研究室一覧


3年次後期から研究室に所属

コースに関係なく、24研究室から選択できます(成績等を考慮して決定)。

海・陸の生き物とその周りの環境から、微生物やDNAなどミクロな世界まで、多彩な分野について研究することができます。 

 

単純計算で、1研究室1学年あたり「約5人」 

少人数で、専門的な研究にじっくり取り組めます。定員130名 / 研究室24 = 5.4(2027年度入学者~)

 


 

 

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海洋生物系

海洋浮遊生物学研究室
太田 尚志 教授  博士(農学)
クラゲや貝毒原因藻の大量発生・消滅のしくみを解き明かす 

プランクトンは水中を浮かび漂う小さな生命体。装飾品のように美しい形をした種も多くいます。

プランクトンは、食物連鎖を通じてすべての海の生命を支え、地球環境の形成にも大きな役割を果たしています。中には、環境、食糧、エネルギー問題の解決に役立つことが期待されている種もいます。

私たちは、プランクトンの働きを調べることで様々な海域の生態系のしくみを解明し、人類社会への有効利用法を探る研究をしています。

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二枚貝生理学研究室
高橋 計介 教授  博士(農学)
感染、ストレス、多くの障害から二枚貝が生き残るしくみを探る

水産物を持続可能な資源として維持・活用するためには、漁獲だけではなく「魚介類を作り育てて利用する」増養殖の取り組みが不可欠です。

石巻市が位置する東北地方南三陸沿岸はマガキ、ホタテガイなどの二枚貝養殖が盛んです。

感染症や環境ストレスから体を守るしくみ、貝類の活力を引き出すしくみを学び、増養殖を進化させることに結びつける取り組みを考えます。

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沿岸環境生態工学研究室
玉置 仁 教授  博士(工学)
海と川の環境保全と潜水による自然環境調査

海の中には、陸の森のような『藻場』と呼ばれる多くの生き物が暮らす自然があります。宮城の藻場では、タイ、メバル、カレイ等の魚を見ることができます。

しかし、これらの藻場が減っており、環境問題になっていることを知っていますか?

海に潜って藻場と環境を調べて、どうすれば藻場を保全・再生させることができるかを研究しています。また、絶滅危惧種の保護や人工干潟の生態系調査にも取組んでいます。

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海洋ベントス学研究室
阿部 博和 准教授  博士(農学)
分類、生態、進化学―不思議だらけのベントスの世界を覗く

ベントスとは、日本語で底生生物、水底に暮らす生き物たちを指す言葉です。

海洋の底生生態系には、陸域や淡水域では見ることができない生物が生息し、地球上で最も生物多様性の広がりを感じることのできる場所でもあります。

本研究室では、干潟や磯などの潮間帯や浅海域を主なフィールドとして、分類学・生態学・進化生物学・水産学や環境・生物多様性保全の観点から、身近な海洋ベントスの調査・研究を行っています。 

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探究ストーリー:宮城・石巻の海をフィールドに 多様な生き物と向き合う(外部サイト) 

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「ベントス」って何?
准教授の調査に同行 海の変化に気づくヒント

魚類生態学研究室
久米 学 准教授  博士(水産科学)
川と海を行き来する魚の生態研究から森川里海の繋がりを解明する

何故、生物はこれ程までに多くの種類が存在し、共存できるのでしょうか?

この謎を解き明かすべく、海と川を行き来する淡水魚である通し回遊魚の生活史や生態特性を研究しています。

彼らは、生活史の中で一時的に河川を利用します。そのため、一時的に多種との共存関係が生じます。また、彼らは海⇔河川の両方向での物質輸送にも貢献しています。これらの生態学的意義の解明を目指しています。

近年、通し回遊魚は河川横断構造物によって移動を制限されるため、彼らの生息場所が劣化・消失しつつあります。これらの改善に資する研究にも取り組んでいます。

研究室ホームページ 

ニホンウナギ調査の取材記事 (外部サイト)

