られました。
 


 
八合目です。ここからは、急な坂(といっても数十メートルですが)を上ります。
 



 
山頂です!!天気が良ければ市街地が一望できる!
 

…はずだったんですが、この日は黄砂が飛んでいて、視界はいまいち。うーん、残念。


それも、学生たちは景色を写真に撮ったり友達とおしゃべりしたり、思い思いに楽しんでいたようです。久々の運動で、いい汗かけましたか?
 












頂上でニオイタチツボスミレ(左)を見つけました
途中で見かけたのはタチツボスミレ(右)が
多かったので、棲み分けしてるのかもしれません

ニオイタチツボスミレの甘い匂い、わかる?


八合目で記念写真を撮りました。
これから4年間、同級生みんなで楽しくやっていきましょう!




帰りはゆっくりと花を見ながら下山です

紅いサクラはオオヤマザクラ

今年はもうホタルカズラが咲いてしました

シロバナエンレイソウはまだ咲き始め
もう少しするときれいに開きそうです

マムシグサ(左)とウラシマソウ(右)
どちらもテンナンショウ属の近縁種で
株が大きくなると雄から雌に性転換します


あ、アオダイショウもいました!
春になって活動を開始したようです。


タンポポの黄色の花の塊(花序)を包んでいる
緑色の苞の外側が反り返ってるのがセイヨウタンポポ、
反り返ってないのがニホンタンポポ。

これはニホンタンポポですね。




【関連ブログ記事】 #在学生


2024年4月22日月曜日

新入生の自己紹介を行いました 「新しいことに挑戦したい」「周りの人を笑顔にできる理科の先生を目指したい」

 

オリエンテーションの最終日(4/5)に、学科の時間を使って「学生自己紹介」を行いました。91名という大所帯ですので、ひとり1分でも約90分かかります。

そのときの様子と、出身地やコースごとの人数などの学生情報もお伝えします。

 

 

 

学生自己紹介 4年間よろしくお願いします!

 

大きな教室でマイクを使っての自己紹介
さすがに緊張しますね

事前に、オンラインで
「自己紹介メモ」に記入してもらいました

学科教員の学生指導用、そして突然の自己紹介で
学生の頭が真っ白になるのを避けるためのものです

自己紹介のあとは、写真撮影
(教員向けの学生名簿として利用)


「新しいことに挑戦したい」「英検準1級を目指したい」「周りの人を笑顔にできる理科の先生を目指したい」「人見知りなので、話しかけて」「勉強苦手なので、教えて下さい!」など、さまざまな声が聞かれました。

一発ギャグを披露した勇者もいました(昨年度もいました)。

学生の趣味もさまざま。

マンガ・アニメ・ゲーム・イラスト・ 読書・音楽・ピアノ・カラオケ・ラップ・写真・古着・釣り・旅行・料理・筋トレ・スポーツ観戦 etc…

生物科学科らしく、ダイビング・水族館巡り・昆虫採集・アクアリウムといった趣味がある学生もいました。

 

「バレーボールサークルに入りたいので、一緒に見学に行きませんか?」「ライブ、一緒に行きませんか?」というお誘いもあり、交流の輪が広がりそうです。

 

 

気が合う(気が合いそうな)人は見つかったでしょうか。

今後、フレッシュマンセミナーの時間を使って、(自然観察を兼ねた)ハイキング、友達作りワーク、そしてレクリエーションが行われる予定です。そこでも話せる友人が見つかると思います。

 

最後に、そういった企画のサポートをお願いする「クラス委員」も決めました。よろしくお願いします。

6名のクラス委員

 

 

学生情報 こんな「仲間」がいます
 

男女の人数は?

男女比は7:2程度でした。理系の中では、比較的女子学生が多めです。

  • 男子 70名
  • 女子 21名


県外出身者が約7割

出身地(出身高校所在地)ついては、宮城についで隣県の福島、岩手が多め。 

そして、今年の特徴は県外出身者の多さ! 例年は県外出身者は半数ちょっとなのですが、今年の1年生は約7割!

東北地方以外にも、東京、千葉、群馬、栃木などの関東地方や、愛知、静岡などの東海地方からのも入学者もいます。

出身が多様だと、それだけでも吸収できることが多そうですね。

  • 宮城県 27名
  • 福島県 13名
  • 岩手県 11名
  • 青森県  8名
  • 山形県  8名
  • 秋田県  4名
  • 茨城県  4名
  • 埼玉県  4名
  • 新潟県  3名
  • 群馬県  1名
  • 栃木県  1名
  • 東京都  1名
  • 千葉県  1名
  • 静岡県  1名
  • 愛知県  1名
  • 北海道  1名
  • 大卒認定 1名

 

それぞれのコースは何人?

