analytikjena(アナリティクイエナ)の「定量PCR」のデモがN7実験室で行われました。その後、デモ機はS1実験室に移設。
定量PCRは非常に微量なDNAの量をリアルタイムに分析することができる機器です。
| analytikjenaの担当者の方から説明がありました |
早速、奈良研究室の4年生が卒業研究の実験で使用してみました。
マクロファージの食作用に関する遺伝子の発現が、外部からの刺激でどのように変動するかを調べています。
【関連ブログ記事:設備紹介の一部】
| DNAシーケンサー |
見逃した記事があれば、ぜひご覧下さい(モバイル用のアーカイブ)。
#記事まとめ でタイトルの一覧を見ることができます。
先月、共創研究センターの研究成果報告会が行われました。
そこでの鈴木准教授(地域水産資源利用研究室)の報告内容が「週間水産新聞」に掲載されました。
(記事の一部、掲載許可確認済)
| カナガシラ |
鈴木准教授は、金華山沖合の底引き網で漁獲される「カナガシラ」という魚種に注目。
大半が漁獲後に廃棄されている低利用魚種ですが、漁師の間では美味しいと評価されています。
刺身や寿司だねとして利用可能かどうかを明らかにするため、水揚げ後、5℃で保存しながら、鮮度、うま味、歯応え、身色の4点を分析しました。
| 「週間水産新聞」は、北海道・東北を中心とする水産業と全国の流通、関連業界の動向を報道している新聞です。 |
その結果、「水揚げ後に5℃で保存すれば、2日間程度は刺身として提供できる」ことを科学的に示しました。
刺身や寿司だねで提供できるくらいの鮮度を2日程度有し、うま味成分含有量や破断強度(歯応えに相当)も2日程度高いまま維持し、身色は5日間、顕著な変化がありませんでした。
漁業が量・金額ともに震災前の水準に戻らないなか、低利用魚の鮮魚としての価値を科学的に証明することで、漁業者の所得向上も図ろうとする研究となっています。
【おまけ】
ある地域では、カナガシラは金運の象徴とされています。
そこで金運アップのために、カナガシラのチャーム(お守り)を作ってみました。近いうちにあるところで配布する予定です。
| カナガシラの胸鰭を使用したチャーム |
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【大学ホームページ関連記事】
10/21の演者は、岩手医科大学の阿部博和先生。海底の住人であるベントスの分類や生態、進化について、研究しておられます。
多くのデータは阿部先生が学生時代から継続的に収集されたもの。データの迫力に、圧倒されました。
海洋生態系における重要な動物群であるにも関わらず、分類も不十分なゴカイ類。
この現状を何とかしようと、DNAバーコーディングを導入して各地の海のゴカイ類を調べるなど、学問分野にこだわらずアクティブに研究されていることが良く分かりました。
阿部先生のゴカイに対する愛情を強く感じました。
興味深く聞き入る学生たち。講演後には多くの質問がありました研究の面白さに刺激を受けたようです。
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| 共著の渡邊さん。自分の名前が入っている論文の別刷りをもってニッコリ! |
インターロイキン6というサイトカイン(生理活性物質)は、白血球由来のものだと炎症を引き起こし、コロナ感染時にも症状を悪くする因子のひとつとされています。
しかし、運動時に筋肉からも分泌され、脂質代謝の促進や炎症を抑える働きをします。その働きの違いを分子レベルで考察した論文です。
この雑誌は Q1(Quartile 四分位、その分野で上位25%に入る雑誌)にランクされています。大学院生の渡邊琳さんに協力してもらいながら執筆しました。
石巻から世界に向けて、最新のサイエンスを発信していきます。
| 学生実験中の奈良准教授(動物機能組織学研究室) |
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活躍する卒業生を紹介(教員採用試験合格&大学院進学) 渡邊さんの紹介