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2026年8月18日火曜日

捨てられる魚を新たな資源に 学生が宮城の食イベントで研究紹介

 

6月18日(木)、仙台市で開催された「第7回 食のみやぎ応援団 新商品発表会」に、地域水産利用学研究室(鈴木英勝教授)が出展しました。

今回のイベントのテーマは「宮城の食文化の継承」と「社会課題への挑戦」です。

ブースでは未利用魚・低利用魚を活用した食品や素材を紹介し、研究室で開発した「カナガシラのプロテイン味噌汁」の試飲も実施。来場者や企業関係者と活発な意見交換を行いました。

「カナガシラのプロテイン味噌汁」を試飲していただきました
 
カナガシラから作製した
プラスチックシートやブロック資材も展示

 

参加学生のコメント 千葉広大さん

普段あまり注目されない魚にも活用の可能性があることを伝えることができ、有意義な経験となりました。

会場では地元食材であるホヤを利用したハンバーガーやコロッケなど、宮城ならではの魅力的な食品が数多く紹介されており、今回のイベントをとおして宮城の食材の魅力が全国へ広がってほしいと感じました。 





khb東日本放送のニュースで紹介されました



 

生物の可能性を、社会へ。 

2027年4月、生物科学科に「生物資源コース」が誕生します。

生物資源コースでは、今回紹介した未利用魚の活用をはじめ、海洋生物・昆虫・植物・微生物などを「社会に活かす」方法を学びます。


 

【リンク】

 

 

【関連ブログ記事】 

#地域×大学 #学生の声

#地域水産利用学研究室 #海洋生物・環境コース #生物資源コース

 

2025年12月8日月曜日

「牡鹿鯨フェア2025」に地域水産利用学研究室が出展 生物資源の有効活用の取り組みを紹介

 

11月2日(日)、ホエールタウンおしかにて「捕鯨のまち鮎川発!! 鯨づくしの牡鹿鯨フェア2025」が開催されました。

地域水産利用学研究室(鈴木英勝教授)は、鯨のプロテイン味噌汁や鯨のスイーツを紹介しました。鯨という生物資源を科学的に評価し、有効活用すべく取り組んでいます。

研究室の学生が来場者の方に解説
左から千葉さん、岡さん、鈴木教授
 

当日は、現在進行中の卒業研究の内容も紹介しました。鯨を利用した、フィルムやブロック資材を見ていただきました。

フィルムはツチクジラの皮から採集したゼラチンを、ブロック資材はミンククジラ・ツチクジラの赤身を利用しました。作成方法により、どのように強度や耐水性が変わるのかなどを調べています。

左がフィルム、右がブロック資材
 
ミンククジラをスイーツに加工
左から、クジラキッシュ、クジラカステラ、クジラ金華餅
協力:菓子工房美松(青森県)


鯨の頭骨や脊椎骨、椎間板、肋骨も展示しました
コビレゴンドウ(ハクジラの一種)


参加した学生のコメント 千葉広大さん(3年)

イベントでクジラを食べたり、骨を展示したり、クジラについて触れる貴重な機会となった。また、ガチャ景品のモツゴの骨格標本やアニサキスのストラップを紹介する中で、自分自身の理解もより深まり、多くのことを学ぶことができた。

恒例のガチャガチャ



【リンク】

 

【関連ブログ記事】 

#地域水産利用学研究室 #海洋生物・環境コース

      

メディア出演

日テレ系の「ウミコイ:今海に出来ること」(バックナンバー)に、鈴木教授が出演しました(11月7日)。ナビゲーターは桝太一さん。

2分程度の動画です。学生も少し写っています。ぜひご覧ください。



2025年8月27日水曜日

日本数学検定協会との連携協力協定を締結しました 算数教育の分野では全国初

 

7月25日(金)、本学にて「石巻専修大学と公益財団法人日本数学検定協会との連携協力に関する協定締結式」が行われました。

阿部知顕学長、高田忍理事長

体を動かしながらパズルなどの問題を解く「算数トライアスロン」をとおして、地域の学力向上・教育力向上を目指していきます。

日本数学検定協会(学習数学研究所)および生物科学科・人間教育学科による共同研究もスタートしています。

  


高田理事長・阿部学長によるあいさつ

日本数学検定協会の高田理事長は、震災後の活動により算数トライアスロンが開発されたことを述べられ、ここ石巻とのつながりを感じました。

また、日本数学検定協会と本学とのつながりで点と点が線で結ばれ、昨年度の算数トライアスロンの実施で面になり、そして連携協定を通じて立体となるといった、算数の言葉を使った言い回しでの説明もありました。今後、さまざまな立体ができあがることを期待しています。

 

