自然科学コース1年の服部陽菜、大坂知央、毛内友哉です。
私たちは2月13日~16日の4日間、石巻市立渡波中学校で学校インターンシップに参加してきました。
学校インターンシップとは?
教員になるための実践的な技術を身に付ける教育実習とは違い、学校現場を体験し、教員の仕事を知ることで、学校という職場について理解を深めていく機会です。
参加したきっかけ
私たちが所属している理工学部では、中学校と高校の理科の教員免許が取得可能なのですが、学校インターンシップの制度がありません。しかし、他大学の教育学部の友人の多くは学校インターンシップ制度を利用し、現場での経験を積んでいることを知りました。
私たちも自身の学びの場を広げるためにも、自主的に中学校にお願いをし、参加させて頂けることになりました。
石巻市立渡波(わたのは)中学校 2017年に完成した新校舎 |
4日間を通して
今回のインターンシップの目的は、学校における活動の全般について知ることでした。そのため、メインは授業見学で、理科だけでなく様々なクラスの授業を見て回り、授業の雰囲気作りや進め方、生徒との関わり方などを学びました。
許可を頂いて撮影 |
また、放課後にはお忙しいなか先生方から直接、教員として大切なことや大変なこと、やりがいなどを教えて頂き、それにより自分たちが思い描いていた教員という仕事と実際のギャップも感じました。
生徒の皆さんには給食に呼んで頂いたり、体育や技術の授業で一緒に活動したりしたことで、少ない期間ではありましたが、たくさんコミュニケーションを取ることができました。
インターンシップを振り返って
服部 陽菜(宮城県出身)
たくさんの実りが得られた一方で、教育現場の現実も同時に学ぶことができた4日間でした。そんな中でも、先生方は口を揃えて教員は楽しいと仰っていました。
私もそんな教員の魅力や教員になったからこそ得られるやりがいというものを見つけられるようになりたいと思いました。
大坂 知央(宮城県出身)
中学校の時とは別の立場で、新たな刺激をもらうことができました。生徒を第一に考える先生になるため、生徒と対等な人間であり先輩だということを認識できました。両方の考えに納得しながら、中学校の振り返りができる良い機会になりました。
今回の機会を踏まえて、教科の知識はもちろん、対話力やIT能力などを養うために必要な勉強も頑張りたいと思います。
毛内 友哉(青森県出身)
辛いこと、大変なことも多い職業だと再認識することになりましたが、その分、教員にしかない達成感、やりがいがあることを沢山教えていただきました。
より一層教員になりたいと思うことができました。今回学んだことはこれからの大学生活に活かしていきたいと思います。おわりに
職場としての学校を客観的に見ることで、授業運営以外の膨大な量の事務処理や地域連携など多岐に渡る教員の仕事を知ることができました。
また、どんな教員になりたいのか、教育実習ではどんなスキルが必要でそれまでに何を準備しておくべきかなど具体的なイメージを持つことができました。
最後に、今回お忙しいなか私たちを受け入れてくださった渡波中学校の校長先生、教頭先生はじめ多くの先生方、そして生徒の皆さん、貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
最終日には花束を頂きました |
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