鈴木研究室(地域水産利用学)では、金華山沖合の底引き網で獲れる魚類のなかで、市場に卸さず廃棄されている深海魚の有効活用に関する研究を行っています。
今回紹介するのは、タラ目ソコダラ科トウジン属の「オニヒゲ」です。日本近海に生息し、鱗が硬く刺々しい(荒々しい)ことから「鬼」の名を冠しています。
可食部の栄養成分の分析結果は、100g あたり、水分 81.0g、タンパク質 17.6g、脂質 0.3g、灰分 1.1g でした。
少し水分が多いですが、タンパク質含有量も多く、深海魚特有の脂っぽさがないので、フライにすると美味しいです。
肝臓中にDHAとEPAが 100g あたり10g 程度と高濃度に存在 |
口部の下の方に肛門があり、 深海魚ならではの発光器を持ちます |
大学祭(石鳳祭)情報
サイエンスフェス「知の玉手箱」に出展(10月7日8日)
今年は、深海魚オニヒゲの ◆◆ を使用した ◇◇ のガチャガチャをやります! 限定200個、無料です。ぜひ、2号館2階にお越し下さい。
ホームカミングデーで講演(10月7日)
鈴木英勝准教授「“未利用魚”と”深海魚”で石巻を元気にする」 詳しくはこちら(大学HPへ)
「知の玉手箱」は理工学部3学科によるサイエンスフェスです 。
骨格標本の展示から、水中ドローン研究の紹介まで、科学の面白さを体験できるイベントです。
ご来場、お待ちしております!
オニヒゲガチャ |
動物・植物コースでは、「生物ポストカード」をプレゼント! 今年はいろんなパターンが追加されるかもしれません(海洋系も?)
石巻市の保護上重要な植物たち |
自然科学コースでは、ビーズストラップ作成コーナーをやります。2重らせん構造をした「DNAストラップ」を、自分好みのビーズを組み合わせて作ることができます。作ったものはプレゼント!
ファージストラップも作れます! |
「ひらいてみよう!知の玉手箱」昨年度の様子はこちら
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