2026年9月18日金曜日

春休み中に「地学の勉強会」 学生が教え合いながら教員採用試験対策

2月から3月にかけての春休み期間中に、教員採用試験に向けた「地学の勉強会」を実施しました。

全6週にわたって、3・4限の時間帯に開催。2~4年生まで、約10名が参加しました。

 

この勉強会の特徴は、学生が問題を準備して、学生同士で教え合うスタイルです。

地学の知識を身につけるだけでなく、「どう説明すれば分かりやすいか」「どの問題を取り上げるべきか」といった、教員を目指す学生ならではの学びにもつながりました。

一般的に、高校では「地学基礎」は4人に1人しか学んでおらす、「地学」は履修率たったの1%程度。教員採用試験では、物理・化学・生物・地学、すべてから出題されます。

 

 

学生同士で、互いに教え合う 

勉強会は『ひとりで学べる地学』をテキストとして使用しました。基本的な流れは次の通りです。

  1. 各自がテキストを自習する
  2. 重要な問題や、教員採用試験に出そうな問題を選ぶ
  3. 当日、参加者に問題を出題する
  4. 参加者が(テキストを調べながら)問題を解く 
  5. 問題を準備した学生が解説する
  6. 準備しておいた解答を配布する
  7. 次の人にバトンタッチ 

このように、自分で調べ、解答をまとめ、人に分かりやすく伝えるという演習を繰り返しました。 

「問題を作る→解説する」を
学生自身が行うのが、この勉強会のポイント
 

 

 「教える側」になることで、学びが深まる

参加した学生からは、次のような声が聞かれました。

「どんな例えがあると面白い、
分かりやすい授業になるのかを考えることで、
教員になった際にも役立ちそうだと感じた」 
 

「模範解答を作成する過程も
復習としてとても有用だった」
 

「問題を解くだけでなく、
教え方に着目した勉強ができるのがすごく良いと思った」
  


一人ではなく、仲間と学ぶ

学年を超えた交流も生まれ、一緒に学ぶことで、勉強を続けるモチベーションにもつながったようです。

「他の学年の人と関わることができ、アドバイス等も聞けて良かった」
「情報交換もできたので良かった」

「他の人が用意した問題を解くことにより、
自分では今まで解いてこなかった傾向の問題などを
豊富に解くことができ、
一人で勉強するより知識が深まった」

「長期休みはどうしても怠けて
勉強を自主的にすることがあまりできないので、
みんなと楽しく学習できて、
勉強する習慣を途絶えさせないという面で良かった」


「自分の現段階のレベルを知り、
何が足りていないかが分かった」


今回の勉強会では、教員採用試験対策に加えて、授業を準備する力や相手に伝える力を実践的に身につける機会となりました。

生物科学科では、このような自主ゼミを取り入れながら、4年間をとおした独自の教員採用試験対策を行っています。

 

 

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#自然科学コース  

 

 

2026年9月14日月曜日

石鳳祭で科学を楽しもう!「わくわくサイエンス探検」を開催します(10/10・10/11)

 

10月10日(土)11日(日)に、石巻専修大学の大学祭「石鳳祭(せきほうさい)」が開催されます。

生物科学科の学生・教員有志による企画として「わくわくサイエンス探検」を開催!子供から大人まで楽しめる、すべて無料の科学イベントです。

 


 

会場には「海・川・山の生き物エリア」「DNA・微生物エリア」の2つのエリアを用意。科学の不思議を楽しめる、さまざまな体験型のブースを準備しています。

ミニサイエンスショーやDNAストラップ作成などのワークショップも実施します。その他、生物愛好会骨格標本愛好会海洋ベントス学研究室動物生態学研究室 の出展もあります(リンクはInstagram)。

 

目で見て、手で触って、科学の世界を探検してみませんか? ぜひ石鳳祭に遊びに来てください!


  

 

イベント内容

かわいいウーパールーパーが見れるかも?


本学が世界一!ヒゲカビの不思議

見たことある? クラゲの赤ちゃん

それぞれのブースで専門家が解説を行います


今年もやります! 毎年好評のDNAストラップ
流行りの「めじるしチャーム」にもできます
暗闇で光る蓄光ビーズも選べます


こちらも好評! 無料ガチャ
サバだしラーメンが当たるかも?

サバだしラーメンは本学の教員が開発
今では石巻の名物になっています


学生による出店も楽しみのひとつ


昨年度の様子はこちら!

 


 

10月11日()には、算数・科学イベントも開催!

