2025年8月29日金曜日

8月の記事まとめ

「石巻川開き祭り」で学生が活躍(大学HPより)

生物科学科ブログでは、学生・教員の様子から授業・研究の内容まで、学部と大学院の日常風景をお伝えしています。

8月は「20年ぶりの女性競り人」としてデビューした卒業生へのインタビュー、潜水調査自習の様子、日本数学検定協会との連携協力についての記事をアップしました。

 

 

 

近隣小学校で算数トライアスロンを実施




【河北新報オンライン】 


   記事をまとめたページはこちら(タグごと、月ごとで記事をピックアップしています。月ごとの一覧は #記事まとめ) 
 































































 

大学ホームページ記事からのピックアップ


 

 

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2025年8月27日水曜日

日本数学検定協会との連携協力協定を締結しました 算数教育の分野では全国初

 

7月25日(金)、本学にて「石巻専修大学と公益財団法人日本数学検定協会との連携協力に関する協定締結式」が行われました。

阿部知顕学長、高田忍理事長

体を動かしながらパズルなどの問題を解く「算数トライアスロン」をとおして、地域の学力向上・教育力向上を目指していきます。

日本数学検定協会(学習数学研究所)および生物科学科・人間教育学科による共同研究もスタートしています。

  


高田理事長・阿部学長によるあいさつ

日本数学検定協会の高田理事長は、震災後の活動により算数トライアスロンが開発されたことを述べられ、ここ石巻とのつながりを感じました。

また、日本数学検定協会と本学とのつながりで点と点が線で結ばれ、昨年度の算数トライアスロンの実施で面になり、そして連携協定を通じて立体となるといった、算数の言葉を使った言い回しでの説明もありました。今後、さまざまな立体ができあがることを期待しています。

 

阿部学長からは「連携協力を通じて、算数・数学に興味・関心をもって、楽しく取り組む子どもたちを増やし、それによって地域の子どもたちの学力の底上げを進めていきたい」という言葉がありました。


あいさつの内容は日本数学検定協会のページに掲載されています。合わせてご覧ください。



協定書に署名


連携協力 4つの柱

  • 算数・数学力向上を目的とした共同研究の推進
  • 知的資源および人的資源を介した交流の推進
  • 企業、団体等との連携によるパートナーシップの構築
  • 共同研究や活動の成果を地域社会に還元するための情報発信 

 

イベントとしての算数トライアスロンの実施だけではなく、市内の研究協力校(稲井、渡波、向陽、湊)の日々の学習活動に取り入れることで、児童の関心・意欲を高めていくことを目指しています。分析結果は学校に還元して、授業改善の支援についても取り組みます。

また、教員を目指す学生がコーチャーとして学習支援を継続的に行っていくことで、学生の指導経験を豊かにすることも狙いです。

大学を会場として幅広い世代の方々を対象に、算数検定、数学検定を実施予定です。

情報発信面では、三陸河北新報社が発行する「石巻かほく」に、算数トライアスロンの問題を月1で掲載する方向で話が進んでいます。家族で算数に楽しむ機会を提供し、生涯学習の振興も目指します。


 

【協定締結式の出席者】 

公益財団法人 日本数学検定協会 

  • 高田 忍 様 理事長 兼 学習数学研究所所長
  • 上林 航 様 学習数学研究所 上席研究員 

石巻専修大学

  • 阿部 知顕 学長 
  • 人間教育学科 奥山 勉 特任教授(算数教育研究室)
  • 人間教育学科 横江 信一 特任教授(学級経営研究室)
  • 生物科学科  渡辺 正芳 准教授(#数理生物学研究室

 

各種メディアからの取材・質疑応答もありました

 

 【リンク】


 

【関連ブログ記事】 

#地域×大学 #学生の声 #教員採用試験 #自然科学コース

   

 

 

 

算数トライアスロンの「これまで」と「これから」

石巻市教育委員会の協力も得ながら、これまでに4回実施してきました。大学が主体となっての実施は全国初です。

大学祭(石鳳祭、せきほうさい)に合わせて、10月にも実施予定です。

体を動かしながら問題にチャレンジ!
普段と違う問題、違う環境で算数に親しみを
 

  • 2025年7月1日(火) 石巻市稲井小学校で実施(2年生)
保護者参観日での実施
教員を目指している学生がサポート
(伊藤、菊地、葛西、千葉、鎌田、小林)
1年生も協力してくれました

 

  • 2025年7月4日(金) 石巻市立渡波小学校で実施(2年生)

