2025年12月26日金曜日

12月の記事まとめ

標本展示エリア(学生ホール)に
アルマジロ、ペンギン、キジの剥製が加わりました
動物生態学研究室インスタより
 

生物科学科ブログでは、学生・教員の様子から授業・研究の内容まで、学部と大学院の日常風景をお伝えしています。ブックマークよろしくお願いします。

12月は3年次の動物学実習、模擬授業の様子、地域水産利用学研究室の取り組みなどの記事をアップしました。

 

大学演習林と牡鹿半島で実施

毎月最終土曜日に掲載


 

   記事をまとめたページはこちら(タグごと、月ごとで記事をピックアップしています。月ごとの一覧は #記事まとめ) 

 































































 

大学ホームページ記事からのピックアップ

  

高橋さん(左)と大見川さん(右)
ベントス研Xより

  

仔牛との触れ合いをサポート
 

 

  • ニュース専修2025年12月号[PDF] 地域水産利用学研究室の全国鯨フォーラムへの出展が取り上げられています。岡亮佑さん(3年)のコメントも掲載。

 

 

大学案内パンフレット作成中!


理工学部トップページの撮影
微生物資源学研究室での撮影
「食べられる土」の研究


 

 

2025年12月25日木曜日

「石巻かほく」に算数パズルを掲載中 家族で一緒に楽しみながら算数を

9月から、地元紙「石巻かほく」に「家族で挑戦!算数パズル」を掲載しています。本学の算数トライアスロンの取り組みも少し紹介させていただいています。

毎月最終土曜の掲載です。学生の皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。大人でも楽しめると思います。

9月分
「石巻かほく」令和7年9月27日(土)

画像を開いてご覧ください
(掲載許可確認済)
 

 

「算数トライアスロン」を実施中

本学では昨年度より、公益財団法人 日本数学検定協会と協力して「算数トライアスロン」というイベントを定期的に実施しています。

体を動かしながらパズルに挑戦して、算数に親しんでもらうイベントです。

教員を目指す学生がサポート
(生物科学科・人間教育学科)

石巻市教育委員会とも連携

7月には、本学と日本数学検定協会は連携協力協定を締結

連携協力の柱のひとつに、活動の成果を地域社会に還元するというものがあります。その流れもあり、「石巻かほく」で算数トライアスロンの問題を掲載する運びとなりました。

「家族で挑戦!」の名の通り、新聞を読んだ家族がお子さんに「こんな問題あるよ」と一緒に解いてみたりと、算数をとおして家族で楽しんでいただくことが狙い。お正月特集にも掲載される予定です。

10月分
「石巻かほく」令和7年10月25日(土)

大学祭のときに行ったイベントについて
掲載していただきました
 

11月分
「石巻かほく」令和7年11月29日(土)

イラストは算数検定の公式キャラクター
サンスー島に住むチーターの兄弟「チータとチッタ」
顔が1+1になっています
 

 

地域の小学校の協力を得ながらの共同研究

4つの小学校(湊、向陽、稲井、渡波)の協力を得て、共同研究もスタートしています。算数トライアスロンの活動と合わせて、地域の学力向上・教育力向上につながればと考えています。

第2回連絡協議会を本学で実施

2年生の担任の先生4名にお集まりいただき、
現状報告や今後の取り組みについて協議しました

算数トライアスロンをやると知った児童が
「やったー!」と喜びを表してくれていたり、
教科書にないタイプの問題のため
面白がって解いてくれている様子をお聞きしました
 
日本数学検定協会との
懇談の場を設けました
(オンライン研修)

参加教員は奥山、横江、渡辺

 


本学を会場として「数学検定・算数検定」を実施します
授業の復習・学び直しにいかがでしょうか?

日にち  2月14日(土) 9:00~
申込期間 来年1月14日まで
対象   どなたでも(石巻市民・学生など)

普段の授業の復習や生涯学習・学び直しなど、自身の目的に応じた階級からチャレンジできます。小学1年程度の11級から、高校3年程度の準1級まで受験可能です。

もちろん本学の学生も受験可能です。準1級はキャリア支援奨学生の対象となっています。
おかげさまで「満席」となりました!

