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2026年8月4日火曜日

夏休みは石巻市博物館へ!「石巻化石トラベラー」でホネとベントスの世界を体験するワークショップを開催

 

44年ぶりに公開される「雄勝魚竜」を見に行こう! 

8月1日(土)から10月18日(日)まで、石巻市博物館にて特別展「石巻化石トラベラー~太古の海をめぐる~」が開催されます。

特別展に合わせて、動物生態学研究室、骨格標本愛好会、海洋ベントス学研究室がワークショップを開催します。参加は無料・予約不要で、開催時間内であれば自由に参加できます。

石巻市博物館は大学から徒歩15分の
マルホンまきあーとテラス内にあります

8月9日(日)10:00~15:00

「ホネからみる石巻の動物」

動物生態学研究室、骨格標本愛好会 

クジラやタヌキなどのホネを見て、動物の生態と進化を知ろう!

参加者には動物の骨格標本のレプリカをプレゼント! 


動物生態学研究室インスタより

 

8月22日(土)10:00~15:00

「多様性からみるベントス(底生生物)の世界」

海洋ベントス学研究室 

甲殻類パズルと海の生き物探しゲーム! 

参加者にはオリジナルシールをプレゼント!

「えびかにメカニズム」と「めざせ!ベントスマスター!」
ベントス研Xより

 

特別展では、石巻市雄勝地区で発掘されたウタツサウルス(通称:雄勝魚竜)が44年ぶりに公開。

小学生が楽しめる体験展示のほか、地学の教科書で出てくるアノマロカリス、ストロマトライト、アンモナイト、モササウルスなどの化石や模型を展示。

古生代、中生代、新生代から現代まで、それぞれの時代の海や陸で生きた古生物や恐竜の観察をとおして、三陸の海の豊かさや歴史を学ぶことができます。




『いしのまき動物記』にウタツサウルス(雄勝魚竜)が登場
「石巻かほく」に連載中(辻大和教授)

 

【リンク】

#地域×大学  #海洋ベントス学研究室 #いしのまき動物記

2026年4月20日月曜日

【牡鹿半島ビジターセンター】体験型ワークショップ「ホネからみる動物のくらし」学生主体で開催


2025年11月15日(土)に、鮎川にある牡鹿半島ビジターセンターで、ワークショップ「ホネからみる動物のくらし」を開催しました。

定員を上回る約30名の親子連れが参加。骨格標本愛好会の学生が主体となって、企画・運営から解説までを担う地域連携イベントとなりました。

当初は夏休み企画として8月に開催予定でしたが、台風の影響で延期になっていました。

  

5つのブースで「骨から動物を学ぶ」

参加したのは、骨格標本愛好会の学生10名。

今回は5つのブースに分かれて、子供たちに骨の解説をすることになりました。提供する話題は、愛好会の学生たちが話し合って決めました。

 

鈴木先生に借用した大学名入りのテーブルクロスを広げ、テーブルにかけます。

 

大学から運んだイノシシの全身骨格を置き、ブースの完成です。

 


学生が講師役

 

「石巻って水産業の町というイメージが強いけど、意外と多くの野生動物が暮らしているんだよ」

 
 

保護者のみなさんも私たちの話に興味をもって下さり、説明にも熱が入ります。


 

いろいろな動物の背骨を並べたブースです。「大きさが全く違うけど、全部哺乳類の骨です」



クジラの骨を使いながら進化の話を。「クジラのご先祖様は、陸で暮らしていました。海で生活するようになって、どんなところが変化したか、考えてみよう」


 

大学の裏山(大学演習林)にセットしたセンサーカメラで撮影された動物を紹介しています。

「カモシカが暮らしているんだ!」と驚きの声も上がりました。



牡鹿半島のシカの角は、対岸の金華山のシカの角よりもずっと大きいことが分かっています。それはいったいなぜでしょう。

 

「目が前向きについていると、獲物までの距離を正確に測ることができるんだよ」

ペンを使った簡単な実験で、立体視の効果を説明する横田さん。

 


 

