2026年2月17日火曜日

生駒農場で店長として活躍! 卒業生・吉田ひよりさんへのインタビュー「大学生活は経験も知識も蓄え放題!」


東北最大級の野外音楽フェス「アラバキ」にて
開発した商品をケータリング
 

生物科学科で学んだことは、将来どんな形で役に立つのでしょうか。 

植物発生遺伝学研究室(中川繭准教授)で学び、現在は川崎町の「生駒農場」で店長として活躍する卒業生・吉田ひよりさんにお話を聞きました。

 

新しい農作物の開発から栽培、加工、販売まで、アイディアを形にする日々。その一方で、市場の競りで思うようにいかず、悔し涙を流すこともあるといいます。

仕事のやりがいや、大学での授業・研究が今にどう活きているのか。「大学生活は経験も知識も蓄え放題!」と笑顔で4年間の学びについて語ってくれました。

 

 

  久しぶりのキャンパスへ

1号館に入った瞬間、特有な香りや雰囲気にとても懐かしくなりました。

生物系の建物の香りは唯一無二ですね。

大学に遊びに来てくれました!
(懐かしの実験室にて)

 


  生物科学科を志望した理由は? 現在の職場に入ったきっかけは?

農作物の開発とか改良をしたくて生物科学科に入学しました。

卒業研究で品種改良にもつながる遺伝子を使った植物の基礎研究をすることができて楽しかったです。 

会社は軽い気分で受けた採用面接の際の社長の熱意に押されて入社しましたが、思っていた以上にやりたいことができています。 

卒研の中間発表会は勝負服で



  農作物の栽培から販売まで、店長として挑戦する日々。 競りでの悔し泣きも。

川崎町にある八百屋&キッチンの「生駒農場」で店長をしています。 

仕事自体は農作物の栽培、仕入れ、販売と1-3次産業すべて行っています。 

今後に向けた販売前の新しい作物の栽培や開発から、市場での競りによる仕入れ、販売はお店での販売と卸もしています。卸は主にイベントや催事場での加工品の販売です。最近は加工品の開発だけでなく販売に向けた新しい農作物開発に向けた栽培もはじめて、やりたいことができている充実感があります。

仕事のやりがいはなんといっても、アイディアを形にできることです。自分のアイディアだけでなく、社長や社員さんが思いついたことを現場で形にしていくのはとてもやりがいがあります。 

また、裁量があるのも今の仕事の魅力です。市場でも女性は一人ですぐ覚えてもらえる一方で大変なこともあり、競りに負けすぎて帰りの車で悔し泣きすることもありました。でも、裁量を任されている以上「責任があるんだ頑張るぞ」と日々精進です。 

人気の「八百屋の本気パフェ」
生駒農場のインスタはこちら


生駒農場は、国営みちのく杜の湖畔公園の
すぐ近くにある八百屋で、野菜や果物を格安で販売

 

  大学時代の思い出は?

同じ分野を学んでいる友人と話すとジョークやあるあるなど、共有できる楽しさがありました。 

私はイラストを描くのが趣味なのですが、絵を描いてと友人に言われ、ちっちゃな丸を描いて「プラスミド」、みたいなジョークを共有できるのは生物科学科ならではだと思います。

実験ノートにも絵がいっぱい


 

  先生方のオタク語りに夢中に。授業や卒業研究が仕事に活きている場面とは?

大学生活は今の私の人間としての根幹すぎて言語化が難しいです。 

大学に入って、授業ってこんなに楽しいんだ!!! と思いました。情熱を向けている人が説明すると物事の解像度が全然違って、先生方の授業中の熱いオタク語りに夢中になりました。 

特に中川先生の授業は、科学的根拠を持って商品のアドバイスができることや、作物の説明で間違ったことを言わないで済むだけでなく、ちょっとしたトリビアネタとしても色々仕事で使わせてもらっています。

また、卒業研究のために分子遺伝学について詳しく勉強したことで、家族がオーダーメード治療を受けるための検査をした際に、検査内容と結果の解釈を家族に説明できたのはとても嬉しかったです。 

卒業研究のポスター発表会にて

 


  後輩や高校生へのメッセージをお願いします!

同じ興味関心を持って学ぶことの出来る学友と、それをサポートしてくださる先生方の中で過ごす4年間は何にも代え難い楽しい時間だったと思います。

大学生活は経験も知識も蓄え放題! ぜひそんな環境を楽しんで過ごしていただきたいです。 

卒業研究で実験中



元指導教員・中川繭准教授のコメント

吉田さんは1年の時から楽しそうに授業や実験、勉強に取り組んでいて印象的な学生さんの一人でした。とても頑張り屋で責任感が強く、勉強や研究だけでなく、石鳳祭委員長として明るく力強く大学祭を成功に導いた立役者として、周りの人にとても慕われていました。

仕事を進めるためには何をしなければならないかを考え、自分だけでなく周りを巻き込んで進める心遣いで、研究室に配属してからもムードメーカーとして活躍してくれました。また、自分に対してとても負けず嫌いで、「カッコいい卒研発表をしたいので!」と実験もスライドも最後の最後まで頑張り、わかりやすくパワフルな発表をしました。

堂々とした卒研発表

今回、大学に遊びに来てくれて、ますますパワーアップした元気な笑顔と、仕事について楽しそうに説明してくれた姿にとても嬉しくなりました。これからのますますの活躍を期待しています。また遊びに来てください。  

 

 

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