2022年7月8日金曜日

3月の海中散歩(玉置)

 

生き物と環境、空と海との間で


研究室では、海の生き物だけでなく、これらの生き物を支えている海の環境についても調査をしています。先日、生物科学科のブログに載せたいので、環境機器を用いて水質計測をしている写真を撮って欲しいとの依頼を受けました。

簡単に頼まれましたが、この物撮りがナカナカ難しい…

機械だけを写せば、単なる環境機器のカタログ的写真となって、面白くない。どうせなら、船から海に環境測器を降ろしている絵としたいが、このためには水中の環境測器をフレームに入れながら、海と空との風景を1枚の写真に収めなければならない。

早速、水中写真に詳しい仲間に尋ねてみると、超広角のレンズの一眼レフの水中カメラでないと難しいですね。そのコンパクトカメラ(OLYMPUS TG-5)では無理ですよと、にべない返事。


あきらめの悪いのが、私の癖

 

この日は透明度に富み、海も静かだったので、学生に環境測器を船の上から海の下に降ろしてもらい(上の写真)、私は水面と海との間を上がったり下がったりしながら、写真を繰り返し撮ってみる。この水中での上下運動、基本、肺の空気の出し入れでコントロールとなることから、ナカナカ大変です。

パシャ、パシャ、パシャ…

20数枚撮った中で、ナカナカ納得のいく写真が撮れました(下の写真)。



ピントもあまいし、白トビもする写真ですが、どうでしょう?



最後に水中の写真をもう1枚です。藻場に隠れている魚は見つかりましたか。

 

藻々


 

 

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