定員を大幅に上回る30名近い親子連れにご参加いただき、サークルの諸君はみな手ごたえを感じていたようです。

本年度、対外的なイベントを3回ほど開催しましたが、回を重ねるごとにプレゼンテーションが上達していくのが分かりました。


学生の声

参加した骨格標本愛好会のメンバーの感想を紹介します(学年は当時)。

修士1年 高橋 尭大 さん

私は今回クジラに関するスライドの作成と解説、写真撮影係を担当しました。発表の際は、目の前にあるクジラの骨格標本を役立てながら解説をするよう工夫しました。そのかいもあり、当日は参加者の皆さんからの反応がよかったです。このイベントは使用する標本から配置のレイアウトまでほとんど全て1, 2年生が決めてくれました。また、イベントの当日は他のメンバーの解説の様子をそばで見ていましたが、わかりやすく話せていたと思います。本当によく頑張っていたと思います。今後このようなイベントを行う機会があっても、彼らに任せることができると確信しました。

高橋さん(左)と、生物科学科OBの佐藤さん(右)
佐藤さんは「キノコ佐藤」としてビジターセンターで活躍中!


2年 今井 千起 さん

子供のペースに合わせて説明をする難しさを改めて感じました。

 

2年 石川 将 さん

小学生へ伝える事の難しさを実感すると共に、動物の骨や自分達の活動について学び直す良い機会になりました。

 

2年 牧 尋人 さん

小学生に骨の魅力を知ってもらったり、知識を深めてもらえてよかった。また、小学生に説明することでよりわかりやすく説明する力が身についたと思う。


2年 鈴木 実侑 さん

私たちが作成したパワーポイントを用いて、小学生の皆さんに骨格標本を使い、動物の生態を説明しました。難しい部分もありましたが、理解しやすいように工夫しながら進めたことで、子どもたちから前向きな反応を得ることができました。今回の経験を今後の資料作成や説明方法に活かしていきたいと考えています。


2年 尾崎 裕介 さん

何度か気をつけていても緊張してしまい、早口になってしまうことがありました。子供が説明の途中で飽きてしまうので、骨を触ってもらうなどの工夫をしました。


1年 阿部 侑樹 さん

今回のワークショップで自分も動物について調べていく中で、私がこれまで想像していた動物の暮らしと違う事が沢山あり、興味深いと感じ私自身も学ぶことがありました。


1年 横田 柊 さん

 実際の骨を前にして、多くの小学生が楽しそうにしていたことが印象に残っています。子どもたちの持つ疑問には、新たな視点や面白い考えがたくさんあり、とても勉強になりました。今回のイベントで経験したこと、学んだことを糧に、これからも骨から学び、そこから得たものを発信していきたいと思います。

 

1年 益子 龍 さん

今回のワークショップに参加したことにより、人に何かを説明するというのは準備などが大変な分興味を持ってくれる子供たちに教えるのはとても楽しかったです。今後もこのようなイベントがあったらぜひ参加したいです。

 

1年 熊谷 爽 さん

子供達が私の話に興味を持って聞いてくれて嬉しかった。動物の骨についてサークルを通してもっと学んでいきたい。


  

「地域に根ざした大学」として、石巻の野生動物のことを私たちが発信することは大きな意義があると思います。

「石巻の動物のことは、石巻専修大に聞こう!」と思っていただける存在になることが、私たちの目標です。

 

 

 

【リンク】 

 

【関連ブログ記事】 

 #学生の声 #サークル #骨格標本

  

2025年6月にイオンモール石巻で開催したワークショップには親子ら約500人が参加

 

 

2025年6月23日月曜日

ワークショップ「動物の骨を見てみよう」をイオンモール石巻で開催します(動物生態学研究室×骨格標本愛好会)

 

骨クイズに参加すると、3Dプリンタで作製した骨格標本をプレゼント!

