生物科学科では1年次の必修科目にフレッシュマンセミナーがあります。前期は学科教員の研究についての話を聞き、卒業研究やコース選択といった今後の学びの方向を考え、後期は主に図書館の使い方や情報の調べ方、実験レポートの書き方、生物統計の基礎といった大学で学ぶ上で必要な技術の基本を学びます。
大学の授業は自ら学ぶ姿勢が求められるので、最初は授業ノートをとること1つとっても高校とは勝手が違い戸惑う人もいます。そのため、大学での学びのためのサポートを行うのが目的です。
今年は夏休み前の7月に、図書館の使い方や資料や論文の探し方ツアーを行いました。
後期は実践編として、実際に目的を持って調べものを行い、調べた情報をまとめて、人に伝えられるようになろうということで、角田先生による探究活動についての講義が行われました。
テーマは郷土の産業について。大阪出身の角田先生の郷土愛にあふれた大阪と石巻の地域性に注目した産業の活性化についてのセミナーをお手本に、各自が自分の郷土の産業について調べ、発表します。