2025年4月2日水曜日

3名の新任教員が着任! 生物科学科は「24研究室」体制に

 

2025年度より、新たに3名の教員が生物科学科に加わりました。

 

  • 渡邊 一仁(わたなべ かずひと)准教授  博士(水産科学)

    漁業生産システム学研究室
    水産資源と産業・なりわいの持続可能性を探究する

 

  • 藤原 愛弓(ふじわら あゆみ)講師  博士(農学)

    昆虫行動学研究室
    ミツバチや養蜂を通じて地域の多様な生物、自然との関わりを覗く 

 

  • 武藤 清明(むとう きよあき)助教  博士(農学)

    微生物資源学研究室
    微生物の培養を主軸に基礎から応用まで面白いことを


左から、渡邊准教授、藤原講師、武藤助教
 

 

理工学部に助手1名が加わりました。

  • 成田 歩(なりた あゆむ)助手
    実験、実習、授業を多面的にサポート


 

これで生物科学科は24研究室体制となります。

入学定員で見てみると、1研究室、1学年の平均学生数は約4名となります(定員91名 / 研究室24 = 3.79)。4名の教員には後日、研究内容などについてインタビューして、ブログにアップする予定です。

 

 


生物科学科ブログは、学生・教員の様子から、授業・研究の内容まで、学部と大学院の日常風景をお伝えしています。

大学案内パンフレットや大学ホームページだけでは伝えきれない学科の魅力をお伝えできればと思っています。週1回~2回程度の更新を目指しています。ブックマーク、よろしくお願いします!

 

パワーアップした生物科学科をどうぞよろしくお願いいたします。

 


 

2025年3月31日月曜日

3月の記事まとめ 後期アクセスランキングTOP10付き

 

卒業式、ポスター発表会、学生インタビュー、角田教授最終講義などの記事をアップしました。

週1~2回程度で更新しています。ブックマークもよろしくお願いします。



大学ホームページ記事からのピックアップ

遠藤祐人さん
「陸⽣等脚類の⾁⾷性⼟壌動物に対する捕⾷回避⾏動」
 

「深海ナイト水族館」
仙台うみの杜水族館にて開催


  • 6月21日(土)オープンキャンパス 情報公開中! こちら(大学HP) 6/21は生物科学科11研究室が出展

    今年の夏のオープンキャンパスは、6/21(土)6/22(日)、6/29(日)、7/20(日)、7/26(土)7/27(日)8/9(土)8/10(日)、8/24(日)の全9回! このうち、オープンラボがあるのは太字の日程です。


  • 育友会の広報誌『いくゆう vol.31』が公開 [PDF] 生物科学科関連は以下の通り
    p.1 石鳳祭実行委員委員長の小林さんによるメッセージ
    p.6 算数トライアスロンの紹介
    p.8 就職活動体験記:岩谷さん(一般財団法人日本食品検査)

    おまけ情報
    :育友会による「100円カレー」「100円ラーメン」の販売が決定!




 

2024年度 後期アクセスランキングTOP10


1位


2位


3位

 

4位

 

5位

 

6位

 

7位

 

8位

 

9位

 

10位




 
 参考桜満開!春のキャンパス(ドローン空撮、大学公式YouTube)

 

 

2025年3月25日火曜日

卒業おめでとう! 生物科学科59名、大学院生命科学専攻1名が新たな一歩



3月20日(木、春分の日)、寒さが残る春の日に、令和6年度の学位記授与式が行われました。

生物科学科59名、大学院生命科学専攻修士1名に、学位記を授与。新たな一歩を踏み出しました。卒業、修了、おめでとうございます!(この代の入学定員は55名)

 

尾池学長も定年により「卒業」

理工学部の総代は遠藤祐人さん(ベントス研)
学長とグータッチ!

先日行われた日本生態学会でポスター賞(優秀賞)も受賞!


学部、大学院あわせて約300名が旅立ち

ジュウガツザクラも卒業をお祝い

「卒業式看板」との写真撮影に行列ができていました



全体の式のあとは、各学科に分かれての実施

 

卒業生は、教員、公務員、民間企業、大学院進学とそれぞれの道に進みます。

昨年度に引き続き、生物科学科の卒業生の就職率は100%となりました!

生物科学科主任の栁教授から学位記を授与
 

この代は、高校卒業時・大学入学時がコロナ禍
苦労を乗り越えて頑張りました!