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動物・植物系

動物生態学研究室
辻 大和 教授  博士(農学)
野生動物の基礎調査を保護管理に活かす

私たちの研究室では、サル・シカといった野生哺乳類を研究対象にフィールドワークを行い、生きものたちの「つながり」を調べています。

基礎研究にとどまらず、得られた成果を野生動物の保護管理に活用することも目指しています。

石巻専修大学はキャンパスに隣接した演習林を持ち、大学周辺には魅力的な調査地が多くあります。動物たちの暮らしや森での役割の解明に、みなさんも取り組んでみませんか?

研究室:  HP  Instagram

探究ストーリー:石巻の島から考える、「サルと生き物」の関係性(外部サイト)

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【密着】動物との共存のため…サルを研究し23年!
険しい道のりの調査へ同行
宮城・石巻市の離島・金華山

動物機能組織学研究室
奈良 英利 教授  博士(農学)
哺乳類の体の動きを組織的、分子生物学的視点から探る

脊椎動物が体を動かす時、必ず筋肉の収縮という現象が伴います。しかし、果たして筋肉は体を動かすだけが仕事なのでしょうか?

近年、収縮することで筋肉から様々な体に良い物質が作られることがわかってきました。それらの物質と免疫系の関係について、形態的、分子生物学的視点から、培養細胞やモデル動物を用いて、私達の健康維持に繋がることを期待して研究を進めています。 

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植物系統分類学研究室
根本 智行 教授  理学博士
植物の多様性を探求する

マメ科やヤナギ科の植物を主な研究対象としています。

野外で研究材料を探索・採取するところから研究はスタートします。入手した材料を用いて、光学顕微鏡や電子顕微鏡による形や構造の比較、遺伝子の塩基配列の比較を行い、種の新しい特徴や系統関係、形や構造の進化を解明しています。

また、宮城県を中心に、シダ、裸子、被子植物全般の押し葉標本植物を採集し分布調査も行っています。 

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樹木生理生態学研究室
依田 清胤 教授  博士(理学)
街路樹の中の水の流れを追う

専門分野は植物生理生態学、植物形態・解剖学。街路樹や森林など、もっぱら野外に生育する樹木を研究対象としています。

現在の研究テーマは二つ。「樹木はなぜ10メートルの高さを超えて水を吸い上げることができるのか?」と「砂漠の極乾燥地で樹木はどのように生き延びているのか?」。

ただじっと立っているような樹木が見せる、驚くほど生き生きとした営みに触れることができれば、胸が躍ることまちがいありません。

植物発生遺伝学研究室
中川 繭 准教授  博士(理学)
植物のかたちはどうやって決まるのか

モデル植物のシロイヌナズナや高山植物のミヤマオダマキを使って、植物が種としての形を保ちつつ、環境に応じて姿を変える仕組みについて研究しています。

遺伝子が壊れて大きさや枝のつき方が変わったり、光への反応で形を大きく変える様子を解析することで、環境に柔軟に対応する植物のしなやかな戦略に迫ります。

最終目標は遺伝子と光を使って、植物の新しいかたちを作ることです。

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微生物・生命分子系

分子発生学研究室
阿部 知顕 教授  理学博士 
細胞性粘菌の運動や増殖・細胞分化のしくみを探る  

細胞性粘菌は単細胞アメーバが集まることで多細胞体になり、ひとつの生物個体のように行動することができる生物です。 

「なぜ多細胞化することは生存戦略上、有利であるのか」という進化の基本的な疑問の答えを探そうと、この生物を使って研究しています。 

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ゲノム構造解析研究室
柴田 清孝 教授  博士(医学)
新規に開発された抗炎症剤の作用機序の解明 

ゲノム構造研究によって細胞の機能を解明します。

DNA研究が進むことによって、DNAの塩基配列が「生命の設計図」ではなく、ゲノム構造に「真の設計図」が隠されていることがわかってきました。

ゲノム構造を研究することによって、細胞の新たな機能を解明します。

 

菌類発生生理学研究室
宮嵜 厚 教授  理学博士
ヒゲカビの発生に関する研究で only one をめざそう!

