2月6日(火)に海洋生物コースの卒業研究発表会が行われました。
発表者は5研究室から23名。対象生物はプランクトン、ベントス、魚類、海藻、ニホンザルと様々、アプローチも実験系からフィールド調査まで、多彩な研究内容の発表が行われました。
当日は教員と4年生、来年に発表を控えた3年生や次の世代の2年生などの70名以上の参加者がありました。 
| 太田先生(海洋浮遊生物学)から 開会の挨拶 | 
卒業研究 発表タイトル
第1セッション
- 重金属を除去したホタテ貝ウロを添加した飼料の投与がギンザケの成長と健康に及ぼす影響 
- 北日本太平洋沿岸におけるミミズハゼ属魚類の生息状況 
- メバルの稚魚は鏡の中の自分が分かるのか? 
- とあるカニの性的二型 ~クロベンケイガニのすね毛の雌雄差~ 
- 小さい雄は大きくなるのか:フジツボ類における矮雄の成長モデル 
- 免疫刺激によるマガキ血球数の変動 
第2セッション
- 「海のダンゴムシ」はなぜ丸くなるのか? ~球体化による捕食回避機能の評価~ 
- 酸性海水への曝露はアブラツノザメの鱗の形態にどのような影響を及ぼすか? 
- ホタテガイ血漿タンパク質の特性 
- ホタテガイ晶桿体タンパク質の量と特性 
- 未成熟トマトの投与がギンザケの摂餌行動、生理機能およびストレス応答に及ぼす影響 
- 金華山島の潮間帯における海藻群落の季節的および鉛直的変動の評価 
第3セッション
- カイアシ類はマイクロプラスチックをうまく摂食できない? 
- 舞根湾におけるDinophysis属渦鞭毛藻の昼夜鉛直分布について 
- 舞根湾で採集されたヒメタツの形態および遺伝的特徴 
- 舞根湾におけるミズクラゲ群集の昼夜鉛直分布について 
- スギ花粉は海洋細菌にどのような影響をもたらすか? 
- 国内に生息するHeteromastus属多毛類(イトゴカイ科)のDNA解析による分類学的検討 
第4セッション
- 飼育餌料の違いによるアルテミア の成長、生残、同化効率 
- 宮城県金華山におけるニホンザルの海岸利用 
- ホタテガイ血漿タンパク質の電気泳動像 
- ホタテガイ晶桿体タンパク質の抽出 
- 宮城県定川河口域で釣獲したスズキの胃内容物調査 
  研 究 室  
- #海洋浮遊生物学研究室 太田尚志 教授 
- #マリンエコバイオ研究室 角田出 教授 
- #二枚貝生理学研究室 高橋計介 教授 
- #海洋ベントス学研究室 阿部博和 准教授 
- #数理生物学研究室 渡辺正芳 准教授 
2022年度から海洋生物コースは「海洋生物・環境コース」に。研究室も7つの研究室に拡充されました(研究室一覧)。
質疑応答も活発に行われ、どの学生もしっかりと質問に答えることができていました。
卒業研究を始めてから1年、堂々と発表し受け答えする4年生の姿に大きな成長を感じました。 
最後はみんなで記念撮影
どれも素晴らしい発表でした!
お疲れさまでした!
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