9/1と9/2に、3年生を対象とした動物学実習を行いました。動物学に関連する、ミクロからマクロ分野までカバーした内容でした。
1日目
A. 細胞性粘菌の観察(担当:阿部先生)
説明する阿部先生。これまでに、大学構内には3種の細胞性粘菌が確認されているそうです。
8月の実習で2年生が採取した土壌を培養したシャーレ。今回はこの中に細胞性粘菌がいるか顕微鏡で確認します。
あっ、小さなつぶつぶがたくさん見える!
集中!
写っているのは土壌粒子と、線虫、それに、せん毛虫。土壌中には生物がいろいろ見つかります。
この作業と並行して、学内の土壌を採取して培地にまきました。月末に確認する予定です。
B. マウスのマクロファージからのRNA抽出(担当:奈良先生)
マクロファージが培養されているプレート。ピンク色の液体は培養液です。
えーと、次の作業は何だっけ…
サイエンティストっぽい?
RNAの抽出に成功しました。チューブの液の中に白い小さなものが浮かんでいます。見えますか?
2日目
C. シカの全身骨格の組み立て(担当:辻)
実験台に、骨の山が置いてあります。さあ、組み立て開始。
頭はすぐにわかるんだけどなぁ。。
お手本として、有志でつくった骨格1号登場!彼女、大活躍です。
ん、これって前脚じゃなくて後脚?やった、できた!!
コロナ禍でできる内容に制限がありますが、充実した二日間になりました。
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