カビは酵母やキノコと同じ仲間でまとめて(真)菌類と呼びますが、髪の毛のように長く成長するヒゲカビに着目しています。

このカビが示す発生(無性生殖・有性生殖)は環境刺激(光・重力・温度など)によく応答する点、また、このカビでは種々の変異株が得られている点、さらに、このカビは進化の初期に分岐したタイプなので菌類進化における初期の状況を知れる可能性をもつ点からモデル生物の1つと捉えられ魅力的な研究材料です。

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細胞生物学研究室
栁 明 教授  理学博士
ゾウリムシの性と生殖過程の謎を探る

多くの生物と同じようにゾウリムシには性があり、有性生殖(接合)をして子孫をつくります。

ゾウリムシの性や接合過程には生物学的に面白い問題が含まれています。この問題を解決するために、ゾウリムシの性と接合について、進化的側面も踏まえて研究しています。

他方で、理科や生物の教科書に取り上げられているゾウリムシなどの生物を使って教材研究に取り組みたいと考えています。 

 

生物資源系

地域水産利用学研究室
鈴木 英勝 教授  博士(理学)
地域に眠る「珍しい者・嫌われ者・目立たない物」に焦点を当てる  

石巻では他の地域にはない深海魚を含む低・未利用魚がたくさん水揚げされています。

これらの生物の栄養学的知見や成長・繁殖のための知見の収集を行い、加工品・サプリメント・生物分解シートなどへの有効利用に繋げています。

また、低・未利用魚にはまだ知られていない寄生生物が付着していることがあります。

このような変わった生き物を研究することで、生物と人間が共存できる方法を考えています。 

探究ストーリー:未利用魚・深海魚・鯨の有効活用を研究し、地域を元気に(外部サイト)

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"深海魚"から薬の成分がとれる!? 
秘められた可能性とは?

漁業生産システム学研究室
渡邊 一仁 准教授  博士(水産科学)
水産資源と産業・なりわいの持続可能性を探究する

地球環境問題に対する意識が高まる中で、水産業の分野においても「環境負荷」という新しい視点から産業のあり方を捉えなおす試みが始まっております。

当研究室では、水産物の生産から消費までに発生する環境負荷を「見える化」して、生産水準を維持しながら環境負荷を削減する方法を研究します。

活動の舞台は実験室からフィールドまで。未来の食卓、未来の漁業。水産生物の特性を学び、水産資源と産業・なりわいの持続可能性を共に探究しましょう。

探究ストーリー:石巻の海から考える 水産資源と環境のこれから(外部サイト)

昆虫行動学研究室
藤原 愛弓 講師  博士(農学)
ミツバチや養蜂を通じて地域の多様な生物、自然との関わりを覗く

ミツバチは蜂蜜、蜜蝋等の生産物をはじめ、受粉による結実等、様々な「自然の恵み」をもたらしてくれる昆虫です。

特に在来種のニホンミツバチは、植物をはじめ、地域の多様な生物と関わりがあり、その行動や生態もとても興味深いです。調査や研究で得られた成果は、大学周辺の自然環境を活かした養蜂にも還元していき、養蜂による地域への貢献も目指していきます。

五感を使って、ミツバチや地域の自然を学んでみませんか?

