2025年12月8日月曜日

「牡鹿鯨フェア2025」に地域水産利用学研究室が出展 生物資源の有効活用の取り組みを紹介

 

11月2日(日)、ホエールタウンおしかにて「捕鯨のまち鮎川発!! 鯨づくしの牡鹿鯨フェア2025」が開催されました。

地域水産利用学研究室(鈴木英勝教授)は、鯨のプロテイン味噌汁や鯨のスイーツを紹介しました。鯨という生物資源を科学的に評価し、有効活用すべく取り組んでいます。

研究室の学生が来場者の方に解説
左から千葉さん、岡さん、鈴木教授
 

当日は、現在進行中の卒業研究の内容も紹介しました。鯨を利用した、フィルムやブロック資材を見ていただきました。

フィルムはツチクジラの皮から採集したゼラチンを、ブロック資材はミンククジラ・ツチクジラの赤身を利用しました。作成方法により、どのように強度や耐水性が変わるのかなどを調べています。

左がフィルム、右がブロック資材
 
ミンククジラをスイーツに加工
左から、クジラキッシュ、クジラカステラ、クジラ金華餅
協力:菓子工房美松(青森県)


鯨の頭骨や脊椎骨、椎間板、肋骨も展示しました
コビレゴンドウ(ハクジラの一種)


参加した学生のコメント 千葉広大さん(3年)

イベントでクジラを食べたり、骨を展示したり、クジラについて触れる貴重な機会となった。また、ガチャ景品のモツゴの骨格標本やアニサキスのストラップを紹介する中で、自分自身の理解もより深まり、多くのことを学ぶことができた。

恒例のガチャガチャ



【リンク】

 

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#地域水産利用学研究室 #海洋環境・生物コース

      

メディア出演

日テレ系の「ウミコイ:今海に出来ること」(バックナンバー)に、鈴木教授が出演しました(11月7日)。ナビゲーターは桝太一さん。

2分程度の動画です。学生も少し写っています。ぜひご覧ください。