プランクトンから深海魚まで
海のいきものの生態や生息環境について学ぶ
多様な授業や実験をとおして、海洋生物と環境に関する幅広い専門知識を身につけます。
生物の分布・行動・生息環境を調査するフィールドワークや、魚類などの体のつくりとその機能に関わる実験などによって、
生き物や自然に直接触れながら実践的に学び、海洋生物に対する理解を総合的に深めます。
金華山沖は世界三大漁場のひとつ |
学びのキーワード
魚類/ベントス(底生生物)/プランクトン/
河川・海洋環境の保全/生物資源の利用/
海洋生態学/水族寄生生物学
コースのリニューアルにより、新たに、環境問題や水産業など社会に密接な分野の研究も可能となっています。
【主な卒業研究テーマ】
- ミズクラゲのストロビレーションを誘引する環境要因
- ハタハタ卵の色彩多様性を探る
- クリオネは海中の溶存有機物を吸収するか?
- 深海魚中に含まれる有用成分の抽出と定量
- ザリガニの高密度生息条件を探る
- 藻場保全エリアにおけるアマモとアカモクの変動把握、およびアカモクのアロメトリー解析
- DNAバーコーディングで解き明かす、身近な海に潜む隠蔽種
将来的には
水産関連事業や、環境アセスメントなどの環境評価・調査事業での活躍が期待されます。
水族館への就職実績:仙台うみの杜水族館3名、加茂水族館、京都水族館、DMMかりゆし水族館
【関連ブログ記事】#海洋生物・環境コース
実習関連
- 【写真29枚】見慣れぬ生物との出会いも 海洋生物系の実習を行いました(1年次:野外生物実習、渡波海岸編)
- 潜水調査実習に参加してみて ~プール実習体験記~ 3年次の実習
- 【画像25枚+動画】3年次の海洋生物学実習を行いました! 海洋環境観測からベントス調査まで
研究関連
- 野外調査に尖る研究者、久米准教授へのインタビュー「フィールドそのものが先生」
- 【ウミウシ】大学院生の論文が雑誌に掲載されました 宮城県初記録のベントスの報告 その1
- 大学院生2名による学会参加長編レポート アジア海洋生物学シンポジウム & 日本甲殻類学会
活躍する卒業生を紹介
ベントス新種記載シリーズ
どのような経緯で新種が発見されたのか、三者三様の新種発見パターンを紹介