研究室:Instagram

探究ストーリー:ミツバチたちとともに歩み、見えてきたこと(外部サイト) 

微生物資源学研究室
武藤 清明 特任講師  博士(農学)
微生物を「育てる」研究

普段の暮らしの中で「微生物を育てる」という発想はあまり馴染みがないかもしれません。しかし、微生物学では培養こそが研究のスタート地点であり、実は社会実装される際のゴールでもあります。

例えば、まだ世界に知られていない新種の細菌に名前をつけるためには、まず培養株を確立しなければなりません。そして、有用な物質を生産する微生物をみつけて効率よく培養することができれば産業利用へとつながります。

当研究室では、「育てる」という視点から微生物にアプローチし、新しい培養方法の開発や分離株の探索、培養株の育種や培養法の改良などに取り組んでいます。農耕や牧畜のように、微生物を「育てる」ことで社会を豊かにする研究を目指しています。

 

化学・物理・数理系 

電気化学研究室
指方 研二 教授  博士(工学)
ナノメートルレベルで溶解・析出過程を探る

電気化学は主に電極・溶液界面での電子移動にともなう反応過程を研究する学問分野で、電池、太陽光発電、バイオセンサー、めっきなど日常生活とも深く関わっています。

当研究室では原子レベルで平坦な表面を用いて、金属原子が1原子層レベルで溶解したり析出する様子や、表面の原子配列が電気化学反応に及ぼす影響などを詳しく調べています。

 

触媒化学研究室
山崎 達也 教授  工学博士
触媒でバイオエタノールを有効活用
バイオエタノールを有効に活用するための触媒の研究を進めています。

バイオエタノールは石油資源を補完する有力な再生可能資源ですが、不純物が多く含まれているため、現在のところそれを十分に活用できているとは言えません。

私たちの研究室では、純度の低いバイオエタノールを、水素やプラスチックの原料など、役に立つ物質に直接変換することのできる触媒を開発するため研究を行っています。 

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分子認識化学研究室
鳴海 史高 准教授  博士(工学)
光学異性体の分離・分析をめざした新たな化合物の開発

分子はいろいろな形や大きさをもっていて、それぞれの性質も様々です。私たちの生活に役立つものもあれば有害なものもあります。

そんな様々な分子の中から、形や大きさを区別して、特定の分子だけをつかまえることができれば、必要な成分を取りだして利用したり、有害成分を取り除いたりすることが可能になります。

研究室では、そのような特定の分子だけをつかまえる化合物を開発し、新しい分離・分析法への応用を試みています。 

ソフトマター物理学研究室
前田 敏輝 教授  工学博士
生き物を形づくるゲルやコロイドの物理学

ソフトマター(soft matter)とは文字通り「やわらかい物質」を意味します。

私たちの体を形づくる生体物質も、多くはゲルやコロイドという構造を持つソフトマターです。

これらの物質の機能性とそのメカニズムを解明するため、粘弾性の測定やレーザー光を用いた光散乱の実験を行っています。 

数理科学研究室
阿部 正典 准教授  理学博士
数式の持つ論理性から自然現象を解明する

ミクロの世界、特に原子核について理論物理学の手法を用いた研究を行っています。

学生に対する教育面では、数学やコンピュータを使う統計学的なデータの解析方法や環境科学に関連する物理学的な問題を扱っています。

最近は、原子や原子核といったミクロな世界と星や宇宙における天文学的な現象とのかかわりに強い関心を持っています。

数理生物学研究室
渡辺 正芳 准教授  博士(理学)
数理のメガネで生物の不思議に迫る

「なぜクモは頭を下にしてエサをまちぶせるのか」「なぜサケの卵はタラの卵より大きいのか」――生物の不思議を、数学を使って解き明かしてみませんか?

大学での勉強は、知識を身に付けるだけではありません。勉強→発表→議論の流れを繰り返し、最終的に卒業論文にまとめることをとおして、社会で必要となる「考える力」や「伝える力」を養っていきます。

また、教育プログラム「算数トライアスロン」を活かして、公益財団法人日本数学検定協会との共同研究にも取り組んでいます。教職をめざす学生の学びもサポートもしています(#教員採用試験)。 

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卒業後の進路



生物科学科の主な進路 

🐟 水族館

📚 中学・高校理科教員

📋 公務員

🌎 環境調査

🌱 食品・農林・水産

🧬 医薬・バイオ

🔬 大学院