2月9日(水)、海洋生物コースの卒業研究発表会が行われました。
海洋生物コースでは Zoom によるオンライン配信も行い、70名以上の参加者がありました(内、オンラインからは20名程度)。
5研究室、総勢23名の学生による発表タイトルは以下の通りです。
- 水産物流通の効率化のためのICT導入について
- ミズクラゲのエフィラとポリプに対するカワハギ稚魚の摂餌について
- マガキ桿晶体のセルラーゼ活性
- フナムシの食性と同化効率
- 外来捕食魚に対する在来小型魚の逃避行動の特徴
- 異なる海域で捕獲されたハタハタ卵色の違いとその原因に関する研究
- 石巻沿岸域における繊毛虫群集組成の季節変化 ー簡易図鑑作成に向けてー
- スギ花粉はシオダマリミジンコの生残、生殖、次世代にどのような影響を及ぼすか?
- ポリフェノールの投与がギンザケ組織内ヒートショックタンパク質70の含有量に及ぼす影響
- 熟成魚刺身の旨味成分分析と安全性
- 海洋酸性化がサメの鱗の形態に及ぼす影響
- 大鳥池のタキタロウとは?-謎の大型魚の正体に迫る-
- イシダタミガイとクボガイの中腸腺のセルラーゼ活性
- キンギョは屋内水槽の中で「理想自由分布」するか?
- ギンザケ飼育水槽内の細菌叢変化
- 照明がイソギンチャクの行動に及ぼす影響
- マガキへの風味付加法の検討
- ムラサキイガイに対するワカメの茎とアカモク葉状部の餌料効果
- タチウオは宮城県沿岸域を新たな生息域にしているか?
- 日本のデータから読み解く新型コロナのワクチン効果:修正版SIRモデルを用いた数理的解析
- 数理モデルで推測された有毒渦鞭毛藻 Alexandrium tamarense 現存量の急減要因
- 万石浦に出現するミズクラゲのマイクロサテライト解析
- ミズクラゲエフィラの形態再編について
口頭発表はひとり12分で、そのあと質疑応答です。濃密な研究を10分程度にまとめるのは大変な作業ですが、それぞれに工夫が見られました。
オンライン配信(Zoom)の準備をする太田先生 |
皆さん、お疲れ様でした!
卒業研究ポスター制作
口頭発表のあとは、卒業研究のポスター制作です。作成するのは、A0(エーゼロ)という特大サイズの紙面。
過去のポスター発表会の様子 |
どのようなバランスで内容を配置するか、どんな文字の大きさ、どんな色を使うかなどなど、気を付ける点は多くあります。いかに伝えたい情報をデザインするかが大切ですね。
4年生の皆さんは、たとえば 「伝わるデザイン」のページ が参考になるかと思います。 デザインは意外と?社会人になっても必要になってきます。人に伝えるスキルはどこでも必要です。
最後までがんばって取り組みましょう!
【関連ブログ記事】
【大学ホームページ関連記事】3月30日追記
【生物科学科・海洋生物コース】多彩な研究成果を発表・卒業研究発表会 大橋さん、川内さんのコメントが載っています。