研究室の学生をパシャリ
  

理科の教員免許取得者は7名
学芸員資格取得者は15名

ひとりひとりに手渡しできるのは小規模大学ならでは


生物科学科の卒業生には
「学士(理学)」の学位を授与
 

授業、実験、実習のサポートにフル活躍だった
助手の平田さんも「卒業」

科目等履修生として、引き続き本学に在籍
中学校の教員を目指して授業を受けます

定年退職される角田教授
似顔絵がプレゼントされました

せっかくですので公開!

商品化を進めてきた「オリーブ銀鮭」がモチーフ
お好きだという温泉の桶を持っています


学位記授与のあとは、写真撮影会!
 



春から高校教師に

大学院修士の菅野さんと指導教員の太田先生

阿部博和研究室(ベントス研)

阿部知顕研究室
阿部先生は次期学長です
 

 


石巻グランドホテルにて「卒業を祝う会」

 

卒業生、教員、職員、保護者の方が参加し、思い出話や将来の話を楽しみました。

 


~ とある会話から ~

前田研究室の学生は1年次から会計・簿記を独自に勉強
青山学院大学の大学院に進学し、勉強を続けるとのこと

会計からの視点で、震災の影響を受けた地元に貢献できないかと
話していて、とても頼もしく感じました
 




卒業生・修了生の皆さん、一緒に勉強できて、教員側も得るものが多く楽しかったです!

石巻専修大学・生物科学科の誇りをもって社会に貢献し、活躍していってくれることを期待しています。

 

卒業、修了おめでとうございます!
いつでも大学に遊びに来てくださいね!

 

 

khb東日本放送で取り上げられました



 【大学ホームページ関連記事】

 

 【関連ブログ記事】



2025年3月21日金曜日

宮城県水産技術総合センターとの勉強会が開催されました

2025年1月21日に5301教室にて、石巻市渡波にある宮城県水産技術総合センターと海洋生物・環境コースとの勉強会が開催されました。

 

太田尚志教授による開会の挨拶

初めての開催となる今回は、石巻専修大学の玉置仁教授と宮城県水産技術総合センター 環境資源チームの高津戸啓介技師による2題の講演が行われました。

 

 

玉置仁 教授 「撹乱と藻場」
 

玉置教授は、震災直後に発生した津波によって大きなダメージを受けた海草藻場の震災後の遷移と回復過程について、長期に渡るフィールド調査から得られたデータを解析した結果を講演しました。

浅所にはアマモ、深所にはタチアマモという2種の海草類が生育する海域において、震災から数年かけてタチアマモが震災前の水準まで回復したのに対し、アマモは回復が遅れている状況であることを観測。震災後に河川からの濁流の流入が増加したことによって水中光量が低下し、アマモの回復を阻害している状況であったことを示しました。

海の環境を知るためには、陸の状況も知る必要があるという示唆に富む講演でした。

 


 

高津戸啓介 技師 「宮城県の海洋環境と水産資源の変動」

高津戸啓介技師は、黒潮の流路の変動が宮城県沿岸の水温に与える影響と、近年の宮城県沿岸の海洋環境の変化、そしてその海洋環境の変化が水産資源の変動に与える影響について、最新のデータと事例をもとに講演していただきました。

宮城県沿岸における近年の急激な水温の上昇は衝撃的なもので、それに伴って従来漁獲されていたマダラなどの冷水性魚種の水揚げ量が減少し、これまで漁獲の少なかったタチウオなど暖水性魚種の水揚げ量が増加している状況は会場からも多くの驚きの声が挙がりました。


 

当日は石巻専修大学の教員・学生と宮城県水産技術総合センターおよび宮城県東部地方振興事務所の方々が参加し、講演のあとには活発な質疑応答や情報交換、議論が行われました。

学生からも多くの質問が挙がり、県の水産系の職員の仕事や宮城県の海洋環境・水産業について大きな学びの機会になったものと思います。


今後も、宮城県水産技術総合センターと石巻専修大学で情報交換や連携を強化し、水産業や海洋環境、環境保全に関する研究の促進を目指すとともに、両機関の研究能力研鑽の場として発展していくよう今後も勉強会を継続していく予定です。

鈴木教授による閉会の挨拶


【リンク】

 

【関連ブログ記事】 

#地域×大学 #海洋生物・環境コース

海洋生物・環境コースでは、フィールドを活かした教育研究活動が多く展開されています。