2024年5月31日金曜日

5月の記事まとめ

ゾウアメフラシ
(宮城県で初めて正式に記録)

ウミウシ、牡鹿半島の動物相、バイオエタノールと研究関連の記事を3本アップしました。「石巻の野鳥」の記事では、山・川・海の鳥が見られる石巻の魅力を伝えています。

 

キジ
生命科学専攻(修士1年) 畠山紘一さん撮影

 

学生は中間テストのシーズンですね。テスト勉強やレポート作成で大変になってきますが、友人たちと協力しながら乗り切りましょう。

 

   記事をまとめたページはこちら(タグごと、月ごとで記事をピックアップしています。月ごとの一覧は #記事まとめ



1年次の実習  後日、ブログで紹介します

「野外生物実習」では、コースに関係なく全員が3回の実習に参加(海洋系・動物系・植物系)。生物科学を総合的に、実践的に学びます。

  • 5月25日(土) 植物系の実習  落葉広葉樹林での植物観察(栗原市花山)
  • 6月 8日(土) 海洋系の実習  潮間帯の生物分布調査(渡波海岸)or 干潟の生物相観察(万石浦) ※学生はどちらかの実習を選択
  • 6月15日(土) 動物系の実習  原生動物の顕微鏡観察 or 水質検査(大学近くの北上川沿いにてサンプリング) ※自然科学コースは水質検査




大学ホームページ記事からのピックアップ    

 

右から工藤さん、甲地さん
学科の特色などについても話してくれたようです

6月5日と9日に放送。要チェックです!

参加した1年生の青山隼大さん(右)
「民族衣装の紹介と着物の着付け体験」がテーマ


 


オープンキャンパス・進学相談会情報

オープンキャンパスでは、学科説明会や

オープンラボを実施

ご来場、お待ちしています!



2024年5月30日木曜日

フレッシュマンセミナーA:図書館ツアー・電卓の活用法演習

 

5月9日のフレッシュマンセミナーAでは、6班に分かれて図書館ツアーと電卓の活用法について学びました。

関数電卓の使い方について講義する
前田教授(ソフトマター物理学研究室)

生物科学科では、授業や実験のデータ整理で活用する高機能電卓(関数電卓)を1年生全員に支給しています。今回はその使い方ハウツーを演習形式で学びました。


 

残りの学生は、同じ時間に図書館ツアーです(入れ替え制での実施)。

司書さんの案内で図書館を見て回りました

こちらは映像コーナーです

書庫にも入りました。

ここには英文・和文雑誌類の製本バックナンバーがアルファベット順に配架されています。何年かしたら、資料探しでこの部屋を使うことになるかもしれません。


レポートを書く時など、図書館にはこれから何度もお世話になることでしょう。




【関連ブログ記事】 #在学生 #授業紹介

フレッシュマンセミナーAの前半では、トヤケ森山ハイキング、カードゲームでアイスブレイク、図書館ツアー、関数電卓演習と行ってきました。

 

 

フレッシュマンセミナーAの後半は、総勢22名の教員による研究室紹介です。

過去の例はこちら → 生物を科学する 全教員による研究紹介(フレッシュマンセミナーA)(2022年度)


この他にも、スポーツ大会などのレクリエーションや、学習支援をする機会を設けています(学習支援は中間テスト・期末テストの直前にそれぞれ1回)。

過去のレクリエーション(ケイドロ)

2024年5月28日火曜日

石巻は野鳥もいっぱいです

 

最近、夜になるとミゾゴイのほーっほーっほーっという鳴き声が大学構内に響き渡ります。

渡り鳥で日本で繁殖するミゾゴイ。雄はなわばりをアピールして雌を探し、つがいになると鳴かなくなるので、この時期限定の鳴き声です。

ウグイスも春先にはケチョケチョと鳴いてばかりでしたが、最近はきれいなホーーーホケキョッを聞くことができます。

 

