生物科学科・動物生態学研究室4年の武田悠佑です。
9月12日、NHKの特集番組『東北ここから』の取材を受けましたので報告します。
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右が武田さん |
動物生態学研究室では野生動物の交通事故(ロードキル)の研究を2020年から開始し、最近は石巻市で問題となっているニホンジカの衝突事故にとくに力を入れています。
市内では、令和3年度に約70件のニホンジカのロードキルが発生し、それに伴う被害額は2130万円にのぼっています。
東北地方のシカ問題にクローズアップした番組の中で、本研究での取り組みを取材していただきました。
今回の取材では、牡鹿半島での野外調査、ならびに学内でのラボワークを撮影しました。
調査地の取材では普段よりも現地を詳細に見回り、森の様子、シカの状況などをお伝えする事ができました。
学内でのインタビューでは緊張してうまく説明する事ができたとは言えないと思います。
ただ、ロードキルが社会に与える影響や、事故の発生要因についてお話しできた事は、今回の取材での成果だと思います。研究成果を様々な人に見ていただける機会を得たことにより、今後の研究に対するモチベーションが上がりました。
番組を見て、ヒトと野生動物との関わりについて考える人が増えてくれることを期待しています。
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地元紙「石巻かほく」に連載中の いしのまき動物記(2024年9月~) イラストは辻研OBの成田さんによるものです |
【リンク】
- 東北ここから(NHK) 野生動物に脅かされる東北の未来(10月11日放送)
【関連ブログ記事】 ロードキル関連
- 【動物・植物コースの共同研究】シカの交通事故と植物、ニホンテンの糞から取り出した種子 植物系統分類学 × 動物生態学(武田さんの研究についての紹介)
- 4年生へのインタビュー 地域の課題に取り組む「動物生態学研究室」
- 野生動物のロードキルについての研究成果が国際誌に掲載(卒業生が筆頭著者)