2021年9月8日水曜日

細胞性粘菌の培養、RNAの抽出、シカの骨格の組み立て

9/1と9/2に、3年生を対象とした動物学実習を行いました。動物学に関連する、ミクロからマクロ分野までカバーした内容でした。


 1日目 

A. 細胞性粘菌の観察(担当:阿部先生)

説明する阿部先生。これまでに、大学構内には3種の細胞性粘菌が確認されているそうです。

8月の実習で2年生が採取した土壌を培養したシャーレ。今回はこの中に細胞性粘菌がいるか顕微鏡で確認します。

あっ、小さなつぶつぶがたくさん見える!

集中!

写っているのは土壌粒子と、線虫、それに、せん毛虫。土壌中には生物がいろいろ見つかります。

この作業と並行して、学内の土壌を採取して培地にまきました。月末に確認する予定です。


B. マウスのマクロファージからのRNA抽出(担当:奈良先生)

マクロファージが培養されているプレート。ピンク色の液体は培養液です。

えーと、次の作業は何だっけ…

サイエンティストっぽい?

RNAの抽出に成功しました。チューブの液の中に白い小さなものが浮かんでいます。見えますか?



 2日目 

C. シカの全身骨格の組み立て(担当:辻)

実験台に、骨の山が置いてあります。さあ、組み立て開始。

頭はすぐにわかるんだけどなぁ。。

お手本として、有志でつくった骨格1号登場!彼女、大活躍です。

ん、これって前脚じゃなくて後脚?

やった、できた!!


コロナ禍でできる内容に制限がありますが、充実した二日間になりました。
 
 
 
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