石巻には様々な野鳥がいますが、大学構内で一番見かけるのはハクセキレイ。

生物科学科 櫻田郭人さん撮影

昨年は1号館1階の東側の入り口に巣を作っていました。

階段の手すりを滑って遊ぶハクセキレイ


巣を作るといえば、毎年G.W頃にツバメもやってきます。


大学建物の中心部にあるベストリアンデッキ周辺では、トビ(トンビ)が風に乗って気持ちよさそうに飛んでいたり、カラスがクルミを落として殻割りをしているのを見ることができます。

生命科学専攻(修士1年) 畠山紘一さん撮影

頭上注意!
カラスが落としたクルミの殻

 

海辺の街ならではなのはウミネコでしょうか。

開北橋の上の街灯によくいますが、雨の日や雨上がりに大学の芝生や駐車場に集まってくることも。

工作・試験センター前の芝生でうろうろ
学生駐車場を占拠するウミネコたち
まだ頭の黒い幼鳥も


昨年はカワセミが構内で観察されました。

北上川周辺に生息していることは知られていましたが、大学構内までやってくるのは珍しいです。

生物科学科 木村岳さんと小野陽暉さんが発見&撮影

青い鳥といえばイソヒヨドリ(雄)も。元々は岩場に居る鳥ですが、最近は街中に生息域が広がっているようです。


サクラの季節にはスズメやツグミ、ヒヨドリなどが花をつまみ食いしに集まってきます。




通学路周辺の田んぼや原っぱではシラサギ、ハクチョウ、カルガモ、キジなどを見かけます。

左の小さい2羽がコサギ、右の大きいのはダイサギ
親子ではありません
(コサギは足指が黄色く、ダイサギは嘴が黄色です)
生命科学専攻(修士1年) 畠山紘一さん撮影

カルガモ
生物科学科 櫻田郭人さん撮影

キジ
生命科学専攻(修士1年) 畠山紘一さん撮影

鳥は写真を撮るのが難しくなかなかブログで紹介できていませんでしたが、学生の皆さんの協力を得て、大学構内や周辺で見られる鳥を紹介してみました。

山の鳥も川の鳥も海の鳥も見られるのは石巻の大きな魅力の一つと言えるでしょう。

 

 

【関連ブログ記事】 

#ISU生物図鑑(ISU = Ishinomaki Senshu University)

 

2024年5月24日金曜日

【触媒討論会】触媒化学研究室の学生が研究発表を行いました

 

2024年春に横浜国立大学で第133回触媒討論会が開催。

触媒化学研究室4年の佐藤愛莉さんが参加し、卒業研究の内容に基づいた研究発表を行いました(学年は当時)。

  • Hard Template法によって調製したLaAlO3担体に担持したPt-Rh共存触媒によるバイオエタノール水蒸気改質反応


2024年3月18日~19日 横浜国立大学


この研究は、当研究室と徳島大学(加藤研究室)および三和澱粉工業とで進めている一連のバイオエタノール有効活用法開発の中で、 当研究室が主体的に進めている「バイオエタノールを効率よく有用な化学物質に変換する触媒プロセス開発」の1つです。

 

バイオエタノールからの水素製造触媒開発においては「触媒の高活性化」と「触媒寿命の改善」が課題となっています。

佐藤さんはこの研究を進める中で、昨秋に 自身が行った研究発表(第132回触媒討論会) の結果を上回る特性を持つ触媒を見いだし、その成果をまとめ今回研究発表しました。

 

卒業式直前の慌ただしい時期でしたが、2回目の学会ということで前回よりも余裕を持って発表ができたようです。

 

佐藤さんは本学大学院に進学し、さらに触媒の研究を進めています。

学会発表で多くの先生方から頂いた質問や指摘は、今後の触媒研究を進める上でのモチベーションと指針を与えてくれたと思います。 

 

 

【関連ブログ記事】 #触媒化学研究室 #自然科学コース #大学院