2024年5月28日火曜日

石巻は野鳥もいっぱいです

 

最近、夜になるとミゾゴイのほーっほーっほーっという鳴き声が大学構内に響き渡ります。

渡り鳥で日本で繁殖するミゾゴイ。雄はなわばりをアピールして雌を探し、つがいになると鳴かなくなるので、この時期限定の鳴き声です。

ウグイスも春先にはケチョケチョと鳴いてばかりでしたが、最近はきれいなホーーーホケキョッを聞くことができます。

 

石巻には様々な野鳥がいますが、大学構内で一番見かけるのはハクセキレイ。

生物科学科 櫻田郭人さん撮影

昨年は1号館1階の東側の入り口に巣を作っていました。

階段の手すりを滑って遊ぶハクセキレイ


巣を作るといえば、毎年G.W頃にツバメもやってきます。


大学建物の中心部にあるベストリアンデッキ周辺では、トビ(トンビ)が風に乗って気持ちよさそうに飛んでいたり、カラスがクルミを落として殻割りをしているのを見ることができます。

生命科学専攻(修士1年) 畠山紘一さん撮影

頭上注意!
カラスが落としたクルミの殻

 

海辺の街ならではなのはウミネコでしょうか。

開北橋の上の街灯によくいますが、雨の日や雨上がりに大学の芝生や駐車場に集まってくることも。

工作・試験センター前の芝生でうろうろ
学生駐車場を占拠するウミネコたち
まだ頭の黒い幼鳥も


昨年はカワセミが構内で観察されました。

北上川周辺に生息していることは知られていましたが、大学構内までやってくるのは珍しいです。

生物科学科 木村岳さんと小野陽暉さんが発見&撮影

青い鳥といえばイソヒヨドリ(雄)も。元々は岩場に居る鳥ですが、最近は街中に生息域が広がっているようです。


サクラの季節にはスズメやツグミ、ヒヨドリなどが花をつまみ食いしに集まってきます。




通学路周辺の田んぼや原っぱではシラサギ、ハクチョウ、カルガモ、キジなどを見かけます。

左の小さい2羽がコサギ、右の大きいのはダイサギ
親子ではありません
(コサギは足指が黄色く、ダイサギは嘴が黄色です)
生命科学専攻(修士1年) 畠山紘一さん撮影

カルガモ
生物科学科 櫻田郭人さん撮影

キジ
生命科学専攻(修士1年) 畠山紘一さん撮影

鳥は写真を撮るのが難しくなかなかブログで紹介できていませんでしたが、学生の皆さんの協力を得て、大学構内や周辺で見られる鳥を紹介してみました。

山の鳥も川の鳥も海の鳥も見られるのは石巻の大きな魅力の一つと言えるでしょう。

 

 

【関連ブログ記事】 

#ISU生物図鑑(ISU = Ishinomaki Senshu University)