大学周辺の用水路にカブトエビがいました。
今年の6月中旬頃、学生が野鳥観察のため大学近くの水田を訪れた際に、用水路で見つけたとのこと。
現在、日本では4種類が確認されており、今回見つけた種類はヨーロッパカブトエビ(Triops cancriformis)。宮城県ではすでに発見事例がある種でした。
分類するには、赤丸の所を見ます (第二小顎の有無) |
(尾棘の付け根の棘) |
カブトエビには田んぼを除草する働きがあると言われており、別名「草取り虫」とも。
生きた化石としても有名で、約2億年前の地層から現在と同じような体型の化石が見つかっています。
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