2024年11月28日木曜日

東北野生動物管理研究交流会で学生4名が発表してきました!


2024年11月9日、山形市で『第7回 東北野生動物管理研究交流会』が開催されました。

東北地方では、シカによる農林業被害やクマによる人身被害が深刻です。研究者や行政関係者が一同に会して話し合うことで、お互いの連携を深めることがこの集まりの目的です。

動物生態学研究室でも石巻圏の野生動物問題を調査している関係で、ラボメンバーのうち4名が卒業研究の内容をポスターで発表しました。横川・武田・伊藤の3名は、今回が学会デビューとなりました。

コアタイムには多くの方が聞きに来てくれたようで、一生懸命発表していました。それぞれのメンバーに、研究会に参加した感想を聞きました。

 

横川元(タヌキの死体の分解過程について)

自分の研究に対して想像よりも多くの人に関心を持ってもらい、今後の卒業論文作成にとても役立った時間でした。

また、見学に来た方々からいただいたご意見から新たな課題が見つかったので、これらのことも踏まえて自分の研究を完成させていきたいです。 

 


武田悠佑(シカと車の衝突事故について)

今回のポスター発表では、自分の想像していたよりもたくさんの方が聞きに集まったのですごく嬉しかったです。

また、発表していく中で課題も見つかったので、今後の研究室発表の時にはもっと分かりやすくスムーズな発表をしたいと思いました。 

 


高橋尭大(タヌキの歯の形態について)

始まる前はポスターを見に来てくれる人がいるか不安でしたが、コアタイムが始まると人が来てくれて、多くの質問をしていただくことができました。

いただいた質問を卒研発表会のスライドや卒論に生かしたいと思います。 

 


伊藤孝亮(タヌキの食性について)

今回初めて研究交流会のポスター発表に参加しました。多くの方が私の卒業研究について興味を持って聞いてくださったのと同時に、研究に関する話や様々なコメントやアドバイスを頂くことができた良い機会でした。

今後は頂いたコメントやアドバイスを参考に卒業研究に取り組んでいきたいと思います。 

 


こちらは、動物生態学研究室のゼミ風景です。後期になり、4年生の中間発表が始まっています(今回の4人が発表してきたのは、おおむね中間報告の内容です)。

中途半端な内容だと先生からダメ出しを食らうので、みな真剣です。卒研発表会まであと3か月、ベストを尽くしましょう。

 

学会発表するには、研究の意義づけを明確にし、集めたデータを整理・解析し、考察をしなければなりません。

この作業を通じて、自分の研究の意味と重要性がクリアになります。いろいろな人に説明することで、プレゼンスキルも磨かれます。



みんなが「面白いね」「いい仕事だね」と言ってくれたら、嬉しさでこれまでの苦労も吹き飛びます。

学部生だからと言って遠慮することはありません。さあ皆さん、どんどん学会で発表しましょう!

 

 

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