人間教育学科と協力して実施
生物科学科:小林、鎌田、葛西、松井、木村
人間教育学科:小松、中澤、二瓶、壹岐
 
親子で一緒に勉強する機会に

保護者の方からは
「家庭でもゲーム感覚でやってみようと思います」
「一緒に考えるきっかけとなり良かったです」
といった声が聞かれました

 保護者の声

  • 算数トライアスロンは少し難しい問題もヒントをもらったり、お友達と相談しながら何度も挑戦する姿が見られて良かったです。普段だとあきらめてしまう問題でもゲーム感覚で楽しみながら取り組めているように感じました
  • 動きを取り入れることで少し難しいと思うようなこともイベント的に楽しむことができたようですごく良い取り組みでした。
  • みなさんの声がけや熱心に教えて下さる姿も素敵でしたし、何より息子が帰宅するとすぐに算数のドリルに取り組みましたので、学びたいという気持ちにさせていただき、ありがとうございました。
  • 親子で1日5分でも算数に触れ合う時間が取れたらいいなぁと思いました。学生さんたち、とっても良い先生になりそうですね。娘が算数に苦手意識を持たないよう、私もサポートしていけたらなと思いました。
  • 夢中になって取り組んでいる姿が見られてとても嬉しく思いました。楽しく学ぶことが一番吸収されるんだと感じました。ぜひこれからも楽しく学べる方法を教えてほしいと思います。   
参加学生の声

  • 今回算数トライアスロンに参加させていただいて、子供の解けた時の笑顔や諦めずに問題を解く姿はとても嬉しいなと感じました。将来、先生を目指すうえでも、今回のように「算数って楽しい!」「できた!」と感じられる経験はとても大切だと実感しました。この体験を、今後の教育実習や学びにも活かしていきたいと思います。 
  • 諦めず自力で解こうとする姿、積極的に質問してくれる姿、友達に解き方を教える姿など、主体的で対話的な学習が定着している様子が見受けられた。勉強することを苦と感じず、楽しみながら解いているようで、とても嬉しかった。
「意外にも小銭の計算が苦手なようでした。
少し練習してみようと思いました(保護者)」

レジでの自動支払い、スマホ支払いの影響も?

 今後の予定

  • 2025年9月12日(金) 研究協力校(稲井、渡波、向陽、湊)との連絡協議会
  • 2025年10月12日(日) 本学の大学祭である石鳳祭(せきほうさい)に合わせて、本学で実施予定 児童は「生物科学科サイエンスフェス」にも参加し、算数と科学に親しむ一日に
  • 岩手県の陸前高田市教育委員会と協力し、陸前高田市でも実施予定(時期未定:2025年3月29日に実施予定でしたが、大船渡市での山林火災により延期中)


2025年8月22日金曜日

【潜水調査実習】海での実習に向けて、プール実習を開始!

 

7月のクモリハレの土曜日に、潜水調査実習の一環としてプール実習を行いました。

場所は石巻市にある(有)フクダ海洋企画さんの潜水用プールです。インストラクターの福田介人先生らの指導を受けながら、SCUBA潜水の練習をしてきました。

ウェットスーツ、マスク、シュノーケル、フィンを借りた後、早速、プールに入り、マスクを付けてみました。

水が入り込まないよう、マスクのスカート部分に前髪がハイリコマナイようにして装着するのがコツです。

続けて、フィンワークの練習。

膝を曲げずに水を蹴ることがコツです。上手にできたかな。

いよいよウェイトベルトを装着して、SCUBA器材を背負い始めます。緊張している様子です。

 


緊張しながら、バックロールエントリーに挑戦!

無事にエントリーができて、とても気持ちが良さそうです


まずは浅い場所で潜水をしながら、水中でのバランスのとり方を学びました。

始めはバランスをとるのに苦労していた学生たちも、やがては笑顔がひろがり、ピースサインが出るようになりました。

 

海に潜ると水圧により鼓膜が押されて、痛みがともないます。

これを防ぐ動作として「耳抜き」というスキルがあります(動画では、水中で少し機械音がします)。

 

ここでは梯子をつたって深所に潜りながら、耳抜きの練習をしました。上手にできたかな。


予定していた2時間強の練習時間があっという間に過ぎ去りました。

次回はいよいよ海でのSCUBA実習です。きっと素晴らしい海に出会えることと思います。

 

 

受講した学生の声(抜粋)

  • プール実習を通して学んだことは、水の中は楽しいけどとても危険ということです。マスクに水が入る、口の中に水が入る、視界が悪いなど、少しのことでパニックになるということが実感できました。
    また、思ったよりも距離感がつかめず、手や足が届かなかったときに焦ってしまい、落ち着くことが大切だと学びました。授業でも教えてもらいましたが、やはりレギュレーターを離さないことが一番大切だと思いました。加えて、陸での準備が大切で、機材の準備や手入れ、確認など海に入る前にしっかりと確認しておくことが事故やパニックになることを防いでくれるということを改めて学びました。

