2025年7月2日水曜日

教員採用試験の1次選考に向けた直前対策講座 物理と化学の演習を中心に


教職セミナーでは「直前対策講座」を毎週水曜1限に実施

教員採用試験の第1次選考(筆記)は7月に行われます。東北地方は7月12日(土)です。

 

4年生と相談した結果、理屈の理解が特に必要な物理と化学を集中的に対策することになりました。

4月から毎週水曜1限に実施してきました。本番直前の週まで実施します。

毎回、2名が講師役となり、ミニ解説と演習を行います
1名は物理、もう1名は化学を担当という形

ポイントをまとめた資料だったり、
過去問を用意して演習

分かるまで教え合ったりしています

 

4月~6月の演習内容は以下の通り(物理/化学)

良く出題されるものや対策が必要なものを考えて出してもらっています。

  • 熱とエネルギー/酸と塩基
  • 滑車の運動/濃塩酸の希釈
  • 電気回路/ボルタ電池・ダニエル電池
  • 弦の振動/相対質量と原子量 
  • 光の屈折/滴定実験 
  • 凸レンズ/酸化還元反応
  • ドップラー効果/沸点上昇と蒸気圧降下
  • 質量パーセント濃度、モル濃度、質量モル濃度 
  • 距離、速度、加速度(v-tグラフ) 
ポイントを絞っての説明で、効率良く勉強

今年は、宮城県のほかに
山形県、秋田県、青森県の受験者がいます

それぞれの自治体に合った対策が必要です
S6には各自治体の過去問や参考書が揃っています

 

教職教養については
人間学部の先生方が対策講座を開講
手厚く指導されています

「チーム教職」での取り組み

1次選考が終わったら、結果を待たずに
すぐに2次選考の対策を始めます
(集団討議・面接・模擬授業など)
 

 


教育実習シーズンでもあり、学生は卒業研究とも並行して忙しい日々

写真は石巻高校
(教員が巡回指導に行ったときのもの)

巡回指導とは、実習生の授業を参観して指導したり
面談(激励)したりするものです
 
教育実習で使いたいからと
透明骨格標本を借りていった学生も
(写真は有志の学生で作ったもの)

授業を受けた中学生はとても喜んでいたようです
写真ではなく実物が見れると、記憶に残りやすいですね!

 

春休み中の「地学の勉強会」

地学については、春休み期間中に毎年恒例の勉強会を行いました(2月・3月中、週1回)。帰省などで遠方にいる学生のことも考慮して、オンラインを併用して行いました。

まずは、1週間でテキストのひとつの章を各自が自習。各自が問題を用意してきて、みんなで解きます。そして、問題を用意した学生が解説を行うというスタイルです。

オンライン(zoom)の画面より

 

 

1~3年生向けには「物理の基礎講座」

6月5日から、主に1年生を対象にして、物理をキホンのキから学ぶ集中講義を実施しています。

高校で物理を習っていない人、習ったけど良く理解できていない人向けに、解説+演習という形で行っています。

(教員の会議がない)木曜4限5限
コンビニ裏のラーニングコモンズにて

1年生ではありますが、
さっそく過去問に挑戦してもらいました
最後にまとめのテストを行います


 

 

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 #教員採用試験 #自然科学コース

昨年度の2次対策の様子↓↓↓