同じ目標を持った学生同士で協力 |
19日(木)に、教職セミナーのキックオフイベントを行いました。タイトルにある「iSU」はIshinomaki Senshu University の略です。
1~3年生に呼び掛けたところ、17名の学生が集まりました。
3年生3名、2年生5名、そして1年生は9名(+出席できなかった1年生が2名)。4年生はちょうど教育実習でがんばっているところです。
「自主ゼミなので何でもOK! 受け身にならないように」
まずは、セミナーの趣旨説明。参加学生の様子を見ながら一緒にやっていきたいと思います。
過去問や卒業生から引き継いだ資料を配布しました。学生が2次選考のときに提出した自己アピール票や、経験者にしか分からない集団討議レポートは貴重な資料です。
現在は、直前対策講座と基礎講座の2コマを実施中です。
理科の教員採用試験では、物理・化学・生物・地学すべての範囲から出題されることがほとんど。学生は物理が苦手だったり(自称)、地学をやっていなかったりイロイロです。基礎講座では、まずは、習得に時間がかかる物理をイチから勉強していきます。
セミナー説明のあとにはアイスブレイク
教職セミナーは、1~4年生まで学年の隔てなく行っています。お互い話せた方が何かとやりやすいと思いますので、こんなイベントを実施してみました。
「まちカルタ」と「シャベリカ」 |
「美味しいパンが食べられるところ」など、街についておしゃべり |
グループを変えて3回やってみたのですが、うまくシャッフルできなかったかも… 次回は、1年生と上級生がうまくグループになるように配慮しなくては。
1年生の参加者9名のうち、コース別で見てみると自然科学コースが5名でした。
今年度からスタートした自然科学コースは、他コースに比べて教員免許が取得しやすいカリキュラム構成となっています。
「何かの参考になれば」と中学時代のノートを持ってきてくれた学生も |
最後に、参加学生のコメントを紹介します。
松本 拓 さん(1年次、神奈川県出身)
このセミナーに参加しようと思った理由は、教員採用試験に挑戦していく過程で、理科の知識が身に付くのはもちろん、社会で生きていくための常識まで幅広く学べる良い機会だと思ったからです。
19日のイベントで行ったシャベリカでは、同じ目標を持つ同級生や先輩方と交流し、お互いを知ることができて良かったです!(ゲームの性質上、自分のことも知るきっかけになりました笑)
教員採用試験に合格するためにも、周りの仲間と助け合い、今の自分に足りない部分を補っていきたいです。
鈴木 優香 さん(2年次、宮城県出身)
顔合わせとしてゲームをしましたが、今回初めて参加した1年生の皆さんと交流を深めることが出来たので良かったです。
私は教職セミナーに1年次から参加していますが、勉強しようとしてもなかなか出来なかった難しい問題や、 物理・化学・生物・地学などさまざまな知識を少しずつですが深めることが出来ました。
今後も教員になるために必要な知識をたくさん身に付け、セミナー参加者の皆さんと頑張っていきたいと思います。
夢に向かって、がんばっていきましょう!
【#教員採用試験 からピックアップ】
- 卒業生を筆頭著者とする論文が雑誌に受理 学部生の卒業研究でも学術的な成果に 宮城県内の中学校で理科を教えている卒業生が遊びに来たときの様子
- 活躍する卒業生を紹介(教員採用試験合格&大学院進学) 猶予制度を使い、教採合格後に大学院に進学
- 物理の基礎を勉強する自主ゼミを始めました(教員採用試験対策) 昨年度の様子(参加学生のコメントあり)
教職セミナーは、以下の中長期ビジョンの目標達成のための活動にもなっています。
- 目標14 学生1人ひとりの主体的な学びを支援する場を整備する
- 目標15 研究、学習を目的とした交流の活性化を図る
今後は、人間学部の先生方や学生の皆さんとの交流の機会も増えるといいな、と考えています。