6月28日(土)に「動物の骨を見てみよう」というワークショップを、イオンモール石巻で開催します。場所は2階の催事場(タイムステーションNEO前)。動物好きな方ならどなたでも楽しめるイベントです。

 

ワークショップでは、一般の方に向けて動物生態学研究室と骨格標本愛好会の学生たちが骨格標本の展示・解説を行います。

骨クイズに参加すると、3Dプリンタで作製した骨格標本のレプリカをプレゼント!消しゴムサイズの精工なもので、オープンキャンパスでも好評でした。

 


イラスト・ポスターともに
卒業生で現在助手の成田歩さんが作成

ぬりえのプレゼントもあるようです

 

「骨格標本愛好会」は全国的にも珍しい?本学独自のサークル

交通事故による死体や有害駆除個体を回収し、全身骨格標本を作製しています。

大学祭や各種イベントで標本を展示・解説することで、動物との共生について考えるきっかけを生み出しています。

 

学生の皆さんも是非いかがでしょうか。情報の拡散もよろしくお願いします。

 

今後もイオンモール石巻では、ベントス(底生生物)や深海魚・未利用魚に関するイベントが企画されています。 地域に根差した大学として活動を続けています。 



河北新報で取り上げられました


【大学ホームページ関連記事】


【リンク】

 

【関連ブログ記事】

#地域×大学 #骨格標本

#動物生態学研究室 

 



2025年6月10日火曜日

動物生態学の特別セミナーを開催 金華山のシカと生態系(麻布大学いのちの博物館・高槻成紀氏)

5/19(月)に 麻布大学いのちの博物館の高槻成紀先生をゲストにお招きし、特別セミナーを開催しました。

動物生態学(3年次)の受講生を中心に、教員・学部生・大学院生合わせて60名以上の参加者がありました。


高槻先生のご専門はシカの生態学。大学近くの金華山島で、40年以上研究を続けておられます。定年退職した後も、精力的に論文を発表しておられるパワフルな研究者です。

特別セミナーでは、まず高槻先生とその調査グループによる長期的なモニタリングの成果が紹介されました。

島のシカ個体数は過去に数回大きく減ったことがあるものの、おおむね500-600頭程度で維持されています。シカの生息密度増加に伴い、島の植生も少しずつ変化しています。

金華山のニホンジカ(撮影:高槻成紀氏)

本土側に生息するシカとの比較では、金華山島のシカの体格が小さいこと、角が細く中身がスカスカであること、なども紹介され、多くの学生が聞き入っていました。

発表中、高槻先生から突然の「質問タイム」があり、指名された学生は、緊張しながらもデータから読み取れることを述べていました。

研究活動では「自分の頭でしっかり考えること」が求められます。得られたデータを自分なりに解釈し、第三者に伝える、という経験を積みかさねることで、論理的な思考が養われるのです。


発表後に、学生たちが先生に個人的な質問をしていました。外部の研究者との交わりは、本学の学生たちに刺激になったようで何よりです。


入学前教育で高槻先生の著書を読んだ1年生は、本にサインを頂いていました。こういうのって、思い出になりますね。

『動物を守りたい君へ』岩波ジュニア新書
 
 
 
 
セミナー前後に、多方面で指導していただきました

セミナー前に、根本先生と談笑する高槻先生(実はお二人は大学院時代の先輩・後輩の間柄です)。思い出話に花が咲きます(ええと…共同研究の打ち合わせは…(笑))。

 
 
 

レクチャーの合間に、本学の骨格標本展示室も見ていただきました(5号館3階の学生ホール)。

高槻先生は麻布大学での博物館設置に尽力された経験もお持ちで、骨格標本には非常に思い入れがあります。

 

セミナー翌日、動物生態学研究室の学生が個人的な技術指導を受けました。

高槻先生は全国各地でシカの食性を調べており、植物の部位の識別のポイントについて、丁寧に説明していただきました。

 
フン分析の技術を教わる4年生の岩渕友哉君

事前に高槻先生の論文を読んで、
糞分析の方法を予習してきましたが、
本人の前で若干緊張気味…。
 

岩渕友哉君のコメント

研究者との交流では、普段の授業では学べないようなことを学ぶことができ、とても良い刺激となりました。

特別セミナーでは金華山に生息するシカの長期モニタリングで分かったことや食性、グラフの読み取り方を教えて頂きました。また、動物の食性を調べる方法であるポイント枠法の方法やシカ糞に含まれる植物片の見分け方を学びました。

2日目は演習林に行き、シカが利用する植物や見分け方などを教えて頂きました。今回教えて頂いたことを活かし、良い卒業研究ができるようにしていきたいと思っております。

 


高槻先生は、ここ数年はタヌキの食性評価にも力を入れています。修士1年生の高橋尭大君は、タヌキの食性評価についてレクチャーを受けました。

 

(おまけ) 学生も交えて、セミナーの打ち上げをやりました。石巻のおいしい魚を召し上がっていただきました。高槻先生、またお越しください!