駐車場が利用可能・保護者控室も用意



【リンク】 

 

 【関連ブログ記事】 

#地域×大学 #自然科学コース

      

 

2025年12月16日火曜日

シカが生態系に与える影響を体感しよう(3年生・動物学実習) 

11月1日(土)に、3年生の動物学実習の一部として、フィールドワークを行いました。参加者は8名でした。

    

この日の目的は「シカの採食圧が森林生態系に与える影響を評価すること」です。

シカの影響をあまり受けていない大学演習林と、シカが高密度で生息する牡鹿半島の森林をそれぞれ歩き、植物の生育状況について実感してもらうことを目的としています。



大学演習林(大学から徒歩5分)


ガイダンスの後、大学から歩いて演習林へ
「さあ、出発!」

大学演習林はシカの生息密度が低いため、アオキなどの常緑広葉樹が比較的多く残っています。下層植生もそこそこ残っています。

動物生態学研究室の学生がここで調査するときは、ナタを携帯し、時々ヤブを払って進みます。


アオキ (Aucuba japonica)
緑の葉と真っ赤な果実のコントラストが特徴
シカが好んで採食します

うげ、クモの巣だ

「藤原先生、これは何の虫ですか?」

朽ち木に生息するキマワリの幼虫です


3年生の鳥畑君が、この森林でスタートさせたばかりの
自分の研究について紹介しました

4年生の岩渕君が、卒業研究で調査している、
演習林のシカについて解説します
「同じ石巻のシカでも、生息地の植生によって
食物構成は大きく変わるんです」


早朝まで雨だったこともあり、時々足を滑らせながらの山歩きでしたが、受講生は普段とは違う体験に楽しそうでした。


演習林の散策は終了
「おーい、みんないるかー?」


大学から徒歩5分に調査地があるというのは、
石巻専修大の大きな強みです




牡鹿半島・清崎憩いの森

バスに乗って1時間、こちらは牡鹿半島先端部に位置する、清崎憩いの森です。

ミツバアケビ (Akebia trifoliata

サルナシ (Actinidia arguta)
どちらも、森の動物たちの大好物です


サンショウ (Zanthoxylum piperitum)
樹皮にするどいトゲが映えているのがシカが好まず
林内に高密度で生育しています

シカが高密度で生息する半島部には、
このようなトゲ植物や
毒のある植物が数を増やします。



クマノミズキ (Cornus macrophylla)
果実の多くは鳥に食べられたあとでした


途中で休憩しました。

大学構内で夏に採取されたハチミツを、みんなで試食しました。夏の花々の濃厚な味わいが口に広がります。今回はチーズクラッカーをハチミツのお供にしました。



清崎にはこのように散策路が整備されており、散策にはもってこいの場所です。森林もあり、池もあり、海岸もあります。 

体に突起物のあるウシカメムシを見つけました


鳥畑君と藤原先生が川で何やらゴソゴソやっていると思ったら、

狙いを定めて…




網でそっとすくってみると、なんとずっしりと重い巨大なモクズガニです(でかっ!)。さすが生粋のフィールドワーカーですね。

それにしても立派なハサミです。モクズガニはハサミにびっしりと「藻屑(もくず)」のような柔らかい毛が生えているのが特徴です。

注意:海岸での生物採集は、地元の漁協に事前に許可を得て行い、観察後は元の場所に放しました。無断採集は禁じられていますので、ご注意ください。


おや、学生たちと藤原先生が朽ち木を崩し始めました


なんと、コガネムシ(甲虫)の仲間の幼虫が10匹以上でてきました! 

たった1本の朽ち木に、こんなにたくさんの幼虫がいるとは驚きです。よほど住み心地がよいのでしょうか? 

幼虫を何匹か持って帰った横山君(藤原研)は、自宅で飼育体制を整えて来年の羽化に挑戦することにしたそうです。どんな姿の成虫が羽化してくるか、楽しみですね。



帰りの道すがら、サルナシの果実を試食しました。サルナシは、野生のキウイフルーツです。甘酸っぱくておいしい。みなさん、テンの食べる分も残しておいてくださいね。




学生の感想(一部抜粋)

  • シカが増えすぎるとそのエリアから植物が消失してしまうほどの影響があることを学んだ。シカの影響が異なる場所を回ったことで、動物と植物双方に興味を持つことができた。
  • 講義で学んだシカの採食圧を実際の環境で観察することができ、理解が深まった。
  • シカが植生に与える影響を実感できた。
  • 清崎では、シカのフンがたくさん落ちていたので驚いた。 
  • 昼休憩の時間に出されたハチミツはとてもおいしかった。セイヨウミツバチと二ホンミツバチで味や香りに違いがあることも分かった。 
  • 舗装されていない演習林を歩くことで、自然を観察できてとても貴重な経験だった。



【関連ブログ記事】

#実験・実習 #動物・植物コース #学生の声