  • 水深4mのプールに潜った際には、耳抜きはスムーズに出来たが、その後に鼻呼吸になってしまい怖かった。水平方向に移動している時や真下を見ている時には気にならなかったが、垂直方向に移動している時はマスクがズレてくるように感じ、マスクから手を離せなかった。
    あまり周りをみる余裕がなかったので、次はもう少し余裕が持てるようにしたい。怖いなと感じることもあったが、楽しかった。

  • プール実習を通じて、スキューバ潜水の基本的要素を学ぶことができたと思う。初めて4mという深さを潜るという経験をして、怖さと楽しさが両立する場所だったように感じた。
    海の中を潜ることにおいて、楽しいだけになっても無謀なことに走って危ないし、怖いだけでもパニックを起こして危ないので、怖いと楽しいのバランスが大事だと分かった。また、水中でのカメラ撮影が意外と難しく、水中での撮影技術というものも次回の実習で同時に学んでいきたい。
     
  • 講義で聴いた水中での空間認識能力の低下について、今回はプールではあったが視界が少しだけ悪く、見えづらいことがあったので、実際に海に潜った際にはどうなるのか気になった。そして、水の中で見た景色と陸で見た景色が違って見え、空間認識能力が低下しているのが分かったので、海に潜った際には自分で何か目印を見つけて、そこを確認しながら移動しようと思う。
    水中カメラの使い方については、一緒に実習を受けた学生をうまく撮影することができた。プールではあったが、体を水中で固定しながら撮影することは難しかった。座学の時間に聴いた、魚を撮影するのは魚が動き回って撮影しづらいということと、潮の流れがあることで体を水中で固定しづらいことから、海中での撮影は難しそうと感じた。次回の海洋実習では、きれいに撮影することに挑戦したい。
    プール実習を受けたことで、潜水機器のある程度の使い方、水中での動きを確認できたので、次回の海洋実習で実践し、自分にとって良い経験にしていきたいと思う。



 
 

【関連ブログ記事】 

#実験・実習 #授業紹介 #動画

#海洋生物・環境コース #沿岸環境生態工学研究室

 

 

【大学ホームページ関連記事】

大学HPより


2025年8月8日金曜日

仙台中央卸売市場「20年ぶりの女性競り人」に 卒業生、村田実優さんへのインタビュー 


ミヤテレHPより
 

卒業生の村田実優さんが、社会人3年目にして仙台中央卸売市場の競り人(せりにん)としてデビューしました。なんと女性の競り人は20年ぶり!

各種メディアで大きく取り上げられ、とてもかっこいい姿を見せています。密着取材を受けている場面もあります。ぜひご覧ください(リンク切れ注意)。 

 

 

 

 

村田さんにインタビューしました!

 

  番組取材、いかがでしたでしょうか?

初日は緊張しすぎて記憶がありません。

ニュースになって市場内や荷主さんなど色んな方に「見たよ〜」と言われ、予想以上に反響が大きいと感じました。こんなに注目されるとは思っていなかったので正直驚きました。


  村田さんは群馬出身ですが、なぜ仙台の水産業界に入ったのでしょうか?

もともと魚が好きで、水族館の飼育員を目指すために生物科学科に入りました。

就職活動を始めた際に、水族館の飼育員は正社員の募集が少ないことや、全国の求人を見ていないといけない事を知り、将来設計も検討したうえで飼育員志望から切り替えて就職活動をしました。

地元の群馬県へ帰る事も考えましたが、好きな事に関係した仕事をしたいと考え、大学で学んだことに関連した水産業界を選びました。

3年次の実習でベントス観察

  仕事のやりがいは何でしょうか?

自分が携わった商品について量販店さんと商談し、採用が決まってお店で販売されているのを見るとやりがいを感じます。

お客さんなどに「いつもありがとう」と言われると頑張って良かったなと思います。

 

  大学時代の思い出は何でしょうか? 大学での学びが仕事にどう活きていますか?

私の大学時代はコロナ真っ只中で、授業やサークル活動に大きな制限がかけられていましたが、その中で3年生の実習で乗船調査をしたのは全てが初めての経験で刺激的で、特に思い出に残っています。

私が所属する近海特種部は貝や海藻類を扱う部署なので、牡蠣の研修で三倍体の話が出てきた時にはすぐに理解ができ大学の学びが役に立ったと思いました。

ホタテや牡蠣の生態なども大学で学んでいたために基本的に理解しており、仕事に活きていると感じます。 

卒業研究発表会

 

  後輩へのメッセージをお願いします

コロナも落ち着いてやりたいことを制限されることなく大学生活が送れることを羨ましく思います。

就職してみると、時間を気にせず色んなことに没頭出来るのは大学時代だけだったと強く感じるので、好きな事にとことん没頭して欲しいです!

