中学校で理科を教えている、卒業生の菅原さんが大学に遊びに来てくれました。
石巻管内の小中の先生が一堂に会す「石巻教育研究会」の帰りということでした。
「授業はどう?」「楽しくやってる?」など話を聞いているうちに、「私で良ければ協力しますよ!」とブログネタを提供してもらいました。
教師3年目となった菅原さんですが、実際にどのような1日を送っているのでしょうか?
平均的な1日の流れをまとめてくれました。
- 6:30 起床
- 7:45 出勤 保護者の方からの欠席連絡に対応
- 8:15~ 生徒は読書タイム その間に、検温カードや自主学習をチェック(10分)
- 8:25~ 朝の会 健康観察、今日の予定についての確認(10分)
- 8:35~ 回収物のチェック 学校に来ていない生徒の家庭に連絡(10分)
- 8:45~ 1時間目の授業
- 9:45~ 2時間目の授業
- 10:45~ 3時間目の授業
- 11:45~ 4時間目の授業
- 12:35~ 給食 教室で生徒と一緒に(30分)
- 13:05~ 昼休み 教室で雑務をしながら生徒を見守る(30分)
- 13:35~ 5時間目の授業
- 14:35~ 6時間目の授業
この時期の授業内容としては、1年生:生物(観察やスケッチ、顕微鏡の使い方)、2年生:化学(元素記号、化学反応式)、3年生:化学(イオン、酸・アルカリ)です。
(菅原さん提供) |
有志の学生で作った #骨格標本 や透明骨格標本などを生徒に見せて活用しているとのこと。動物生態学研究室で得られた知識が活きていますね。
学生時代の実験で撮った写真なども生徒に見せたりしているそうです。
- 15:25~ 掃除(15分)
- 15:40~ 帰りの会 明日の予定などを連絡(10分)
- 15:50~ 部活動指導(約2時間 ※冬場は約1時間) 女子バスケットボール部
- 18:00~ 出席簿の記入、学級日誌や生徒からの回収物のチェック、欠席・早退した生徒の保護者に連絡、教材研究 etc
- 19:00 退勤(遅くて20:00)
菅原さん、先生になって良かったことは?
生徒と「喜怒哀楽を共有」できることです。授業中や日常での生徒とのコミュニケーションが楽しく、自分の学生時代を思い出して懐かしくも感じています。
文化祭でのひとコマ (菅原さん提供) |
大学で学んだ知識を存分に活かすことができるのも良かったことのひとつです。日々、教えることが楽しいです!
菅原さん、ありがとうございました。
全国的に教職志願者が減ってきていて、その影響が出ている昨今。
実は世間の状況とは逆行して?本学の生物科学科では、理科の先生になりたいという入学者が増えています。菅原さんを含めた卒業生の活躍も大きく影響しているかと思います。本学への多大な協力、感謝します。
集団討議の練習を在学生と一緒に |
石巻専修大学は「地域に根ざして、世界に尖った大学」を目指しています。理科の教員を輩出することで、地域の理科教育の下支えに貢献していきます。
教員を目指す後輩のために毎年協力してくれています。
菅原さんは動物生態学研究室の卒業生。ニホンザルについての卒業研究が論文になっています。
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