 

 

 【リンク】

 

 【関連ブログ記事】

 

2024年11月7日木曜日

石鳳祭で「生物科学科サイエンスフェス」を開催 老若男女問わず多くの方にご来場いただきました

 

10月12日13日の土日に「石鳳祭」が開催されました。

生物科学科では、子供から大人まで楽しめる科学の祭典「生物科学科サイエンスフェス」を企画しました。ミニオープンキャンパスも同時開催しました。

2日とも秋晴れの大学祭日和で、多くの方にご来場いただきました。

DNAストラップ作り
黒板は学生と教員で書いてみました
 

ご来場いただいた地域の方からは「学生が熱心に説明してくれました。こういったことをされている学科なのですね。」というお声がけも。生物科学科の研究・教育内容を知っていただく良い機会になったとしたら嬉しいです。

卒業生の姿も多く見られ、教員と思い出話に花を咲かせていました。

 


せっかくならということで
学科独自のポスターを作って広報

当日は2210教室と2211教室のふた部屋で実施
(自然科学・微生物が2210、海洋生物・動物・植物が2211)
 

ウーパールーパー




自然科学系  3つのサイエンスワークショップを開催

 

DNAストラップ・ファージストラップ作成コーナー
大繁盛で、人が途切れることはありませんでした

 

DNAストラップはATGCを再現
ファージも手軽に作れて人気でした
(真ん中のプラ版は漫画研究会のブースで作成)

 

自分の好みのビーズを選んで作ります

ストラップ作成指導は手取り足取りで、結構な人数が必要
学生に声をかけたら集まってくれました
石鳳祭の直前に練習会を行って準備してきました


虹色に光るマンゲキョウ作り
(回折格子を利用したもの)

他に、表面張力を使ったミニ実験も実施



  
 微生物系  保有株数世界一を誇るヒゲカビの展示
 

宮嵜研の4年生がヒゲカビの面白さを
来場者の方に伝えていました

数日でこんなに大きくなる巨大なカビ




海洋生物系  ベントス・深海魚・クラゲ


ベントス写真展・ベントス標本展示




オリジナルのベントスクイズ
「このベントスの特徴は?」

標本入りの深海魚ガチャ
当たりが出たら「クジラせんべい」などをプレゼント
(クジラせんべいは鈴木教授が開発に携わったもの)


クジラの骨も展示

海洋生物ラボで飼育しているクラゲを展示


 

動物・植物系  花粉・細胞・ゾウリムシ・ウーパールーパー
 
花粉の顕微鏡観察

ポストカードをプレゼント


細胞の見比べ
スマホで綺麗に撮れます

「動物組織おみじく」も実施
 
ウーパールーパーは
奈良研の4年生の卒業研究対象
 
 
 
 
お向かいの部屋は
骨格標本愛好会・生物愛好会のブース
標本の展示と販売をしていました

大学構内の三角池に生息する生物を展示


今年は準備期間が短かったものの、学科教員の半数程度となる10名が参加(太田、鈴木、阿部(博)/栁、奈良、根本/宮嵜/指方、前田、渡辺)。

ボランティア学生の協力を得ながら開催にこぎつけました。学生の皆さん、協力ありがとうございました。

 

大学の使命は、研究・教育・社会貢献。

本学での研究・教育の成果を、今後も何かしらの形で地域に還元していければと思います。

ご来場、ありがとうございました!



おまけ


石鳳祭のパンフレット・ポスターに使われている
イラストは生物科学科の平間さんによるもの

奈良研究室では団子屋さんを出店
お揃いのTシャツを作っていました

1年生にアンケートを取ったところ、石鳳祭への参加率は56%
参加した学生のうち、半数程度は出展側としての参加でした

育友会による餅つき

スタンプラリーもやっていました

恒例のビンゴ大会



【大学ホームページ関連記事】

 

【関連ブログ記事】  #地域×大学

生物科学科では、色々な形で地域貢献を行っています。