2年次後期には、パソコンスキルやプレゼンスキルを身に付けるための「基礎演習」があります。4つのコースに分かれて実施しています。
3年次前期の「バイオサイエンスコミュニケーション」や3年次後期からの研究室での活動につながります。
教職チームの様子を紹介(前半は模擬授業)
自然科学コースでは、学生3~5名のグループに分かれて、少人数で実施しています(指方班、山崎班、前田班、渡辺班)。
渡辺班には、教員を目指す5名の学生が集まりました(大野さん、伊藤さん、藤川さん、松坂さん、武藤さん)。和気あいあいと取り組んでいます。
前半で模擬授業を行いましたので、今回はその様子をお伝えします。
模擬授業は「中等教科教育法(理科)」という教職科目でも行いますが、実践経験を増やすべくコース独自に実施しています。
また、2次選考で模擬授業が課される自治体を受験予定の学生がいましたので、その練習にもなったと思います。
まずは物理・化学・生物・地学の担当範囲を決めて、各自で授業案を練ってきます。
結果として、酸化還元反応、神経系、太陽系、シダ植物・コケ植物、古生代のトピックスに決まりました。
次に、2週を使って全員で授業内容を検討します。
面白い例はないか?見せ物は何が適切か?身近な例はないか?など導入を考えたり、ワークシートが適切か?グループワークを取り入れるべきか?など、授業の進行についても意見を出し合いました。
本番は「20分授業+20分反省会」
それでは、どんな模擬授業が行われたのか、雰囲気を見ていただきましょう。
それぞれの模擬授業後には、授業内容/話し方/板書・パワポ・配布資料について相互評価もしてもらいました。
コメントはTeamsのチャットですべて共有し、次に活かしてもらいます。
おまけ ファージストラップ作成でアイスブレイク
学生からの希望もあり、最初にファージストラップ作成を行いました。大学祭の出展準備で材料が揃っていたため、その練習も兼ねて実施(大学祭の様子はこちら)。
将来、教材として使えるかもしれません。材料は簡単に用意できますので、ぜひマネしてください。
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| 自然科学コースカラーのファージストラップ |
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| ペンケースに付けてくれている学生も |
- 話すスピード、板書、説明など色々と課題は山積みですが、早いうちに自分の苦手な所を見つけることができたので、改善してもっと良い授業になるよう工夫していきたいと思いました。また、お互いに意見を出し合い、自分では気づかなかった点に気づくことができ、とても良い経験になりました。
- 授業の準備で、生徒がどんな反応をするか、どうしたら分かりやすいかを考えるのが楽しかったです。 実際に授業してみると、予想通りにいかなかったり、板書の仕方や進め方に改善すべきポイントがあり、もっと良くできると感じました。自分の目指す授業にできるように努力していきたいと思います。
- 周りよりも早い段階で模擬授業に取り組めて良かったです。みんなからの指摘により、自分の強みや弱みが分かりました。得られたことをこれから活かしていきたいと思います。
- とても良い経験になりました。他の人の授業を見て吸収できることもあったし、自分の授業を見てもらって改善点も見つけることができました。発表前にみんなで話し合うことができたのも良かったと思います。
- 模擬授業のあとすぐに検討するのが良かったです。いきなり授業に入るのではなく、最初にファージストラップ作りをして他の人と話すという時間があったので、模擬授業では緊張したけど楽しく授業することができました。
日程(前半のみ)
- 9月24日 自然科学コース全体ガイダンス、班決め
- 10月 1日 模擬授業担当決め、ファージストラップ作成
- 8日 授業内容の検討
- 15日 授業内容の検討
- 22日 最終確認・再検討、発表1
- 29日 発表2、発表3
- 11月 5日 発表4、発表5
「自然科学基礎演習」の後半では、集団討議(グループディスカッション)の練習を始めました。
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| 自身の経験を交えながらの討議 数をこなして慣れていきましょう! |
教職チームの基礎演習では、教職で役立ちそうなら何でもやってみよう精神で行っています。
今年度は課外授業として、12月14日(日)に震災遺構「門脇小学校」の見学を計画しています(解説ガイド付)。
学生には、石巻にある大学だからできる学び・体験をたくさんしてほしいと思っています。
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