2/8(火)に、動物コースの卒業研究発表会が開催されました。当日の発表タイトルは、以下の通りでした。
・石巻周辺地域に生息するニホンジカの出自-DNA解析による推察-
・細胞性粘菌の生態:田の周辺からの野生株の単離
・細胞性粘菌野生株の土壌試料からの単離
・新型コロナ第6波の予測〜SIRモデルによる再流行へのシナリオ〜
・石巻市におけるロードキルの現状と対策
・鹿の幼角の抽出液のマクロファージに対する影響
・ノネズミ類の個体数と果実の利用可能性の関係
・細胞性粘菌Dictyostelium discoideumの酸素要求性の検討
・二ホンアナグマの食性:食物の利用可能性との関係
・宮城県石巻市における徘徊性昆虫の季節変化
春休み期間でしたが、50名近くの参加者があり、教員だけではなく学部生も熱心に質問していました。
質問に対する受け答えも、評価の対象になります。与えられた課題に対し、自身の頭でいかに考えているか、発表を聞いているとよくわかるんですよ。
皆さん落ち着いて発表できたようで何より。「一年間、何かを継続してなしとげた」という達成感は、皆さんの宝物になるはずです。研究を通じて学んだ論理的な思考や問題解決力を、社会でぜひ役立ててください。
3年生は、先輩の発表や質疑をききながら来年の自分たちの姿を想像してください。そして1-2年生にとって、発表会は、それぞれの先生のラボでどんな研究がおこなわれているか知るための絶好の機会です。積極的に顔を出すとよいでしょう。
発表が終わって集合写真をパチリ。皆さん、お疲れさま!
【大学ホームページ関連記事】3月14日追記
- 【生物科学科・動物コース】多彩な研究成果を発表・卒業研究発表会 大学院に進学する相原さんのコメントが載っています。