宮城県の中学理科1名と岩手県の中学理科1名の計2名が合格しました。おめでとうございます!
「ああだったね、こうだったね」と 受験当日の様子や試験勉強の思い出話を 上村朋範君(左)と阿部文哉君(右) |
ふたりから合格コメントが届きました。
阿部 文哉 君
この度、中学理科で宮城県教員採用試験に合格することができました。
教職セミナーや人間学部での対策講座では、集団討議の練習や面接練習など、1人ではできない練習ができて非常にありがたかったです。
面接練習の様子 2次選考に向けて特訓! 今年も卒業生が応援に駆けつけてくれました |
指導いただいた先生方や、1次2次の試験対策を共にした教職セミナーの仲間、2次試験対策に協力してくださった先輩方や後輩にはとても感謝しています。
関わってくださった方々に感謝し、自身の成長を続けながらこれからの大学生活を過ごしていきたいと思います。
上村 朋範 君
岩手県の教員採用試験(中学理科)に合格することができました。
今回の結果は早め早めに理工学部や人間学部の先生方にご指導していただいたおかげだと思っています。特に、教職教養では教育法規等をあまり知らなかったため、大変勉強になりました。
また、教職セミナーで努力し続けられたのも、同じく教師を目指してセミナーに参加していた同期や後輩の皆さんのおかげだと思っています。
様々な情報を交換をしたり、問題を出し合ったりすることでお互いが切磋琢磨し合い、落ち着いて本番に臨むことができました。ありがとうございました。
理科実験セミナーでの様子(人間教育学科ブログ) 第1回理科実験セミナーを実施 |
後輩の皆さんに伝えたいことは、早め早めの行動を大切にすることです。
早めに採用試験の問題に取り組んだり、あまり知らないような教職教養の指導をお願いしたりなど、今からできることは多いです。合格に向かって頑張ってください。
改めまして、ご指導いただいた理工学部の先生方、人間学部の先生方には大変感謝しております。本当にありがとうございました。
おわりに(合格実績について)
教員採用試験対策の自主ゼミである「教職セミナー」を始めて4年。
受験者は多くありませんが、高い合格率を出していると思います。
生物科学科独自に、模擬授業を練習 |
岩手県の中学理科を受験する学生が出たのは今年が初めて。1名受験の1名合格 です。
岩手県の倍率は中学全体で3.1倍。1次では教科等専門、教職専門、そして論文があり、理科は物理・化学・生物・地学のそれぞれで比較的高いレベルの問題を解く必要があります。2次では面接3回のほか、観察・実験に関する実技もあります。
卒業生が2次対策に協力 手前が卒業生の菅原さん(中学校教諭) |
宮城県は、1次は基本中心の問題で、2次は面接2回と集団討議となっています。宮城県の中学理科で見てみると、教職セミナー開始4年で 7名受験、6名合格 。合格率は 86% となっています。
宮城県の中学理科での合格実績
- 令和6年度 1名受験、1名合格 (1次受験者 29名 →2次受験者 27名 → 名簿登録者 24名)
- 令和5年度 2名受験、2名合格 (1次受験者 30名 →2次受験者 26名 → 名簿登録者 20名)
- 令和4年度 受験者なし (1次受験者 38名 →2次受験者 35名 → 名簿登録者 26名)
- 令和3年度 4名受験、3名合格 (1次受験者 36名 →2次受験者 32名 → 名簿登録者23名)
これからは卒業研究が本格化 阿部君は二枚貝生理学研究室(高橋教授) 上村君は菌類発生生理学研究室(宮嵜教授) |
【大学ホームページ関連記事】 12月25日追記
- 【保育士・教員養成センター】採用試験合格を学長に報告 -保育士・教員合わせて過去最多の17名が合格- 阿部文哉さんのコメントが掲載「これからも学び続けたいと思います」
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