2021年12月3日金曜日

【教員と学生との対談】遺伝学は最高に楽しい!

 


中川繭 准教授 植物発生遺伝学研究室

各教員が専門分野の実験を、趣向を凝らして行っています。

工藤拓登さん 青森県 弘前南高校出身

実験や実習では観察が大事だと学びました。

 

画像を開いて拡大(学年は取材時のもの)

 

工藤 生物学、遺伝学といった分野に興味があったので生物科学科を選びましたが、さまざまな分野の実験から広い視野を得ることができました。

中川 遺伝学は最高に楽しいですよね!古典遺伝学も分子遺伝学もエレガントかる実用性が非常に高い学問です。実験結果から理論がつくられるということが分かりやすく、たとえば、メンデルの法則は最先端研究をする際にも使われています。

 

中川 大学で面白かった授業は何ですか?

工藤 分子生物学が特に興味深かったです。高校までの生物の教科書では、物質や現象などの名称が主であったDNA鎖の複製について、分子の動きやその条件を詳細に学ぶことができました。

 

工藤 また、授業でも研究室でも、先生方との距離の近さを感じます。物腰が柔らかで、話しかけやすい雰囲気の先生方が多く、授業に関することだけでなく、進路についての質問から素朴な疑問、つたない質問にも丁寧に応えてもらえるので心強いです。

中川 授業についての質問は、されればされるほど嬉しくなるものです。生物科学科は県外から来ている学生も多く、家族と離れて暮らす中で、生活や人間関係についての相談も受けることがあり、それだけ私たち教員を信頼してくれているのだと思っています。

生物科学科は学生数に対して教員が比較的多いことと、学科の教員全員で担当する実験や実習で学生と深く接するので、学生の性格や人間関係がわかりやすい。それも生物科学科の魅力ですね。

【研究室ピックアップ】植物発生遺伝学研究室