 

 

 

元指導教員 阿部博和准教授のコメント 

村田さんは私が着任して1年目の卒研生で、まだ右も左もわからずに四苦八苦していた時期にいつも明るく接してくれたので、よく元気づけられたことを覚えています。

研究室の運営もままならない中で、村田さんの周囲を良く見て細やかな心配りができるという人柄は、卒研生の間に輪を作り、研究室が一丸となるうえでも重要な鍵となってくれました。

卒業研究では、2年生の時の講義の中で行った「魚は痛みを感じるのか?」という発表を発展させる形で、「甲殻類は痛みを感じるのか?」というテーマに取り組みました。

いまでも研究室の学生が研究対象としているクロベンケイガニがキャンパス周辺にたくさん生息していることを教えてくれたのは村田さんで、このクロベンケイガニを材料として実験を進めました。

クロベンケイガニ

何もかも初めての中で英語論文を読み漁ったり、実験装置を自作したりと、好奇心と最後までやり遂げる姿勢がすばらしい学生だという印象を受けました。

自作の実験装置

また、私が着任する前になりますが、村田さんは入学当初から写真部を立ち上げたり、大学祭の実行委員やオープンキャンパスの学生スタッフとしての活動を行ったりと、様々な活動に積極的に取り組んでいたようです。

4年生の1年間接していただけでも、このような活動を通して人と関わる力を身につけ、人との関わりの中で自分を成長させる経験を深めてきたのだなということが伝わってくる学生でした。

 

卒業時には、就職後もますます成長を遂げ、組織の中で中心的な存在になっていくのだろうなと信じていましたが、このような形でかっこいい姿を見せてくれて本当にうれしく思っています。今後のますますのご活躍を楽しみにしています。

 

 

【関連ブログ記事】

 

2025年8月5日火曜日

3年次の植物学実習を行いました 蔵王山・二口渓谷での植物観察

 

注意 この記事は昨年度の実習のものです。

都合により公開できずにいました。皆さんに見ていただきたいので、しばらくの間、最新情報として公開します。


6月15日(土)、16日(日)に3年次の植物学実習が実施されました。

泊まりがけの実習に、動物・植物コースの学生だけでなく微生物・生命分子コースや自然科学コースの学生も参加して、お天気に恵まれた楽しい実習となりました。


1日目は蔵王山、2日目は二口渓谷で高山植物や植物の生態の観察を行いました。 






1日目・蔵王山


午前中はお釜(火口)の周辺で植物を観察

イワカガミ(Schizocodon soldanelloides)


お釜の前で記念撮影


満面の笑みで推しとの2?ショット



蔵王といえば高山植物の女王
コマクサ(Dicentra peregrina)

左が普通のハクサンチドリ(Dactylorhiza aristata)
右が白花のハクサンチドリ
変異体を見つけると中川先生のテンションが上がります

ミネズオウ(Loiseleuria procumbens)



稜線近くでお昼ご飯



まだサクラが咲いていました

山形側に少し降りると御田の神湿原があります


今年はワタスゲが満開でした

チングルマ(Sieversia pentapetala)

ヒナザクラ(Primula nipponica)
学名のとおり日本だけで見られる
サクラソウです

みんな大好きモウセンゴケ(Drosera rotundifolia)
実は種子植物でコケではありません


ワタスゲ(Eriophorum vaginatum)
別名スズメノケヤリと言います

池の奥の方にクロサンショウウオの卵らしきものを発見!


夜はバーベキュー
焚き火はテンションが上がりますね

明日も山歩きです
飲み過ぎないように気をつけて





2日目・二口渓谷



橋を渡り河原から渓畔林に入ります

樹皮に残る水の跡と
ツルアジサイを観察

フジの蔓は巻きつく相手を絞め殺すほど丈夫です
人がぶら下がってもびくともしません
(でも気をつけて)



林冠ギャップから光が降り注ぎます

「明るーい! まぶしいっ!!!」

「(樹の下) 暗ーい!!!」
林冠ギャップの影響を実感したようです






ウリノキ(Alangium platanifolium)は
渓畔林の特徴的な木の一つです

4枚の葉の上に4枚の緑の萼片の花が咲く
ツクバネソウ(Paris tetraphylla)

3枚の葉に3枚の萼片の花(もう果実ですが)の
エンレイソウ(Trillium smallii)
学名のTrilliumは「3のユリ」を意味します



やっとお昼ご飯!!!

様々な経路で滝を目指す面々

それを見送る人達


記念撮影を終えたら帰路に向かいます


ブナの木にクマの爪痕らしきものを発見
気をつけて帰りましょう

クリの花は雌雄同株です
白い穂状の雄花とイガ状の雌花(赤丸)



2日間、お天気に大変恵まれた良い実習でした。
 



【関連ブログ記事】 #実験・実習 #動物・植物コース