阿部学長からは「連携協力を通じて、算数・数学に興味・関心をもって、楽しく取り組む子どもたちを増やし、それによって地域の子どもたちの学力の底上げを進めていきたい」という言葉がありました。


あいさつの内容は日本数学検定協会のページに掲載されています。合わせてご覧ください。



協定書に署名


連携協力 4つの柱

  • 算数・数学力向上を目的とした共同研究の推進
  • 知的資源および人的資源を介した交流の推進
  • 企業、団体等との連携によるパートナーシップの構築
  • 共同研究や活動の成果を地域社会に還元するための情報発信 

 

イベントとしての算数トライアスロンの実施だけではなく、市内の研究協力校(稲井、渡波、向陽、湊)の日々の学習活動に取り入れることで、児童の関心・意欲を高めていくことを目指しています。分析結果は学校に還元して、授業改善の支援についても取り組みます。

また、教員を目指す学生がコーチャーとして学習支援を継続的に行っていくことで、学生の指導経験を豊かにすることも狙いです。

大学を会場として幅広い世代の方々を対象に、算数検定、数学検定を実施予定です。

情報発信面では、三陸河北新報社が発行する「石巻かほく」に、算数トライアスロンの問題を月1で掲載する方向で話が進んでいます。家族で算数に楽しむ機会を提供し、生涯学習の振興も目指します。

追記:「石巻かほく」に算数パズルを掲載中 家族で一緒に楽しみながら算数を(12月25日)


 

【協定締結式の出席者】 

公益財団法人 日本数学検定協会 

  • 高田 忍 様 理事長 兼 学習数学研究所所長
  • 上林 航 様 学習数学研究所 上席研究員 

石巻専修大学

  • 阿部 知顕 学長 
  • 人間教育学科 奥山 勉 特任教授(算数教育研究室)
  • 人間教育学科 横江 信一 特任教授(学級経営研究室)
  • 生物科学科  渡辺 正芳 准教授(#数理生物学研究室)

 

各種メディアからの取材・質疑応答もありました

 

 【リンク】


 

【関連ブログ記事】 

#地域×大学 #学生の声 #教員採用試験 #自然科学コース

   

 

 

 

算数トライアスロンの「これまで」と「これから」

石巻市教育委員会の協力も得ながら、これまでに4回実施してきました。大学が主体となっての実施は全国初です。

大学祭(石鳳祭、せきほうさい)に合わせて、10月にも実施予定です。

体を動かしながら問題にチャレンジ!
普段と違う問題、違う環境で算数に親しみを
 

  • 2025年7月1日(火) 石巻市稲井小学校で実施(2年生)
保護者参観日での実施
教員を目指している学生がサポート
(伊藤、菊地、葛西、千葉、鎌田、小林)
1年生も協力してくれました

 

  • 2025年7月4日(金) 石巻市立渡波小学校で実施(2年生)

人間教育学科と協力して実施
生物科学科:小林、鎌田、葛西、松井、木村
人間教育学科:小松、中澤、二瓶、壹岐
 
親子で一緒に勉強する機会に

保護者の方からは
「家庭でもゲーム感覚でやってみようと思います」
「一緒に考えるきっかけとなり良かったです」
といった声が聞かれました

 保護者の声

  • 算数トライアスロンは少し難しい問題もヒントをもらったり、お友達と相談しながら何度も挑戦する姿が見られて良かったです。普段だとあきらめてしまう問題でもゲーム感覚で楽しみながら取り組めているように感じました。
  • 動きを取り入れることで少し難しいと思うようなこともイベント的に楽しむことができたようですごく良い取り組みでした。
  • みなさんの声がけや熱心に教えて下さる姿も素敵でしたし、何より息子が帰宅するとすぐに算数のドリルに取り組みましたので、学びたいという気持ちにさせていただき、ありがとうございました。
  • 親子で1日5分でも算数に触れ合う時間が取れたらいいなぁと思いました。学生さんたち、とっても良い先生になりそうですね。娘が算数に苦手意識を持たないよう、私もサポートしていけたらなと思いました。
  • 夢中になって取り組んでいる姿が見られてとても嬉しく思いました。楽しく学ぶことが一番吸収されるんだと感じました。ぜひこれからも楽しく学べる方法を教えてほしいと思います。   
参加学生の声

  • 今回算数トライアスロンに参加させていただいて、子供の解けた時の笑顔や諦めずに問題を解く姿はとても嬉しいなと感じました。将来、先生を目指すうえでも、今回のように「算数って楽しい!」「できた!」と感じられる経験はとても大切だと実感しました。この体験を、今後の教育実習や学びにも活かしていきたいと思います。 
  • 諦めず自力で解こうとする姿、積極的に質問してくれる姿、友達に解き方を教える姿など、主体的で対話的な学習が定着している様子が見受けられた。勉強することを苦と感じず、楽しみながら解いているようで、とても嬉しかった。
「意外にも小銭の計算が苦手なようでした。
少し練習してみようと思いました(保護者)」

レジでの自動支払い、スマホ支払いの影響も?

