動物機能組織学研究室
奈良 英利 准教授
動画で研究紹介、第3弾!
宮嵜教授の「ヒゲカビって?」、太田教授による「ミズクラゲの生活史と生態」に引き続き、奈良准教授による「ニホンジカの角と薬効」です。ぜひご覧下さい。
動物の体の動きを分子から個体レベルで考える
(2023年度の大学案内パンフレットより抜粋、加筆、写真追加)
牡鹿半島にも多く生息しているニホンジカの角は、漢方薬の原料になります。精力剤として使われますが、それ以外にも効能はないのでしょうか?
これらのことを培養細胞や実験動物を用いて、分子、細胞レベルから個体レベルで調べています。これは幼角の抽出液を加えた時に、マクロファージが緑色の蛍光物質を沢山食べるようになった写真です。
動画では、鹿の角の薬効成分の話のみですが、他にもやっている研究があります。
運動するとき、筋肉は収縮しますが、筋肉の動きはそれだけではありません。他に何をしているのでしょうか?
動物の筋肉や免疫系について調べることで、食肉や人間を含めた動物の健康に何か有益なことはないかと研究しています。
主な担当科目
- 動物解剖学
- 動物生理学
- 細胞組織学
主な卒業研究のテーマ
- 筋分化過程におけるマイオカインの産生とマクロファージへの影響
- 石巻周辺地域に生息するニホンジカの出自 ―DNA解析による推察―
- ニホンジカの幼角の抽出液のマクロファージに対する影響
多 頂 点 に 尖 る 。
海洋生物に尖る。動物に尖る。植物に尖る。
微生物に尖る。数理に尖る。化学に尖る。・・・
自分の「尖り」を見つけよう
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奈良研究室の相原さん(現在、大学院1年) |