海洋のコースに半数弱の学生がいます。ついで、自然科学コースが少し多めです(教員志望が比較的多めかも?)。

 

  • 海洋生物・環境コース  41名
  • 動物・植物コース    17名
  • 微生物・生命分子コース 13名
  • 自然科学コース     20名

コースは2年進級時に変更可能です。 

 


合格者向けに作成したチラシ


石巻専修大学は、すぐ近くに山・川・海があり、フィールドに恵まれています。三陸沖は世界三大漁場のひとつでもあります。

自己紹介で、「ネコの島」として有名な「田代島に行ってみたい」という学生もいました。石巻には、金華山という「サル・シカの島」もあります(実習やフィールド調査で行くチャンスも)。

ぜひ色々なところに足を運んで、石巻の魅力を見つけてみて下さい。

 

 

 

【関連ブログ記事】

履修相談

2024年4月16日火曜日

学内で形成された菌輪、ニホンザルの食物の元素分析ほか 研究紀要が公開されました

 

石巻専修大学研究紀要の第35号が公開されました。紀要は本学の研究成果を集録した論文集です。

学内の芝生上に菌輪を形成した
ハラタケ属キノコ

菌輪(きんりん)は、英語では
フェアリーリング、妖精の輪と呼ばれます


紀要に掲載されている、学科教員による論文は以下の通り。

紀要は大学図書館のページで公開中(第35号をご覧下さい)

 

  • JRR-3利用による野生ニホンザル(Macaca fuscata)の食物中の元素分析(福島 美智子・辻 大和)
  • ISU 構内の芝生に菌輪を形成したキノコの特徴(宮嵜 厚・菊田 千晴)
  • 寒天と魚皮からなる生分解フィルムの調整(鈴木 英勝・黒川 大地)
  • 生物学教育用の全身骨格標本の作製法(辻 大和・高橋 尭大・猿渡 あさひ・伊藤 友仁・鈴木 聡)

 

 

【関連ブログ記事】

#菌類発生生理学研究室 #動物生態学研究室 #地域水産利用学研究室

学生有志が骨格標本を作製

2024年4月9日火曜日

「大事なのは大学で何をするか」 春の陽気の中、入学式が行われました

 

 

生物科学科91名、3年次編入生1名、大学院生命科学専攻6名が入学

4月4日(木)に、令和6年度(2024年度)の入学式が行われました。

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。 生物科学科の仲間として歓迎します。


理工学部 生物科学科の定員は91名、大学院理工学研究科 生命科学専攻の定員は5名。どちらも定員以上の入学者数になりました。

 

石巻専修大学は平成元年に開学し、35周年を迎えています。

学部は理工学部・経営学部・人間学部の3つから構成されていて、今年の学部新入生は281名。だいたい3人に1人が生物科学科の学生ということになります。


専修大学総長からの祝辞
「どこに入れたかではなく、大学で何をしたか」
「自分が何をやりたいかで道が開ける」

5年ぶりの通常開催
多くのご家族の姿が見られました

大学院生命科学専攻の
小田さん(ベントス研)が堂々と宣誓


看板での写真撮影に列ができました




式のあとは、学科に分かれての「教員紹介」

学科主任の栁先生の挨拶のあとに、コースごとに教員紹介を行いました。


少し緊張した面持ち


生物科学科には4つのコースがあります。コースごとに取るべき科目が決まっているものの、興味に応じでどの分野の科目でも履修できることが魅力です。

各教員は研究内容を少し紹介したり、部長をしているサークルの話をしたり、学生へメッセージを送ったり、ざっくばらんな教員紹介となりました。

コース名の下は、主な研究対象・研究内容です。


#海洋生物・環境コース
(1名欠席)
魚類、プランクトン、ベントス、深海魚、二枚貝
新たに加わった久米学 准教授(魚類生態学研究室)



#動物・植物コース

ゾウリムシ、細胞、サル、シカ
シロイヌナズナ、ハギ、樹木


#微生物・生命分子コース

ヒト、ヒゲカビ、粘菌


#自然科学コース
(1名欠席)
有機化学、無機化学、物理化学
ソフトマター物理、数理生物学、数理科学


学生のサポートを行う助手の平田さん


教員には、気軽に話しかけてみて下さい

大学の先生というと近づきにくいイメージを持っている方もいるかもしれませんが、生物科学科は特にフレンドリーで個性的な教員が集まっていると思います。

学長祝辞の中で「学生第一主義」という言葉が出てきました。生物科学科では、個性あふれる教員一同で学生をサポートしていきます。

気になる先生がいたら、遠慮なく話しかけてみましょう。規模が大きくない大学だからこそ、学生と教員の距離がとても近いところも本学の特徴です。

 

なお、前期のフレッシュマンセミナーAの時間に全教員が研究紹介を行います。そこでより詳しい話を聞くことができます。 研究室一覧はこちら



ブログは週1~2回程度更新予定
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おまけ 本学科の教員の中に、アカデミー賞俳優が?!

「ゴジラ -1.0」が日本の作品として初めて視覚効果賞を受賞しましたが、実は…本学科の教員で出演していた人物がいます(本当)。

その話を知らなくても気づいたという学生がいるくらい大きく映っています。今度ご覧になるときは、本学科の「ムービースター」をぜひ探してみて下さい。




サークル勧誘も行われました


恒例のビラ配り
「○○愛好会です!お願いしまーす!」

気温は20℃近くあったものの、
少し風が強くなりました(石巻特有)

本学には、文化系17、体育系19のサークルがあります
(コロナ禍で少し減ったので、復活に期待)

ロボット研究会は、ある競技大会で国内優勝し、
世界大会で「Second Prize」を受賞 したことのある強豪



 

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