 今後の予定

  • 2025年9月12日(金) 研究協力校(稲井、渡波、向陽、湊)との連絡協議会
  • 2025年10月12日(日) 本学の大学祭である石鳳祭(せきほうさい)に合わせて、本学で実施予定 児童は「生物科学科サイエンスフェス」にも参加し、算数と科学に親しむ一日に
  • 岩手県の陸前高田市教育委員会と協力し、陸前高田市でも実施予定(時期未定:2025年3月29日に実施予定でしたが、大船渡市での山林火災により延期中)


2024年10月29日火曜日

NHK番組の取材を受けました! 動物生態学研究室 武田悠佑

 

生物科学科・動物生態学研究室4年の武田悠佑です。

9月12日、NHKの特集番組『東北ここから』の取材を受けましたので報告します。

右が武田さん
 

動物生態学研究室では野生動物の交通事故(ロードキル)の研究を2020年から開始し、最近は石巻市で問題となっているニホンジカの衝突事故にとくに力を入れています。

市内では、令和3年度に約70件のニホンジカのロードキルが発生し、それに伴う被害額は2130万円にのぼっています。

東北地方のシカ問題にクローズアップした番組の中で、本研究での取り組みを取材していただきました。

今回の取材では、牡鹿半島での野外調査、ならびに学内でのラボワークを撮影しました。

調査地の取材では普段よりも現地を詳細に見回り、森の様子、シカの状況などをお伝えする事ができました。


学内でのインタビューでは緊張してうまく説明する事ができたとは言えないと思います。

ただ、ロードキルが社会に与える影響や、事故の発生要因についてお話しできた事は、今回の取材での成果だと思います。研究成果を様々な人に見ていただける機会を得たことにより、今後の研究に対するモチベーションが上がりました。

番組を見て、ヒトと野生動物との関わりについて考える人が増えてくれることを期待しています。

 

 


地元紙「石巻かほく」に連載中の
いしのまき動物記(2024年9月~)

イラストは辻研OBの成田さんによるものです

 

 

【リンク】

 

【関連ブログ記事】 ロードキル関連

#学生の声  #地域×大学

#動物生態学研究室 #動物・植物コース


 

2024年8月7日水曜日

産学官連携の「クジラせんべい」が完成 発表会の司会を学生が務めました

 

「鯨の大和煮」と「オランダせんべい」がコラボ。鯨肉の端材を使った商品「オランダせんべい鯨大和煮風味」が完成しました。

地域水産利用学研究室、鈴木英勝教授が商品開発に携わりました。6月4日(火)に石巻市役所で行われた研究成果発表会と試食会では、研究室の学生2名が司会を務めました。

石巻は「クジラのまち」
 

「オランダせんべい鯨大和煮風味」は、石巻市、木の屋石巻水産、酒田米菓、かね久、そして本学が協力して開発を行った産学官連携商品です。


しっかり大学の名前が

パッケージには
鈴木教授によるコメントも

黒く見えるのは鯨肉の粉末
病みつきになる味と食感です

ちなみにオランダせんべいの「オランダ」は
山形の方言「おらだ(私たち)」から来ています

 

司会を務めた尾暮さんと菅原さんのコメントを紹介します。
尾暮瑞紀さん:市長やメディアの方々の前での司会という貴重な体験をさせていただきました。将来就きたいと考えている公務員の業務で、同じような仕事があれば活かしていきたいです。
菅原秀虎さん:貴重な機会をいただき、ありがたく思います。営利と非営利組織が地域に貢献するテーマで開発された「オランダせんべい」などの商品が増えていくことで、企業が地域社会と共に成長することに繋がると思います。私自身、地域の一員として、企業に所属している際にも、地域と企業が共に繁栄するための取り組みを進めていきたいと思います。
尾暮さん(左)と菅原さん(右)

 

 

クジラ味噌汁とクジラアイスもお披露目

当日は、クジラのプロテイン味噌汁とクジラの粉末を利用したアイスクリームの試作品もお披露目しました。

クジラの高タンパク質を利用したプロテイン商品は世に出ておらず、とても珍しい商品です。アイスクリームは、今後青森県で販売を予定しています。

クジラ味噌汁
 
クジラアイス

 

 

 


「いしのまき元気いちば」などで販売中
石巻のお土産にいかがでしょうか

 

 

【多くのテレビ局・新聞社が取材】



【大学ホームページ関連記事】


【関連ブログ記事】

#地域水産利用学研究室 #海洋生物・環境コース

#学生の声 #在学生 #メディア掲載


2024年3月6日水曜日

【卒業研究ポスター発表会】一般の方に向けて研究内容をプレゼン 1年生、卒業生、ご家族、約100名が参加


2月24日(土)に「生物科学科 卒業研究ポスター発表会」を行いました。


対面での開催は4年ぶり!

