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2025年2月12日水曜日

卒業研究発表会(植物コース) 自分の研究の面白さを伝えたい!


2月4日から6日まで、生物科学科の卒業研究発表会が行われました。 

トップバッターは植物コース。4研究室14名が発表し、1年生から4年生まで約70名が参加しました。 

来年度の研究室配属に向けてか2年生の参加が多かったです。参考になったでしょうか。

 

 

卒業研究発表タイトル

 
 

樹木生理生態学研究室 (依田研)

  • スギの林分構造の解析

  • 樹形解析によるヤブツバキに対する撹乱の影響評価

  • ケヤキ樹冠内の枝枯れの状況把握


 

 

植物発生遺伝学研究室 (中川研)

  • シロイヌナズナの草丈の抑制に働く遺伝子の解析

  • cop1=強光シグナルの検証

  • 野生テンの糞から採取した種子の種類と摂食による発芽の影響


菌類発生生理学研究室 (宮嵜研)

  • 学内および近隣の花からの酵母の分離と同定

  • Trichoderma属2菌種のホヤ殻分解能について

  • ヒゲカビの有性生殖とアンモニア代謝

  • ヒゲカビpil変異株とcol変異株における有性生殖



 

植物系統分類学研究室 (根本研)

  • マメ科コマツナギの花の破裂のしくみ

  • マメ科カワラケツメイ属とセンナ属の種皮の比較

  • 葉緑体遺伝子によるコマツナギ(マメ科)の外来集団、在来集団の識別
  • モクゲンジ(ムクロジ科)の花色変化の意義

 




最後はみんなで記念撮影


おつかれさまでした!!!



【関連ブログ記事】 #卒業研究

 

 


2024年6月27日木曜日

【動物・植物コースの共同研究】シカの交通事故と植物、ニホンテンの糞から取り出した種子

生物科学科には現在4コース・22の研究室があり、それぞれの研究室は専門分野が違う教員が主催しています。

これらの研究室は基本的には独立に活動していますが、ときどき共同で研究を行うこともあります。今日は、いくつかの例を紹介しましょう。

 


植物系統分類学 × 動物生態学 シカの交通事故と植物

動物生態学研究室の武田悠佑君(4年生)は、卒業研究で牡鹿半島のシカの交通事故(ロードキル)の研究をしています。

 

事故の発生に道路周辺に生育する植物(種類、バイオマス)が影響しているのか否かを評価するために、植物系統分類学研究室の根本先生の協力を得て、植生調査を行っています。

 

植物構成を評価するには正しい識別が不可欠です。2024年の5月に、根本先生に同行いただき、共同で調査を行いました。調査中、根本先生に植物の名前や特徴を丁寧に教えていただきました。

 

 


植物発生遺伝学 × 動物生態学 ニホンテンの糞から取り出した種子

植物発生遺伝学研究室の小野晃寛君(4年生)は、牡鹿半島のニホンテンによる種子散布の研究をしています。

動物生態学研究室と共同で収集したテンの糞から取り出した種子、そして果実から直接取り出した種子をそれぞれプランターに撒いて、発芽率を比べることにより、テンによる種子の飲み込みの効果を評価しようというわけです。

 

植物の栽培管理は、実験系の中川先生の得意分野です。

やった、発芽しました!

 

 

 

 

「生き物のつながり」を探る

これらの研究は、「動物」と「植物」をつなぐ仕事と言えます。

自然界では、「動物」「植物」「海洋生物」は独立して存在するわけではありません。生態系の中で、それぞれがつながっているのです(海と陸も、実はつながっています)。

生物の暮らしを正しく理解するためには、メインの研究対象のことだけでなく、同所的に生息する他の生物も一緒に調べるのが理想的です。


 同じ学科にいろいろな分野の教員がいるため、分野間のコラボがしやすく、生態系における「生き物のつながり」を探る研究のハードルが低いのが、本学の良さだと思います。


 

 

【関連ブログ記事】

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#動物・植物コース