2021年8月20日金曜日

粘菌の培養と哺乳類のデータ解析

2021年8月3日に、2年生を対象とした野外実習(動物コース担当)が行われました。2つのグループに分かれて、半日ずつ異なるテーマに取り組みました。


テーマ①:大学構内の土壌由来の細胞性粘菌の培養(阿部先生)

細胞性粘菌は土壌の表面に広く分布し、ユニークな生活史をもつ生物です。この実習では、大学構内の土を採集し、土壌中の細胞性粘菌を探します。


採集した土を、培地を塗ったシャーレに撒き、細胞性粘菌を培養します

さぁ、採集できたかな??

(参考:以前の実習の風景です)


培養をはじめて2週間後の粘菌がこちら!

彼らは微生物を捕食しながら増殖する、単細胞アメーバです。





テーマ②:大学演習林に生息する哺乳類のデータ解析(辻先生)

演習林に一年間セットしたセンサーカメラがとらえた動物の映像を使って、動物の行動の特徴を調べました。ブログをご覧になっている皆さん、この動物が一体何か、わかるかな?

 

動物A

動物B

動物C


映像を注意深く分析すると、思わぬ発見があることも!


うーん、この動物の学名はなんだろう…

来年は、ぜひ自分でカメラをセットして、どんな動物が写るのか、調べてみてくださいね。