久しぶりの対面開催でしたが、1年生2年生も含め、約100名の参加者がありました。ご家族の方も20数名ご参加いただきました。ご来場ありがとうございました。

 

 

 

あちこちで「討論・意見交換」

奇数グループと偶数グループで、1時間半ずつ分けて行いました。聞きたい話を全部聞こうと思うと、あっと言う間です。

 


 気軽にお話できるのが良いですね!



来場者の方の感想とともに、当日の様子を写真で紹介

来年度の開催に向けた貴重なご意見も頂きました。ありがとうございます。なお、感想と写真が必ずしも対応している訳ではありません。


「研究を楽しみ、充実していたことが伝わってきました」(ご家族)

「ポスターの前に来たら積極的に声をかけてくださったので、
気軽にお話を聞くことができました」(1年)

「様々なコースの研究が見れて良かった」(3年)

「どのポスターも見やすくわかりやすかった」(1年)

「興味深い内容が多く、良くまとめられている」
「討議もできてレベルが高い」(他学科教員)

「工夫してまとめられていて
分かりやすかったです」(ご家族)

「普段は見ることのできない動物や植物などの
生態がわかっておもしろかった」(ご家族)

「様々な質問に答えてくれて、
より理解が深まりました」(4年)

「様々な視点で研究に取り組んでいて、感心しました」(ご家族)

「会場の雰囲気が良いと感じました!」(1年)


発表後はポスター自由閲覧&歓談タイム

奇数グループ・偶数グループの発表が終わったあとは自由時間です。

話し足りなかったことを話したり、(奇数の人は奇数の人の話を聞けないので)同じグループの発表をこの時間で聞いたり、ワイワイ歓談したりする時間です。


今年度のポスター数は55
(この学年の入学定員は55名、現在の定員は91名)



 

来場者の方の投票によって、「ポスター賞」を決定!

来場者約100名の投票により、各コースから1名を選出。

ポスターの見やすさ、発表内容、発表態度などを総合的に判断したものです。どれに投票しようか、迷っている姿が多く見られました。

 

以下の3名が選ばれました。おめでとうございます!

 

  • 海洋生物コース
    大見川 遥:「海のダンゴムシ」はなぜ丸くなるのか?~球体化による捕食回避機能の評価~
    海洋ベントス学研究室(阿部 博和 准教授)

受賞後にひと言
「研究が大好きで、大学院に行っても頑張ります!」


  • 動物コース
    成⽥ 歩:糞⾍類による⼆次散布がニホンザルに散布された種⼦の発芽に与える影響
    動物生態学研究室(辻 大和 准教授)

賞状と記念品を贈呈


  • 植物コース
    円⾕ 圭⼀郎:ミヤマオダマキの草丈に影響を与える環境要因
    植物発生遺伝学研究室(中川 繭 准教授)

4年間の成長が感じられた発表でした

令和4年度から生物科学科は4コース体制に(海洋生物・環境 / 動物・植物 / 微生物・生命分子 / 自然科学)。3コース体制は今の3年生が最後の学年です。



会場片づけの前に、全員で記念撮影!

 

お疲れ様でした!



会場を片づけた後に、もう一仕事…

研究室ごとに協力して、1号館の1階と3階の廊下にポスターを貼り出しました。1号館を通る際は、ぜひ足を止めて力作をご覧下さい。

 

 

 

おわりに(4年生に向けて)

この学年は入学したタイミングでコロナ禍に。

友達を作って一緒に勉強したり、サークルに入ったり、遊んだり、「キャンパスライフを満喫したい」という想いを実現するのが難しいときがありましたね。 オンラインで頑張った経験はきっとどこかで生きてくるでしょう。

 

【1年次の思い出】

1年次には、海洋・動物・植物の実習を
コロナ前と変わらず3回行いました

都会の大学に比べたら対面復活のタイミングが早かったりしたのも、地方にある大学の強みだったのかもしれません。

 

ポスター発表会を対面で開催できて、大学生活の思い出のひとつとなったとしたら、嬉しいです。

卒業まであとわずか。それぞれの「キャンパスライフ」を楽しんで下さい。

 

 

 

「石巻かほく」で取り上げられました

 

【大学ホームページ関連記事】

 

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