注意 この記事は昨年度の実習のものです。
都合により公開できずにいました。皆さんに見ていただきたいので、しばらくの間、最新情報として公開します。
6月15日(土)、16日(日)に3年次の植物学実習が実施されました。
泊まりがけの実習に、動物・植物コースの学生だけでなく微生物・生命分子コースや自然科学コースの学生も参加して、お天気に恵まれた楽しい実習となりました。
1日目は蔵王山、2日目は二口渓谷で高山植物や植物の生態の観察を行いました。
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左が普通のハクサンチドリ(Dactylorhiza aristata) 右が白花のハクサンチドリ 変異体を見つけると中川先生のテンションが上がります |
ミネズオウ(Loiseleuria procumbens) |
まだサクラが咲いていました |
山形側に少し降りると御田の神湿原があります |
今年はワタスゲが満開でした |
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チングルマ(Sieversia pentapetala) |
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ヒナザクラ(Primula nipponica) 学名のとおり日本だけで見られる サクラソウです |
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みんな大好きモウセンゴケ(Drosera rotundifolia) 実は種子植物でコケではありません |
ワタスゲ(Eriophorum vaginatum)は 別名スズメノケヤリと言います |
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池の奥の方にクロサンショウウオの卵らしきものを発見! |
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夜はバーベキュー 焚き火はテンションが上がりますね |
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明日も山歩きです 飲み過ぎないように気をつけて |
2日目・二口渓谷
橋を渡り河原から渓畔林に入ります |
樹皮に残る水の跡と ツルアジサイを観察 |
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フジの蔓は巻きつく相手を絞め殺すほど丈夫です 人がぶら下がってもびくともしません (でも気をつけて) |
林冠ギャップから光が降り注ぎます |
「明るーい! まぶしいっ!!!」 |
「(樹の下) 暗ーい!!!」 林冠ギャップの影響を実感したようです |
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ウリノキ(Alangium platanifolium)は 渓畔林の特徴的な木の一つです |
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4枚の葉の上に4枚の緑の萼片の花が咲く ツクバネソウ(Paris tetraphylla) |
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3枚の葉に3枚の萼片の花(もう果実ですが)の エンレイソウ(Trillium smallii) 学名のTrilliumは「3のユリ」を意味します |
やっとお昼ご飯!!! |
それを見送る人達 |
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ブナの木にクマの爪痕らしきものを発見 気をつけて帰りましょう |
クリの花は雌雄同株です 白い穂状の雄花とイガ状の雌花(赤丸) |
2日間、お天気に大変恵まれた良い実習でした。