2021年7月22日木曜日

牡鹿半島でテンの調査(動画あり)

動物生態学研究室では、昨年度から月に一度のペースで牡鹿半島に調査に出かけています。

目的は、ここに生息するニホンテン (Martes melampus) の糞の採集です。黄色の毛が鮮やかなイタチ科の動物です。このビデオに、テンが少しだけ写っています(とてもすばしこい動物です!)。


彼らは食肉目でありながら果実食性が強く、ほとんど丸のみにします。その結果、種子を母樹から離れた場所に運ぶ、種子散布者 (Seed disperser) として機能します。 


調査した6月はサクラ (Cerasus sp.) やヤマグワ (Morus australis) の結実期でしたので、採集した糞には、これらの樹種の種子が多く含まれていました。今後この糞を分析して、食性の詳細を調べます。