2026年6月8日月曜日

生物の可能性を、社会へ。2027年4月「生物資源コース」誕生!

 

 

深海魚が未来の資源になる。

ミツバチが地域環境を支える。

生物の可能性を、人と社会のために。 

 

2027年4月、生物科学科に新たに「生物資源コース」が誕生します。学科定員は現在の91名から130名に増員。5コース体制となります。 

  • 海洋生物・環境コース
  • 動物・植物コース
  • 微生物・生命分子コース
  • 生物資源コース
  • 自然科学コース 

 

 

生物資源コースはどんなコース? 

生物資源とは、海洋生物や昆虫、植物、微生物など、人の暮らしに活かすことのできる生物由来の資源のこと。

生物資源コースでは、未利用魚・ミツバチ・水産業などを題材に、生物の可能性を社会に活かす方法について学びます。さらに、生物生産システムの効率化やスマート化をとおして、地域産業の創出と持続的な成長に挑戦します。

将来は、食品関連分野の加工・流通・開発・販売や、資源管理を担う公的機関など、多様な進路をめざします。 

 

 

今回は、生物資源コースでの「学びの特徴」が分かる3つの研究室を紹介します。

 

研究室 Pick up 1

昆虫行動学研究室(藤原 愛弓 講師)

 

ミツバチがつなぐ人と自然

身近な昆虫の恵みから地域環境を考える

ミツバチは、野生動物や作物の実りを支える花粉媒介者であり、ハチミツやミツロウなどの恵みをもたらし、私たちの暮らしにとっても欠かせない昆虫です。

撮影:遠藤柚樹さん(生物科学科2年)

昆虫行動学研究室では、大学構内でニホンミツバチとセイヨウミツバチを飼育し、その行動や生態を詳しく調べるとともに、蜂の生産物の特性と利用について五感を使って体験的に学びます。

養蜂を支える地域の自然環境や身近な昆虫たちにも目を向けながら、持続可能な養蜂や地域の自然資源を活かす方法について総合的に考えていきます。

 

主な科目:昆虫学、多様性生物学 


 

研究室 Pick up 2

地域水産利用学研究室(鈴木 英勝 教授) 

 

未利用魚や深海魚などの市場価値が低い生物を

人々の生活に役立つ「資源」へ

漁獲される魚には、市場価値が付かず廃棄されてしまうことが多くあります。地域水産利用学研究室では、それらの未利用魚や深海魚の生物特性を調査し、生物資源として応用する研究を行っています。

食品としての利用だけではなく、健康のためのサプリメントや自然界で分解される環境にやさしいプラスチックシート、そして建築用のブロック資材などへの応用方法も探っています。

今後も市場価値が低い生物たちに焦点を当て、人々の生活に役立つ「資源」としての活用を考えていきます。

 

主な科目: 海洋生物利用学、水族寄生生物学

 

【リンク:探究百科GATEWAY】




研究室 Pick up 3

漁業生産システム学研究室(渡邊 一仁 准教授) 

 

「サステナブルな漁業」をデザインする 

水産都市・石巻を舞台に、国内外の生産技術の変遷から、資源管理、流通・加工まで、漁業・養殖業の生産システムを体系的に学びます。

 

さらに、SDGsや気候変動、スマート水産業など、現代の水産業が直面する課題を探究します。伝統的な知見と先端技術の融合を通じて、持続可能な資源循環社会の実現をめざします。

主な科目:ライフサイクルアセスメント概論、漁業生産システム学

 

【リンク:探究百科GATEWAY】


 
 
 

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(デジタルパンフレット)

 

 

【リンク】

 


2026年6月3日水曜日

【3年次・潜水調査実習】初めてのスキューバ器材装着!海へ潜る準備がスタート

3年次の潜水調査実習の様子をレポートします。実習は「座学→プール実習→海洋実習」という流れで行われます。今回は、フィールドに出る前の座学のレポートです。

 

5月8日(金)はスキューバ潜水器材の扱い方について学びました。潜水器材の名称や役割を確認し、実際に器材を装着するところまで行いました。

学生たちは、海に潜ることへの期待を膨らませていた様子でした。

 

 

潜水器材の名称と役割を学ぶ 

担当教員は玉置仁教授
(沿岸環境生態工学)

潜水による自然環境調査を行っています


 授業では、器材の役割をひとつひとつ説明

  • ボンベ(タンク)
  • レギュレータ(圧力調整器)
  • マスク
  • 潜水服
  • ウェイト
  • フィン(足ヒレ)
  • 水深計、水中時計
  • 残圧計
  • BC(浮力調整具) 

 

実習の目標は、次の3つ。

  • 潜水器材を正しく使えること
  • 安全に潜水を行えること
  • 海洋生物と環境を体験することで、海洋系の授業で学習した知識を有機的に結び付けられるようにすること 

海洋生物に対する理解を深めるには、実際にフィールドに出て、生きた状態の生物と周りの環境を五感を使って感じることが重要です。

潜水は危険が伴うため、
みんな真剣に聞き入っていました

ほとんどの学生が「潜水士」の資格を取得予定
 

 

実際に器材を装着してみる

大学院生の佐藤慎平さんがお手本に

実際に体験してみました

みんなで一緒に確認しながら

装着完了!

 

学生からは「思っていたよりウェイトとタンクが重くて大変でした」「水族館の飼育員を目指しているので、潜水士の免許を取りたいです!」といった声が聞かれました。

 

実際のフィールド実習が楽しみですね!

 

 

2026年度以降入学者の「潜水実習」について

今年の新入生のカリキュラムに「潜水調査実習」という科目は入っていませんが、潜水実習は3年次の海洋系の実習の中で実施される予定です。

安全に行うためにも人数制限があります。希望者多数の場合は、2年次までの成績によって選抜されます。

 

 

【関連ブログ記事】 

#実験・実習 #学生の声

#海洋生物・環境コース #沿岸環境生態工学研究室

 

昨年度の海洋実習の様子↓