  • 算数トライアスロン(午前) 体を動かしながら算数パズルに挑戦!
  • 「科学のたね」教室(午後) 地球の科学:石巻の地質を知ろう

どちらのイベントも、教員を目指す学生がサポートします。

 




画像を開いてご覧ください



学生にとって「地域」は大きな学びの場です。

石巻専修大学・生物科学科では、地域のフィールドでの学び、地域との交流を通じた学びを大切にしています。

「わくわくサイエンス探検」参加教員:太田尚志、玉置仁、鈴木英勝、阿部博和、久米学、渡邊一仁、奈良英利、辻大和、宮嵜厚、栁明、渡辺正芳

 

こうしたイベントをとおして、今後も科学の楽しさを地域の皆さまにお届けしていきます。


 

【リンク】

 

 



2026年9月11日金曜日

1年生が花山で植物観察!「自然の見方が変わった」

 

5月23日(土)、生物科学科1年生にとって最初の実習となる「野外生物実習・植物編」が栗原市の花山で行われました。

学生たちは、教科書や写真だけでは分からない植物の姿を五感を使って観察。教員や先輩学生の解説を聞きながら、植物と環境との関わりを学びました。

 

「野外生物実習」は海洋生物、動物、植物の計3回あり、1年生全員がすべてに参加。フィールドで実際に生物や環境に触れることで、実践的に生物科学について学びます。

  • 5月23日(土) 植物編
  • 6月 6日(土) 動物編
  • 6月20日(土) 海洋生物編

 

バス3台で花山へ! 

朝7:00出発
(大学から直通、石巻駅経由、小牛田駅経由)


バス1台は早く着いたので、ラジオ体操をしてみました
体で覚えているものですね

注意事項を確認して、出発!
教員・サポート学生は熊鈴を付けます

 

五感を使って、植物と周りの環境を観察

ゆるやかな坂を登りながら、学生たちは自由に自然を観察します。入学して2カ月程度ですので、学生同士や教員との親交も深めながら山を登ります。

依田教授(植物生理生態学)
 

特徴的な植物が見つかり次第、専門家による解説が始まります(担当教員は、依田、根本、宮嵜、中川、武藤、渡辺)。教員だけではなく、研究室の先輩学生も知識を披露してくれました。

1年生は、ただ山を登るだけでは気づかない話をたくさん聞くことができたようです。

根本教授(植物系統分類学)


学生は何を感じた? 植物観察からの気付き

実習を終えた学生たちからは、次のような声が聞かれました(写真とコメントが対応するとは限りません)。

「どのような名前の植物なのか、
どのような特徴を持っているのかを
調べながら進むことはとても楽しかった」

「普段何気なく見ている植物でも
詳しく観察して調べることで
新しい発見が得られることを実感した」


「似たような見た目でも細かく観察すると
複葉か単葉か、互生か対生かなど
特徴が大きく異なることを学びました」

「教科書や検索だけでは見えない
本来の植物の生き方を間近で見ることができた」

 

「ただ山を歩くだけでなく、
地形と植物の関係に注目しながら観察したことで
自然の見方が大きく変わった」

 

「なぜその形になったのかに興味が湧き、
より植物を知りたいと思えるいい機会になった」


「植物の葉の色の僅かな差であったり、
茎の断面の形であったり、植物ひとつ取っても
様々な特徴の違いがあり、とても面白かった」


ヤマフジにぶら下がってみる!
童心に帰ったような体験も


ギンリョウソウは毎年大人気!

とても綺麗で神秘的

光合成を行わない腐生植物

 

何やら「秘密道具」も登場 

「秘密道具」で葉の表面を観察
普段は見えない植物の特徴を確かめました

 

こちらも「秘密道具」

高い所にある植物を採取できます

 

頂上付近で休憩タイム 

仲間との距離もグッと近づいたようです

お昼を食べて、リラックス!

休憩後は、沢に沿って下るコースと
やや難関の?コースに分かれて下山します
 


学生は何を感じた? 今後の学びへ


「川のせせらぎを聞きながら植物のことについて
仲間と共に理解を深められた」

「葉や幹の形だけではなく、
植物の匂いや色、大きさなどの
写真や資料だけでは分からない
特徴を知ることができました」

「中学高校の知識を振り返ることで
自分なりに植物について
改めて考えるきっかけにもなりました」


「高い所と低い所、水が多い所と少ない所のように、
場所によって植生が大きく変わることを学んだ」


「友達や先生方・先輩方と、見つけた植物を共有しあったり、
教えていただいたりしながら活動できたことが印象に残った」

「今後も身近な自然に目を向け、
観察する姿勢を大切にしていきたい」

「みんな優しく、一緒に山を登れて
さらに仲間意識が高まったと思います」
「最高の実習でした」

花山での実習をとおして、1年生は植物そのものだけではなく、地形や環境との関係にも目を向けるようになりました。

身近な自然を、自分の目で観察し、考える。「自然の見方が変わった」という声は、生物科学をフィールドで学ぶことの面白さを表しています。これから始まる4年間の学びにつながる、実りある実習となりました。 

 

 

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#学生の声#実験・実習